最終更新日:2017/03/03
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)通年 開講時限 火2
開講学部・学科等 政経・経営
科目コード 820035100 科目ナンバー
授業名 哲学概論
英文授業名 Introduction to Philosophy
担当教員 野津 悌

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目 教科に関する科目
テーマ・キーワード 哲学 倫理学

授業の概要・ねらい 【授業内容】
春期は古代から中世までの西洋哲学史を概観し、秋期は近世から現代までの西洋哲学史を概観する。
【到達目標】
西洋哲学についての基本的な知識を獲得するのみならず、そこに潜む問題点を主体的に見出し、それを自分自身の言葉で表現することができるようになることを狙いとする。
【受講上の注意】
講義内容の理解を深めるためグループワークを活用する。従って受講者には、積極性と協調性、さらに毎回必ず出席する勤勉さを要求する。この点をよく了解した上で受講すること。
到達目標 西洋哲学史の基本的な流れを理解しそれを自分の言葉で表現できるようになる。また、西洋哲学史のうちに現れる個々の思想のうちに潜む問題点を主体的に見出しそれを自分の言葉で表現することができるようになる。
教科書と準備するもの 特に指定しいない。必要に応じてプリントを配布する。
参考書 次の2冊が授業内容をより深く理解するために役に立つ。
①『哲学ってどんなこと?』トーマス・ネーゲル著(昭和堂)1993(第2回〜4回に関係)
②『西洋哲学史』岩崎武雄著(有斐閣)1975再訂版 (第5回〜15回に関係)
評価の基準 西洋哲学史の基本的な流れを理解しそれを自分の言葉で表現できるようになっているか、また、西洋哲学史のうちに現れる個々の思想のうちに潜む問題点を主体的に見出しそれを自分の言葉で表現することができるようになっているか。
具体的評価方法 上の「評価基準」を満たしているかどうかを次の①②を通して評価する。①リアクションペーパー(50 %):毎回授業の最後に書いてもらう。その際の評価のポイントは、授業を通じて西洋哲学についての基本的な知識を得ることができたかどうか、またそこに潜む問題を自分自身の言葉で適切に表現することができているかどうか、の2点である。
②定期試験(50%):春期と秋期の期末に実施する。その際の評価のポイントは上の場合と同じ。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
前期評価アンケートを通じて、グループワークが学生を鼓舞し、講義内容のよりよい理解のために有効であることが明らかとなった。それゆえにこの方法を今年度も継続する。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
春期講義のガイダンス 第16回 内容
春期の授業内容の振り返り。秋期授業のためのガイダンス。
授業時間外における学修(予習・復習等) この授業のシラバスを読んでおくこと。 授業時間外における学修(予習・復習等) 春期の授業内容について質問があればメモしてくること。
授業実施特記 授業実施特記
第2回 内容
哲学の大問題(1):外的世界はあるのか? 
哲学の大問題(2):他人の心というものがあるのか?
第17回 内容
デカルト
授業時間外における学修(予習・復習等) トーマス・ネーゲル著『哲学ってどんなこと?』2章と3章を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.138-146 を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。
授業実施特記 授業実施特記
第3回 内容
哲学の大問題(3):心身問題 
哲学の大問題(4):自由意志
第18回 内容
スピノザとライプニッツ
授業時間外における学修(予習・復習等) トーマス・ネーゲル著『哲学ってどんなこと?』4章と6章を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.151-161 を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。
授業実施特記 授業実施特記
第4回 内容
哲学の大問題(5):なぜ不正行為をしてはならないのか?
哲学の大問題(6):死とは何か?
第19回 内容
ロック
授業時間外における学修(予習・復習等) トーマス・ネーゲル著『哲学ってどんなこと?』7章と9章を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.169-176 を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。
授業実施特記 授業実施特記
第5回 内容
哲学の大問題(7):人生の意味
第2回から第4回までの講義の振り返り
第20回 内容
バークリとヒューム
授業時間外における学修(予習・復習等) トーマス・ネーゲル著『哲学ってどんなこと?』10章を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.176-183 を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。
授業実施特記 授業実施特記
第6回 内容
哲学のはじまり 第21回 内容
カントの理論哲学
授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.10-12を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.187-209 を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。
授業実施特記 授業実施特記
第7回 内容
初期自然哲学 第22回 内容
カントの実践哲学
授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.9-29 を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.209-214 を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。
授業実施特記 授業実施特記
第8回 内容
ソフィストたち  第23回 内容
フィヒテとシェリング
授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.31-34 を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.219-230 を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。
授業実施特記 授業実施特記
第9回 内容
ソクラテス 第24回 内容
ヘーゲル
授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.34-39 を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.232-244 を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。
授業実施特記 授業実施特記
第10回 内容
プラトン
第25回 内容
ヘーゲル左派
授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.42-54 を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.255-258, p.261-265 を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。
授業実施特記 授業実施特記
第11回 内容
アリストテレス 第26回 内容
実存主義
授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.54-66を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.286-288 を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。
授業実施特記 授業実施特記
第12回 内容
ヘレニズム・ローマの哲学、キリスト教の成立 第27回 内容
生の哲学
授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.67-92 を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.246-252, p.283-286 を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。
授業実施特記 授業実施特記
第13回 内容

教父哲学とスコラ哲学
第28回 内容
現象学
授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.93-120 を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.281-283 を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。
授業実施特記 授業実施特記
第14回 内容
ルネサンス期の哲学 第29回 内容
プラグマティズム
授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.121-137を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 岩崎武雄著『西洋哲学史』p.270-271 を読んでおくとよい(ただし義務とはしない)。
授業実施特記 授業実施特記
第15回 内容
春期全体のまとめ。 第30回 内容
秋期全体のまとめ。
授業時間外における学修(予習・復習等) 試験対策を十分に行うこと。 授業時間外における学修(予習・復習等) 試験対策を十分に行うこと。
授業実施特記 授業実施特記