最終更新日:2017/03/09
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 集中 開講時限 集中
開講学部・学科等 体育
科目コード 810027400 科目ナンバー
授業名 教職実践演習(小・中・高)
英文授業名 Practice Teaching Seminar
担当教員 北 俊夫

授業形態 講義、演習、アクティブ・ラーニング
e-learning利用 その他:
担当形態 複数
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
特になし
後続関連授業 特になし
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 教職基礎  授業実践  生徒指導  教師の資質能力  保護者対応

授業の概要・ねらい 教職基礎、授業実践、生徒指導、保護者対応などの観点から、習得した教職課程の科目内容、教育課題及び教育実習等を振り返り、教師に求められる教職に関する基礎的な知識及び技能、資質能力について確認する。

テーマにもとづいて、グループでの協議を積極的に行い、自らの考えを深めるとともに、教職に就くことに対して意欲と実践力を高めることができる。
到達目標 次の事項について、基本的な内容を理解することができる。
・教師像、教師の専門性、新しい教育の動向など教職に関する事項
・教材研究の方法、学習指導案の作成、学習評価の考え方と方法など授業実践に関する事項
・学級経営、子供理解、危機管理、保護者への対応など生徒指導に関する事項
・その他の事項
教科書と準備するもの その都度、紹介する。
参考書 その都度、紹介する。
評価の基準 主に教職の意味や役割、教師に求められる資質能力、学級経営及び危機管理の重要性などの観点から、学校教育について総合的に理解しているかを評価する。
具体的評価方法 日々の小レポート、テスト又はレポートの内容及び授業中の協議状況などをもとに総合的に評価する。
授業態度(40%)、レポート提出状況(20%)、模擬授業の行い方(20%)、授業観察の態度(20%)で点数化し、合算して評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケートの結果を踏まえて、授業の内容や進行方法などを工夫する。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
オリエンテーション
本科目の概要と進め方について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)本授業のシラバスを読んでおき、図書館等で教職に関する関連文献に目を通しておく。
(復習)オリエンテーションの内容について整理してまとめておく。
授業実施特記
第2回 内容
小学校での体育指導及び中学校・高校での保健体育教員の役割と指導内容について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)今まで教科教育法(体育)や保健体育科指導法Ⅰ、Ⅱ等で学んできた小学校での体育指導と中学校・高校での保健体育教員の役割と指導内容についてメモしておく。
(復習)小学校での体育科及び中学校・高校での保健体育科の年間授業時数や教科の目標、内容等について再度確認して整理しておく。
授業実施特記
第3回 内容
体育科(小学校)、保健体育科(中学校・高校)の教育実習を通しての成果と課題についてグループ討議等で話し合うとともに、そのポイントについて説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)小学校及び中学校・高校の教育実習で体験した教育実習での成果と課題についてメモしておく。
(復習)グループ討議や教員の説明を踏まえて、小学校での体育指導と中学校・高校での保健体育教員に求められる事柄を理解し整理しておく。
授業実施特記
第4回 内容
教職についての理解①
教育実習を通して学んだ教員の役割を踏まえながら、どのような力量が求められるかについて、講義並びにグループディスカッションを行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教育実習でどのような業務を担当してきたのか、その経験を踏まえて必要な専門的力量とは何かについてまとめておく。
(復習)教育実習生として経験してきた授業、学級経営、生徒指導等から教員の担う役割とそこで必要とされる専門的力量について整理し、大学時代に取り組むべき課題についてまとめておく。
授業実施特記
第5回 内容
教職についての理解②
教員は授業や学級経営、生徒指導だけでなく、学校組織の一員としてさまざまな仕事をしている点について、学校経営、学校組織論の観点から講義を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教職論の授業や教育実習の経験を踏まえ、学校組織の一員としての教員という観点から教員に求められる役割について整理しておく。
(復習)今後、学校は組織としての対応が求められることを理解するとともに、組織の一員としての教員という観点から求められる資質や力量についてまとめておく。
授業実施特記
第6回 内容
授業観察①-学習指導方法論
授業時間外における学修(予習・復習等) (前時の復習をするとともに次時の予習の指示をする。)
授業実施特記
第7回 内容
授業観察②-授業分析・リフレクション
授業時間外における学修(予習・復習等) (前時の復習をするとともに次時の予習の指示をする。)
授業実施特記
第8回 内容
教師に求められる資質能力(講義)
・日本の子どもの課題は何か
・日本の学校の特徴と課題は何か
・課題を踏まえた教師の資質能力の向上について
*外部講師からの指導を含む。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
・教師に求められる資質能力とは何かを考え、メモしてくる。
(復習)
・講義の内容を踏まえて、教師に求められる資質能力の内容についてまとめておく。
授業実施特記
第9回 内容
授業力向上のための具体的な方策(グループでの協議と発表)
(協議題例)
・授業力をどう高めるか。
・教材研究力をどう高めるか。
・児童の理解力をどう高めるかなど。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
・教師に求められる資質能力の高め方について考え、メモしてくる。
(復習)
・講義の内容を踏まえて、教師に求められる資質能力を向上させる方策についてまとめておく。
授業実施特記
第10回 内容
教師の服務と教育委員会の役割(講義)
・教員の服務に関する法律
・服務違反の具体的事案
・教育委員会の対応
*外部講師からの指導を含む。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
・教師の服務規定について復習し、メモしてくる。
(復習)
・講義の内容を踏まえて、教員の服務についてまとめておく。
授業実施特記
第11回 内容
保護者への対応
・テーマにもとづいて、グループごとに協議する。
・協議した結果を発表する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
・次回のテーマについて、自分の考えをまとめてくる。
(復習)
・保護者対応に対する基本的な考え方と対応策をまとめておく。
授業実施特記
第12回 内容
教育実習から学んだこと①(学習指導)
・学習指導案の作成の意義
・グループごとの協議と発表
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
・次回のテーマについて、自分の考えをまとめてくる。
(復習)
・教育実習から学んだことを学習指導の面からまとめておく。
授業実施特記
第13回 内容
教育実習から学んだこと②(生徒指導、学級経営)
・学級経営案の作成の意義
・グループ協議と発表
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
・次回のテーマについて、自分の考えをまとめてくる。
(復習)
・教育実習から学んだことを生徒指導の面からまとめておく。
授業実施特記
第14回 内容
教職とは何か
・テーマにもとづいて、グループごとに協議する。
・協議した結果を発表する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
・次回のテーマについて、自分の考えをまとめてくる。
(復習)
・授業で学んだことをもとに、教職とは何かについて総合的にまとめておく。
授業実施特記
第15回 内容
課題のレポートを提出するとともに、4年間の教職課程と14回までの本科目を振り返りながら『教職課程履修カルテ』に記入し、内容を整理する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)本科目の全体の内容について振り返り、重要項目について整理する。
(復習)『教職課程履修カルテ』を確認しながら4年間の教職課程と本科目の学習内容について整理を行う。
授業実施特記