最終更新日:2017/03/09
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 木1
開講学部・学科等 アジア
科目コード 810024700 科目ナンバー
授業名 教育方法論
英文授業名 Education Methodology
担当教員 関根 明伸

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
教育基礎論、教職論
後続関連授業 教育実習Ⅰ、教育実習Ⅱなど
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 経験主義教育、系統主義教育、ヘルバルト、デューイ、ブルーナー

授業の概要・ねらい ・本講座は、教職を志望する者が教育の方法に関する理論および実践を探究することにより、望ましい教育のあり方を模索し、教職としての資質や技術について理解を深めることを目標とする。
到達目標 教育方法に関する理論、歴史、実践について理解し、説明することができる。
プレゼンテーション発表に意欲的に参加し、分かりやすく効果的に発表ができる。
教科書と準備するもの 特に指定しない。
授業の中で随時関連プリントを配布する。
参考書 特に指定しない。
授業の中で随時関連プリントを配布する。
評価の基準 教育方法に関する理論、歴史、実践方法について理解できたかどうか、プレゼンの発表に意欲的に参加したかどうか評価する。
具体的評価方法 ペーパーテスト(70%)、小レポート(10%)、プレゼンテーション発表(20%)の割合で合算して総合的に評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
受講生の講義に対する興味関心が高まるように、教材や資料の充実に努めたい。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
オリエンテーション
授業の進め方の説明
教育方法学の意義
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)本授業のシラバスを読んでおき、図書館等で関連文献に目を通しておく。(所要時間90分)
(復習)オリエンテーションの内容について整理し、まとめておく。(所要時間90分)
授業実施特記
第2回 内容
教育方法の歴史的概観   (1)19世紀までの教育方法 について
○教育の方法とは何か。教育方法に関する歴史的な変遷をたどり、これまで様々な方法が提案されて実践されてきたことを理解する。特に19世紀までの教育方法についての様々な学説とその内容について理解する。(1)ペスタロッチ理論(2)ヘルバルト理論
(本時の内容を復習するよう指示する。)  
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)本時に関連する部分のテキストに目を通しておく。(所要時間90分)
(復習)本時の内容について整理し、まとめておく。(所要時間90分)
授業実施特記
第3回 内容
教育方法の歴史的概観   (2)現代における教育方法について 
○教育の方法とは何か。現代における教育方法、教授法に関する歴史的な変遷をたどり、これまで様々な教育方法が提案されて実践されてきたことを理解する。(1)デューイ(2)キルパトリック (3)ブルーナー
(前時の復習をするとともに、次時への予習の指示をする)
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)本時に関連する部分のテキストに目を通しておく。(所要時間90分)
(復習)本時の内容について整理し、まとめておく。(所要時間90分)
授業実施特記
第4回 内容
教育方法の基本原理(1)
○教育には系統学習と経験学習という二つの大きな流れがあることを理解し、学力とは何かその定義について考察し、学力を向上させるための内容及び方法について理解を深める。(1)系統学習 (2)経験学習
(前時の復習をするとともに、次時への予習の指示をする)
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)本時に関連する部分のテキストに目を通しておく。(所要時間90分)
(復習)本時の内容について整理し、まとめておく。(所要時間90分)
授業実施特記
第5回 内容
教育方法の基本原理(2)
○教育方法に深くかかわる現代的な課題について概観し、その現状と課題について理解し考察を深める。(1)学級崩壊について (2)キレル、ムカツク(3)学力低下問題
(前時の復習をするとともに、次時への予習の指示をする)
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)本時に関連する部分のテキストに目を通しておく。(所要時間90分)
(復習)本時の内容について整理し、まとめておく。(所要時間90分)
授業実施特記
第6回 内容
授業と学力(1)
○ 教授・学習の基本原理について
授業とは何か。授業における教授者と学習者をめぐる様々な定義、さらに学力とはどのようにしたら獲得できるのか理解を深め、考察する。(1)授業の構造について (2)教室の環境について (3)メディアの活用について
(前時の復習をするとともに、次時への予習の指示をする)
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)本時に関連する部分のテキストに目を通しておく。(所要時間90分)
(復習)本時の内容について整理し、まとめておく。(所要時間90分)
授業実施特記
第7回 内容
授業と学力(2)
○学力とは何か。最近話題となっている学力低下問題および学力観について理解し、考察を深める。(1)学力観の諸相 (2)ゆとり教育と学力低下問題
(前時の復習をするとともに、次時への予習の指示をする)
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)本時に関連する部分のテキストに目を通しておく。(所要時間90分)
(復習)本時の内容について整理し、まとめておく。(所要時間90分)
授業実施特記
第8回 内容
教育課程(1)
○教育課程(カリキュラム)とは何か。カリキュラムの定義、意義、そして国家水準の学習指導要領について理解を深め、考察する。(1)教育課程とは (2)現行の学習指導要領について
(前時の復習をするとともに、次時への予習の指示をする)
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)本時に関連する部分のテキストに目を通しておく。(所要時間90分)
(復習)本時の内容について整理し、まとめておく。(所要時間90分)
授業実施特記
第9回 内容
教育課程(2)
○現行学習指導要領は、これまで戦後どのように変遷してきたのか、その特徴を把握し理解する。(1)小・中の教育課程(2)高校の教育課程
(前時の復習をするとともに、次時への予習の指示をする)
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)本時に関連する部分のテキストに目を通しておく。(所要時間90分)
(復習)本時の内容について整理し、まとめておく。(所要時間90分)
授業実施特記
第10回 内容
授業理論と授業の設計(1)
○授業理論にはどのようなものがあるのか、代表な学習理論について概観し、その理論と課題について考察する。(1)スキナーのプログラム学習(2)デューイの問題解決学習方法
(前時の復習をするとともに、次時への予習の指示をする)
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)本時に関連する部分のテキストに目を通しておく。(所要時間90分)
(復習)本時の内容について整理し、まとめておく。(所要時間90分)
授業実施特記
第11回 内容
授業理論と授業の設計(2)
○授業理論の代表的理論について、その理論と学習理論について概観する。
(1)ブルーナーと発見学習 (2)オープン教育について

