最終更新日:2017/01/31
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 集中 開講時限 集中
開講学部・学科等 理工
科目コード 810026000 科目ナンバー
授業名 教職実践演習(中・高)
英文授業名 Educational Practice Seminar (Junior and senior high school teacher)
担当教員 堀井 雅道

授業形態 演習
e-learning利用 その他:
担当形態 オムニバス
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 教職に求められる指導上の課題の確認と解決に向けて

授業の概要・ねらい 本科目は、基本的に、将来、教員になるうえで、自己にとって何が課題であるのかを自覚し、必要に応じて不足している知識や技能等を補い、その定着を図ることを目的とする。すなわち、作成してきた「教職課程履修カルテ」をもとに、教職にかんする基礎的事項について演習により確認するとともに、教科指導や生活指導、学級経営等については授業実践や学校現場を意識しつつ、教員として必要な力量形成を目指す。また、教育委員会・学校関係者による講義を通じて学校現場の現状や課題等についての知識を獲得していく。それらを通して、「教員として求められる4つの事項(使命感や責任感、教育的愛情等に関する事項、社会性や対人関係能力に関する事項、幼児児童生徒理解や学級経営等に関する事項、教科・保育内容等の指導力に関する事項)」についての理解、学校現場の現状についての理解を深め、教師として求められる実践的な指導上の力量の定着を図る。
※なお以下全項目にかんして、日程も含め、今後調整を要するものもあるので、ガイダンス・掲示等により、開講後も含めて適宜確認すること【重要】。
到達目標 到達目標は、教職課程履修カルテの作成とふりかえりや教育関係者による講義やグループワークを中心とする演習を通じて、教員になるうえで自らに求められる課題を把握、分析できること、その課題に合わせて必要とされる知識や技能を補えることである。
教科書と準備するもの ○学習指導要領
○学習指導要領解説
○生徒指導提要
○教職課程履修要項「教職課程履修カルテ」
参考書 適宜指示する。
評価の基準 教員になるうえで、自己にとっての課題の分析ができているか、不足している知識や技能が補われているかにかんして、「教職課程履修カルテ」と課題レポート、および授業内の取り組みや意欲をもとに、総合的に評価する。
具体的評価方法 教職に必要とされる学校教育の現状と課題(総論・理論)に関する知識・理解(3割程度)と、教職に必要とされる実践的活動の演習における関心や意欲、参加態度(5割程度)、その他、レポートや教職履修カルテの作成(2割程度)等をもとに、総合的に評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ガイダンス・オリエンテーション

本科目のねらいの説明、本科目の授業計画や「教職履修カルテ」について
授業時間外における学修(予習・復習等) 教職履修カルテの1~3年次までの記録(成果や課題)を読み直すとともに、4年次における現時点までの成果や課題を確認し記述する。
授業実施特記
第2回 内容
教育委員会・学校関係者による講義・演習(1)児童生徒理解の実状と課題

世田谷区内の教育委員会・学校関係者を講師として招き、学校現場における児童生徒理解や学習・生徒指導、学級経営、保護者対応等の実情や課題を講義していただき、それをもとに討議やグループワークを通じて理解を深める。
授業時間外における学修(予習・復習等) 【予習】教育委員会・学校関係者の講師に質問したい事項等を考えてくる。
【復習】教育委員会・学校関係者の講義や討議等を通じて学んだことをまとめ、現時点で自分に不足している知識や技術等を知る。
授業実施特記
第3回 内容
教育委員会・学校関係者による講義・演習(2)生活・学習指導の実状と課題

世田谷区内の教育委員会・学校関係者を講師として招き、学校現場における児童生徒理解や学習・生徒指導、学級経営、保護者対応等の実情や課題を講義していただき、それをもとに討議やグループワークを通じて理解を深める。
授業時間外における学修(予習・復習等) 【予習】教育委員会・学校関係者の講師に質問したい事項等を考えてくる。
【復習】教育委員会・学校関係者の講義や討議等を通じて学んだことをまとめ、現時点で自分に不足している知識や技術等を知る。
授業実施特記
第4回 内容
教育委員会・学校関係者による講義・演習(3)学級経営・保護者対応の実状と課題

世田谷区内の教育委員会・学校関係者を講師として招き、学校現場における児童生徒理解や学習・生徒指導、学級経営、保護者対応等の実情や課題を講義していただき、それをもとに討議やグループワークを通じて理解を深める。
授業時間外における学修(予習・復習等) 【予習】教育委員会・学校関係者の講師に質問したい事項等を考えてくる。
【復習】教育委員会・学校関係者の講義や討議等を通じて学んだことをまとめ、現時点で自分に不足している知識や技術等を知る。
授業実施特記
第5回 内容
学校教育の今日的課題について

学校経営(学校安全)、生活指導、道徳教育、教科指導の視点から教育に関わる最新の今日的課題について知識と情報を提供する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 【予習】学校教育の今日的課題について、文科省の中教審答申等の情報を調べてくる。
【復習】学校教育の今日的課題をふまえ、自分に不足している知識や技能等を理解するとともにそれを自分で調べ習得する。
授業実施特記
第6回 内容
実践的活動の演習(1)授業づくりと学習指導の在り方

