最終更新日:2017/03/16
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 水2
開講学部・学科等 アジア
科目コード 830003700 科目ナンバー
授業名 読書と豊かな人間性
英文授業名 Readers Advisory Service in School Library
担当教員 桑田 てるみ

授業形態 講義、演習
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 学校図書館司書教諭資格取得科目、読書指導、読書案内

授業の概要・ねらい 児童や青少年の「読書離れ」が問題となっているなかで、学校図書館がどのようにして本と児童生徒を結びつけることができるのかについて学ぶ。発達段階に応じた適切な読書相談や本の紹介のための方法を学び、生徒が「読書の楽しみ」を実感できる図書館活動のあり方を考える。
実際に多くの児童書等を読み、他人に紹介することによって、司書教諭として必要な最低限の「読書に関する知識」を身に付けることを目指す。具体的には、児童生徒向けの本10冊以上の読破、さらに本と児童生徒を結びつけるための「お知らせ」の作成や「ブックトーク」の実演などを行う。
到達目標 読書の意義を理解するために受講者自身が読書に親しめるようになる。
他者に読書の面白さや良さを伝えることができる技術を身につける。
読書指導や読書案内ができるようになる。
教科書と準備するもの 『鍛えよう!読むチカラ』(明治書院)
参考書 『読書と豊かな人間性』(樹村房)
その他授業中に指示する
評価の基準 学校図書館における読書指導・読書案内の意義が理解できている。
読書指導・読書案内の具体的な方法を理解している。
読書指導・読書案内の具体的な方法が実践できる。
具体的評価方法 授業参加度(20%)・読書記録・課題発表・お知らせ作成(40%)・試験(40%)を総合的に評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケートの意見を踏まえ、より理解が深まる授業を行う。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
・オリエンテーション
この授業の進め方、教科書、参考書、課題、スケジュールなどを説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業の進め方、教科書、参考書、課題、スケジュールなどを確認すること。
授業実施特記
第2回 内容
・読書とは何か
授業時間外における学修(予習・復習等) 自分自身の読書について振り返っておくこと。
授業実施特記
第3回 内容
・読書の実態と背景
授業時間外における学修(予習・復習等) 中高生の読書の実態から見える問題点などを考えること。
授業実施特記
第4回 内容
・自由読書と読解力
授業時間外における学修(予習・復習等) 自由読書とは何か、調べておくこと。
授業実施特記
第5回 内容
・読解と読書の面白さ
授業時間外における学修(予習・復習等) 読書の面白さは何に起因するのか考えておくこと。
授業実施特記
第6回 内容
・発達段階と読書
授業時間外における学修(予習・復習等) 自分自身の発達と読書内容との対比を行うこと。
授業実施特記
第7回 内容
・学校図書館における読書資料(1) 種類
授業時間外における学修(予習・復習等) 学校図書館にはどんな読書用の資料があるのかを考えてみること。書店に出かけて現在どのような本が店頭に並んでいるのか、何がベストセラーかなどを下調べしておくこと。
授業実施特記
第8回 内容
・学校図書館における読書資料(2) 選書1
授業時間外における学修(予習・復習等) どのように図書を選択したらいいのか考えてみること。児童対象の図書館に出かけて、現在どのような本が図書館で所蔵されているかを下調べしておくこと。
授業実施特記
第9回 内容
・学校図書館における読書資料(3) 選書2
授業時間外における学修(予習・復習等) 学校図書館における選書と他の図書館における選書の違いや問題点を考えてみること。書店や児童図書館との対比を考えること。
授業実施特記
第10回 内容
・読書案内と読書指導
授業時間外における学修(予習・復習等) 読書案内と読書指導は違うのか、語の定義を調べてみること。
授業実施特記
第11回 内容
・読書案内・指導の実際(1) ブックトーク・読み聞かせ・ストーリーテリング
授業時間外における学修(予習・復習等) 実際にブックトークなどを実演してもらうので、準備をすること。
授業実施特記
第12回 内容
・読書案内・指導の実際(2) アニマシオン・お知らせ・展示
授業時間外における学修(予習・復習等) 実際にお知らせなどを作成してもらうので、準備をすること。
授業実施特記
第13回 内容
・読書案内・指導の実際(3) ブックリスト・パスファインダー、その他
授業時間外における学修(予習・復習等) 実際にパスファインダーなどを作成するので、準備をすること。
授業実施特記
第14回 内容
・他機関との協力・連携 / ボランティア活動
授業時間外における学修(予習・復習等) 学校図書館以外の読書活動に関して幅広く学ぶこと。
授業実施特記
第15回 内容
・学習のまとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) 学校図書館と読書との関係の再構築を試みてみること。
授業実施特記