最終更新日:2017/04/19
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 火1
開講学部・学科等 アジア
科目コード 830003500 科目ナンバー
授業名 学校図書館メディアの構成
英文授業名 School Libraries and Media
担当教員 桑田 てるみ

授業形態 講義、演習
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 学校図書館司書教諭資格取得科目、メディアの構成、目録、分類

授業の概要・ねらい 学校図書館が児童生徒や教職員の多様な要求に応えるためには、図書資料だけではなく視聴覚資料やコンピュータを媒体とした各種メディアを備えることが必要となる。学校図書館の各種メディアの特性とその活用方法について学習しながら、司書教諭としての基本的な考え方の構築を図る。さらに、学校図書館にすぐれた資料構築を行うための、選択・収集・分類・目録・評価・廃棄等についての実務能力の育成を目指す。
到達目標 NDCによる分類作業やNCRによる目録作業ができるようになる。また、メディアの構成や資料組織化の意義が理解できる。
教科書と準備するもの プリントを配布する
参考書 『学校図書館メディアの構成』(樹村房)
『改訂資料組織概説』(樹村房)
『学校図書館・司書教諭講習資料』(全国SLA)
評価の基準 NDCを理解して分類ができる。NCRを理解して目録が作成できる。
メディアの構成、資料の組織化の意義について理解している。
授業内でわからないことなどは積極的に発言している。
具体的評価方法 授業参加度(25%)・課題(15%)・試験(60%)を総合的に評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケートの意見を踏まえ、より理解が深まる授業を行う。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
・オリエンテーション
この授業の進め方、教科書、参考書、課題、スケジュールなどを説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業の進め方、教科書、参考書、課題、スケジュールなどを確認すること。
授業実施特記
第2回 内容
・学校図書館メディアの意義と位置付け
授業時間外における学修(予習・復習等) 自分が体験した学校図書館と理想とされる学校図書館とを対比させて考えること。
授業実施特記
第3回 内容
・メディアの種類と特性(1)(印刷媒体)
授業時間外における学修(予習・復習等) 学校図書館には多くのメディアが存在していることを実物に触れることによって理解すること。大学図書館の利用をすすめる。
授業実施特記
第4回 内容
・メディアの種類と特性(2)(電子媒体)
授業時間外における学修(予習・復習等) 学校図書館には多くのメディアが存在していることを実物に触れることによって理解すること。大学図書館の利用をすすめる。
授業実施特記
第5回 内容
・メディアの選択と蔵書構築(1)(収集方針と選書)
授業時間外における学修(予習・復習等) 学校図書館に必要な資料とは何かを把握できるように、参考書などを読んでおくこと。
授業実施特記
第6回 内容
・メディアの選択と蔵書構築(2)(整理業務・評価と廃棄)
授業時間外における学修(予習・復習等) 学校図書館での資料の評価について、自分の意見が持てるように考えてみること。
授業実施特記
第7回 内容
・メディアの組織化(1)(組織化とは何か)
授業時間外における学修(予習・復習等) 組織化とは何かという概念を把握できるよう、参考書などを読んでおくこと。
授業実施特記
第8回 内容
・メディアの組織化(2)(分類法と基礎演習1)
授業時間外における学修(予習・復習等) 日本十進分類法(NDC)を用いた基礎実習(第一次区分、第二次区分、第三次区分の理解)を行う。
授業実施特記
第9回 内容
・メディアの組織化(3)(分類法と応用演習2)
授業時間外における学修(予習・復習等) 日本十進分類法(NDC)を用いた応用実習(地理区分、形式区分の理解)を行う。
授業実施特記
第10回 内容
・メディアの組織化(4)(件名法と演習)
授業時間外における学修(予習・復習等) 件名の意義を把握するために、実習を行う。
授業実施特記
第11回 内容
・メディアの組織化(5)(目録法と演習)
授業時間外における学修(予習・復習等) 日本目録規則(NCR)に則った目録実習を行う。
授業実施特記
第12回 内容
・メディアの組織化(6)(コンピュータ目録1)
授業時間外における学修(予習・復習等) OPACの作成手順、書誌情報などの概要を知る。
実際のOPACでの検索を体験しておくこと。
授業実施特記
第13回 内容
・メディアの組織化(7)(コンピュータ目録2)
授業時間外における学修(予習・復習等) OPACや書誌情報が実際の図書館活動の中でどのように活用されているかを理解する。実際のOPACでの検索を体験しておくこと。
授業実施特記
第14回 内容
・メディアの配置と利用
授業時間外における学修(予習・復習等) 書架配置やサインなどの実務から学ぶ。
図書館のサインをよく見ておくこと。
授業実施特記
第15回 内容
・学習のまとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) 組織化とは何か、なぜ必要なのかという問いに答えられるようにしておくこと。
授業実施特記