教師に求められる実践的な知識や技能等について、模擬授業や学校現場への訪問、グループ活動(意見交換、討議)、ロールプレイング等を通じて習得する。
<協力>教職支援室教職アドバイザー
授業時間外における学修(予習・復習等) 【予習】教育実習等の経験をふまえ、自分に不足している実践的な知識や技能等についてまとめてくる。
【復習】本演習を通じて、自分に不足している実践的な知識や技能等を補えたかを確認しまとめる。
授業実施特記
第7回 内容
実践的活動の演習(2)学級づくりの進め方

教師に求められる実践的な知識や技能等について、模擬授業や学校現場への訪問、グループ活動(意見交換、討議)、ロールプレイング等を通じて習得する。
<協力>教職支援室教職アドバイザー
授業時間外における学修(予習・復習等) 【予習】教育実習等の経験をふまえ、自分に不足している実践的な知識や技能等についてまとめてくる。
【復習】本演習を通じて、自分に不足している実践的な知識や技能等を補えたかを確認しまとめる。
<協力>教職支援室教職アドバイザー
授業実施特記
第8回 内容
実践的活動の演習(3)生徒指導の進め方

教師に求められる実践的な知識や技能等について、模擬授業や学校現場への訪問、グループ活動(意見交換、討議)、ロールプレイング等を通じて習得する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 【予習】教育実習等の経験をふまえ、自分に不足している実践的な知識や技能等についてまとめてくる。
【復習】本演習を通じて、自分に不足している実践的な知識や技能等を補えたかを確認しまとめる。
<協力>教職支援室教職アドバイザー
授業実施特記
第9回 内容
実践的活動の演習(4)児童生徒への対応の在り方(特別支援を含む)

教師に求められる実践的な知識や技能等について、模擬授業や学校現場への訪問、グループ活動(意見交換、討議)、ロールプレイング等を通じて習得する。
<協力>教職支援室教職アドバイザー
授業時間外における学修(予習・復習等) 【予習】教育実習等の経験をふまえ、自分に不足している実践的な知識や技能等についてまとめてくる。
【復習】本演習を通じて、自分に不足している実践的な知識や技能等を補えたかを確認しまとめる。
<協力>教職支援室教職アドバイザー
授業実施特記
第10回 内容
実践的活動の演習(5)保護者への対応の在り方

教師に求められる実践的な知識や技能等について、学校現場への訪問、グループ活動(意見交換、討議)、ロールプレイング等を通じて習得する。
<協力>教職支援室教職アドバイザー
授業時間外における学修(予習・復習等) 【予習】教育実習等の経験をふまえ、自分に不足している実践的な知識や技能等についてまとめてくる。
【復習】本演習を通じて、自分に不足している実践的な知識や技能等を補えたかを確認しまとめる。
<協力>教職支援室教職アドバイザー
授業実施特記
第11回 内容
実践的活動の演習(6)学校(組織)の一員として(チーム学校の実現に向けて)

学校組織の一員としての教師に求められる実践的な知識や技能等について、学校現場への訪問、グループ活動(意見交換、討議)、ロールプレイング等を通じて習得する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 【予習】教育実習等の経験をふまえ、自分に不足している実践的な知識や技能等についてまとめてくる。
【復習】本演習を通じて、自分に不足している実践的な知識や技能等を補えたかを確認しまとめる。
<協力>教職支援室教職アドバイザー
授業実施特記
第12回 内容
実践的活動の演習(6)地域との関わり(開かれた教育課程の進め方)

教師に求められる地域との関わりに関する実践的な知識や技能等について、模擬授業や学校現場への訪問、グループ活動(意見交換、討議)、ロールプレイング等を通じて習得する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 【予習】教育実習等の経験をふまえ、自分に不足している実践的な知識や技能等についてまとめてくる。
【復習】本演習を通じて、自分に不足している実践的な知識や技能等を補えたかを確認しまとめる。
<協力>教職支援室教職アドバイザー
授業実施特記
第13回 内容
実践的活動の演習(7)教育公務員として

教育公務員としての教師に求められる実践的な知識や技能等について、学校現場への訪問、グループ活動(意見交換、討議)、ロールプレイング等を通じて習得する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 【予習】教育実習等の経験をふまえ、自分に不足している実践的な知識や技能等についてまとめてくる。
【復習】本演習を通じて、自分に不足している実践的な知識や技能等を補えたかを確認しまとめる。
<協力>教職支援室教職アドバイザー
授業実施特記
第14回 内容
実践的活動の演習の総括

実践的活動の演習(1)~(7)をふまえた成果を発表する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 【予習】実践的活動の演習をふりかえり、自分の意見や考え等をまとめてくる。
【復習】自分に不足している実践的な知識や技能等を補えたかを確認しまとめる。
<協力>教職支援室教職アドバイザー
授業実施特記
第15回 内容
教職課程の履修を終えるにあたっての課題確認(総括)

教員免許を取得し教員になる上で、自己にとって何が課題であったのか、不足している知識や技能等は何であったのか、それらの定着を図った前回までを振り返り、あらためて今後に向けての自己の課題を確認する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 【予習】実践的活動の演習をふりかえり、自分の意見や考え等をまとめてくる。
【復習】自分に不足している実践的な知識や技能等を補えたかを確認しまとめる。
<協力>教職支援室教職アドバイザー
授業実施特記