最終更新日:2017/01/08
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 集中 開講時限 集中
開講学部・学科等 体育
科目コード 810026100 科目ナンバー
授業名 教職実践演習(養護)
英文授業名 Educational Practice Seminar (School Health Nursing)
担当教員 村木 久美江

授業形態 講義、演習
e-learning利用 その他:
担当形態 複数
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
養護実習Ⅱ(事後指導)
後続関連授業
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 養護教諭、保健室経営、保健教育

授業の概要・ねらい 教職についての基礎的事項について講義をとおして理解するとともに、教科指導や生徒指導、保健室経営等については、模擬授業実践や学校現場における観察実習等による養護教諭としての力量形成を目指す。
学校現場の課題等についての知識を習得し、養護教諭の職務内容と職務の特質について理解を深め、実践的な指導力、管理能力、保健室経営能力を高めることができることと、演習等により確実な実践力を習得させる。
到達目標 養護教諭の職務の特質について理解し、養護教諭としての力量形成が確認できる。
学校現場の課題について理解し、確実な実践力を習得できている。
教科書と準備するもの 養護概説(ぎょうせい)、新学校保健実務必携(第一法規)、小・中・高等学校学習指導要領解説(体育)(保健体育)(保健)
参考書 養護教諭の特質を生かした保健学習・保健指導の基本と実際(財日本学校保健会)
児童生徒等の健康診断マニュアル(財日本学校保健会)
評価の基準 ・学校現場の課題等についての基礎的な知識を習得できている。
・養護教諭の職務内容と職務の特質について理解を深め、実践的な指導力、管理能力、保健室 経営能力を高めていることが確認できる。
・演習等により確実な実践力を習得している。
具体的評価方法 評価基準それぞれについて、授業での発言発表(30%)、レポート(20%)、学修成果が説得的に表現できている(50%)をもって総合評価する。
授業評価アンケート
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受講生へメッセージ
アンケート結果から、各個人の発表時間を工夫します。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
オリエンテーション
本科目の概要と進め方について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)本授業のシラバスを読んでおき、図書館等で教職に関する関連文献に目を通しておく。
(復習)オリエンテーションの内容について整理してまとめておく。
授業実施特記
第2回 内容
学校の教育活動中の事故等の現状を特に体育科・保健体育科の授業やスポーツ活動中の事故に焦点を当てて説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)今までの学校生活で、特に体育科・保健体育科の授業やスポーツ活動中の事故についてメモをしておく。
(復習)体育科・保健体育科の授業やスポーツ活動中の事故及びその対処の仕方等について理解し整理しておく。
授業実施特記
第3回 内容
教育実習中に経験した体育科・保健体育科の授業やスポーツ活動中の事故及びその対応についてグループで話し合うとともに、そのポイントについて説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教育実習中に起きた事故及びその対応について、特に体育科・保健体育科の授業やスポーツ活動中の事例をメモしておく。
(復習)体育科・保健体育科の授業やスポーツ活動中の事故の現状や原因及びその対応等について再度理解するともにポイントを整理しておく。
授業実施特記
第4回 内容
教職についての理解①
教育実習(養護実習)を通して学んだ養護教諭としての役割を踏まえながら、どのような力量が求められるかについて、講義並びにグループディスカッションを行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教育実習(養護実習)でどのような業務を担当してきたんか、その経験を踏まえて必要な専門的力量とは何かについてまとめておく。
(復習)教育実習生として経験してきた保健室経営、教育相談、授業等から、養護教諭として必要とされる洗面的力量について整理し、大学時代に取り組むべき課題についてまとめておく。
授業実施特記
第5回 内容
内容 教職についての理解②
養護教諭は、保健室経営、授業以外に学校組織の一員としての仕事もしている点について、学校経営。、学校組織論の観点から講義を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教職論の授業や教育実習の経験を踏まえ、学校組織の一員としての教員という観点から教員に求められる役割について整理しておく。
(復習)今後、学校は組織としての対応が求められることを理解するとともに、組織の一員としての教員という観点から求められる資質や力量にについてまとめておく。
授業実施特記
第6回 内容
保健管理についての理解①(グループ討議を含む)
授業時間外における学修(予習・復習等) (前時の復習をするとともに次時の予習の指示をする。)
授業実施特記
第7回 内容
保健管理についての理解②(役割演技の演習を含む)
授業時間外における学修(予習・復習等) (前時の復習をするとともに次時の予習の指示をする。)
授業実施特記
第8回 内容
学校保健の現状と課題について、学生相互のディスカッションをさせ、健康課題を理解させる。
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:養護実習から学んだ児童生徒の課題をまとめておく。
復習:解決すべき健康課題のポイントをまとめる。
授業実施特記
第9回 内容
教職について理解を深める。グループディスカッションをとおして、教師の服務や義務・責任などについて認識させる。 
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:討議内容を予め確認しておき、実習校の指導教員から学んだことがらをまとめておく。
復習:討議の結果をまとめておく。
授業実施特記
第10回 内容
養護教諭の職務の特質と保健室経営の重要性を理解させるとともに、保健室経営案の作成をとおして、作必要事項や配慮事項について認識し、効果的な保健室経営案を作成させる。 
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書120〜150ページを予め確認しておき、実習校の指導教員から学んだことが らをまとめておく。
復習:討議の結果をまとめておく。
授業実施特記
第11回 内容
養護教諭が行う健康相談の基本について理解し、児童生徒への心身の観察と対応の在り方について状況を設定したロールプレイングを中心に演習させる。生徒指導や教育相談の実際について理解を深め、心の健康と対応の実際について、カウンセリングと心身医学の観点での演習を行い、児童生徒への指導や支援の実践力を習得させる。 
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書186〜248ページを予め確認しておき、実習校の指導教員から学んだことが らをまとめておく。
復習:演習後の討議の結果をまとめておく。
授業実施特記
第12回 内容
集団を対象とした保健指導の学習指導案をもとに、模擬授業を行うとともに研究協議し、保健指導の実践力を習得させる。
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書205〜215ページを予め確認しておく。
復習:演習後の討議の結果をまとめておく。
授業実施特記
第13回 内容
保健学習の学習指導案をもとに模擬授業を行うとともに研究協議し、保健学習指導の実践力をを習得させる。
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書216〜224ページを予め確認しておく。
復習:演習後の討議の結果をまとめておく。
授業実施特記
第14回 内容
学校保健における組織活動の重要性について理解させ、学校内及び学校外の組織である、児童生徒保健委員会、保護者保健部、教職員保健部、学校三師、地域関係者などとの効果的な連携の進め方について、学校保健委員会や地域学校保健委員会の実際の事例を基にグループディスカッションさせる。
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書120〜150ページを予め確認しておく。
復習:演習後の討議の結果をまとめておく。
授業実施特記
第15回 内容
4年間の教職課程と14回までの本科目を振り返りながら、『教職課程履修カルテ』に記入し、内容を整理する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)本科目の全体の内容について振り返り、重要項目について整理する。
(復習)『教職課程履修カルテ』を確認しながら4年間の教職課程と本科目の学習内容について整理を行う。
授業実施特記