(前時の復習をするとともに、次時への予習の指示をする)
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)本時に関連する部分のテキストに目を通しておく。(所要時間90分)
(復習)本時の内容について整理し、まとめておく。(所要時間90分)
授業実施特記
第12回 内容
教育方法の基本問題と教育実践 (1)
○教授・学習の様式・方法にはどのようなものがあり、それぞれどのような内容と方法、利点及び課題点があるのか理解し考察する。(1)講義法 (2)展示法 (3)問答法 (4)討議法 について
(前時の復習をするとともに、次時への予習の指示をする)
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)本時に関連する部分のテキストに目を通しておく。(所要時間90分)
(復習)本時の内容について整理し、まとめておく。(所要時間90分)
授業実施特記
第13回 内容
教育方法の基本問題と教育実践 (2)
○ マルチメディア教育の意義と方法
  効果的な教育成果をあげるためのマルチメディア教育の意義と方法について理解し、具体的に情報機器等を用いて活用してみる。
(1)パソコン(2)インターネット(3)テレビ・ビデオによる視聴覚教材
(前時の復習をするとともに、次時への予習の指示をする)
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)本時に関連する部分のテキストに目を通しておく。(所要時間90分)
(復習)本時の内容について整理し、まとめておく。(所要時間90分)
授業実施特記
第14回 内容
わが国の教育実践(1)
○ 「生活つづり方教育方法」とは何か。歴史的な経緯と歴史的な位置付けについて考察する。
○「仮説実験授業」と「極地方式」とは何か。その歴史的な経緯と歴史的な位置付けについて考察する。
(前時の復習をするとともに、次時への予習の指示をする)
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)本時に関連する部分のテキストに目を通しておく。(所要時間90分)
(復習)本時の内容について整理し、まとめておく。(所要時間90分)
授業実施特記
第15回 内容
わが国の教育実践(2)および学習のまとめ
○ 同和教育 ○平和教育 ○国際理解教育について、その教育方法的な視点から現状及び課題点について理解を深める。
○第1回から第14回までの講義内容を総復習する。
(本時の復習を指示する。)
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)本時に関連する部分のテキストに目を通しておく。(所要時間90分)
(復習)講義全体の内容について整理し、まとめておく。(所要時間90分)

授業実施特記