最終更新日:2017/01/30
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)通年 開講時限 月4
開講学部・学科等
科目コード 820063100 科目ナンバー
授業名 倫理学概論
英文授業名 Introduction to Ethics
担当教員 杉本 隆久

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目 教科に関する科目
テーマ・キーワード 正義、善、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、功利主義、リバタリアニズム、社会契約説、カント、リベラリズム、コミュニタリアニズム

授業の概要・ねらい 価値観が多様化したといわれる現代において私たちが社会で様々な問題に直面したとき、歴史のなかで伝承されてきた先人たちの知恵から学ぶところは極めて多いといえる。本講義では、古代ギリシアから現代に至るまでの主要な倫理学説を理解するために、「正義」という観点からそれら諸学説について講義する。
到達目標 古代から現代までの倫理学説に関する知識を習得し、それらについて説明することができる。
古代から現代までの倫理学説について、自分自身の考えを表現することができる。
教科書と準備するもの 『これからの「正義」の話をしよう』、マイケル・サンデル、ハヤカワ・ノンフィクション文庫、945円。

参考書 参考書については、講義内でその都度指示する。
評価の基準 講義で取り上げた倫理学的な諸問題について説明することができる。
またそれらの問題について自分自身の考えを述べることができる。
具体的評価方法 評価の基準に示したそれぞれの項目の達成度を総合的に判断する。成績評価は試験を2回、小論述を2回以上実施し、定期試験60%、小論文20%、平常点20%で評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
学生の理解度を向上させるような授業を行いたい。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ガイダンス~倫理学とは何か?
授業全体のアウトラインについての説明と現代の倫理学についての概説を行う。
第16回 内容
カントの自由論と道徳論(2):義務の動機
カントの道徳論について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。 授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。
授業実施特記 授業実施特記
第2回 内容
正義とは何か?:正義の概念についての概説
古代から現代までの正義論について概説する。
第17回 内容
カントの自由論と道徳論(3):嘘の問題
カントの道徳論を踏まえた上で「嘘をつくこと」の是非について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。 授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。
授業実施特記 授業実施特記
第3回 内容
古代ギリシアの倫理(1):ソクラテスの正義論
ソクラテスの正義論について講義する。
第18回 内容
カントの自由論と道徳論(4):正義の問題
カントの道徳論における正義の問題について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。 授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。
授業実施特記 授業実施特記
第4回 内容
古代ギリシアの倫理(2):プラトンの正義論
プラトンの正義論について講義する。
第19回 内容
リベラリズム(1):ロールズの正義論1~無知のヴェール
ロールズの仮説的同意について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。 授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。
授業実施特記 授業実施特記
第5回 内容
正義への3 つのアプローチ:「幸福の最大化」、「自由の尊重」、「美徳の涵養」
現代の倫理学における正義への3つのアプローチについて講義する。
第20回 内容
リベラリズム(2):ロールズの正義論2~道徳的恣意性
ロールズの道徳的恣意性を巡る議論について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。 授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。
授業実施特記 授業実施特記
第6回 内容
功利主義(1):ベンサム
ベンサムの功利主義について講義する。
第21回 内容
リベラリズム(3):アファーマティブ・アクション
アファーマティブ・アクションについて講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。 授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。
授業実施特記 授業実施特記
第7回 内容
功利主義(2):ミル
ミルの功利主義とその限界について講義する。
第22回 内容
古代ギリシアの倫理(3):アリストテレスの正義論1~正義と目的
アリストテレスにおける分配的正義の問題について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。 授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。
授業実施特記 授業実施特記
第8回 内容
功利主義(3):まとめ
功利主義の意義と現代における功利主義について講義する。
第23回 内容
古代ギリシアの倫理(4):アリストテレスの正義論2~政治の目的
アリストテレスにおける政治の目的について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。 授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。
授業実施特記 授業実施特記
第9回 内容
リバタリアニズム(1):最小国家
最少国家という点から、リバタリアニズムの学説について講義する。
第24回 内容
古代ギリシアの倫理(5):まとめ
古代正義論の現代的な意義について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。 授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。
授業実施特記 授業実施特記
第10回 内容
リバタリアニズム(2):市場と道徳
市場と道徳という点から、リバタリアニズムの学説について講義する。
第25回 内容
コミュニタリアニズム(1):謝罪と補償
リベラリズムの立場とコミュニタリアニズムの双方の立場から「先祖が犯した罪を償うべきかどうか」について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。 授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。
授業実施特記 授業実施特記
第11回 内容
リバタリアニズム(3):まとめ
現代社会におけるリバタリアニズムとその意義について講義する。
第26回 内容
コミュニタリアニズム(2):物語る存在
アラスデア・マッキンタイアの「物語る存在」について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。 授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。
授業実施特記 授業実施特記
第12回 内容
社会契約説(1):ホッブズ
ホッブズの学説について講義する。
第27回 内容
コミュニタリアニズム(3):連帯の責務
コミュニタリアニズムの連帯の責務について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。 授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。
授業実施特記 授業実施特記
第13回 内容
社会契約説(2):ロック
ロックの学説について講義する。
第28回 内容
コミュニタリアニズム(4):正義と共通善
コミュニタリアニズムにおける正義と共通善について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。 授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。
授業実施特記 授業実施特記
第14回 内容
社会契約説(3):ルソー
ルソーの学説について講義する。
第29回 内容
コミュニタリアニズム(5):共通善に基づく政治
コミュニタリアニズムにおける共通善に基づく政治について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。 授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。
授業実施特記 授業実施特記
第15回 内容
カントの自由論と道徳論(1):自由とは何か
カントの自由論について講義する。。
第30回 内容
現代の正義論の問題
これまでの講義を踏まえた上で、現代正義論の諸問題について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。 授業時間外における学修(予習・復習等) 授業終了時に次回の授業テーマとテキストの該当ページを指示するので、テキストの該当ページを読んだ上で毎回の授業に参加すること。また、テキストを読んで分からなかった部分についてはノートに抜き書きするなどして、問題意識を持った上で授業に臨むこと。受講後は、不明点を理解できたかどうか復習すること。
授業実施特記 授業実施特記