最終更新日:2017/07/29
Syllabus
クリックして表示・非表示切り替え
概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 水2
開講学部・学科等
科目コード 810024500 科目ナンバー
授業名 教育課程論
英文授業名 Theory of Curriculum
担当教員 菱刈 晃夫

授業形態 講義、アクティブ・ラーニング
e-learning利用 manaba その他:
担当形態 単独
関連する授業 教育基礎論
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
教育基礎論
後続関連授業
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 学習指導要領、教育課程編成、学校づくり

授業の概要・ねらい 教育課程とは何か。とくに小学校における教育課程の歴史、意味、構造を明らかにし、教育課程全体についての理解を―学習指導要領を中心にして―深める。教職志望の学生にとって必要不可欠な、教育課程に関する教育学的知識を修得する。また学校における教育課程の編成方法についても学び、その実施のための基礎的力量を形成する。
到達目標 ①教育課程に関する理論を修得することにより、教職志望学生にとって必要不可欠な、教育課程に関する基礎知識について説明・記述できる。
②教育課程に関する理論を修得することにより、学習指導要領の変遷と現在、そして今後の動向について説明・記述できる。
③教育課程に関する理論を修得することにより、教育課程を編成・実施する方法について説明・記述できる。
教科書と準備するもの 文科省『小学校学習指導要領解説 総則編』。
幼稚園での教育実習志望者については、さらに文科省『幼稚園教育要領』。
古川治・前迫孝憲・矢野裕俊編『教職をめざす人のための教育課程論』北大路書房。
菱刈晃夫『教育にできないこと、できること[第3版]』成文堂。
参考書 必要に応じて指示もしくは配布する。主にmanabaを用いて配信する。
評価の基準 ①教職志望学生にとって必要不可欠な、教育課程に関する基礎知識について説明・記述できる。
②学習指導要領の変遷と現在、そして今後の動向について説明・記述できる。
③教育課程を編成・編成する方法について説明・記述できる。
具体的評価方法 評価の基準で示した3つの項目の到達度を合計する。成績評価は、授業内小テスト2回(20%)、授業内最終回での試験(50%)、ワークシート(30%)で行う。
関連リンク Graduation Research : Moral Education and Special Activities
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
単位互換
特記 講義のみならずアクティブ・ラーニングを取り入れ、学生自身による話す、聞く、書くといった能動的作業を取り入れる。記録はワークシートに残し、連番で保管する。毎回のワークシートは予習・復習にも用いる。これは成績評価の対象ともなる。また視聴覚教材も取り入れる。

授業計画
第1回 内容
導入・教育課程とは。
学校づくりと教育課程。カリキュラムについて。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)シラバスを読んでおく。
(復習)教育課程(カリキュラム)について、自分なりにまとめる。疑問な点や質問したい点について、整理する。
授業実施特記
第2回 内容
内容選択の基準と学習指導要領について。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)内容選択の基準と学習指導要領について整理し、まとめる。
授業実施特記
第3回 内容
教育課程編成の原理と方法―とくに小学校の場合―。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)小学校における教育課程編成の原理について整理し、まとめる。
授業実施特記
第4回 内容
子どもの発達とカリキュラムの関係について。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)子どもの発達と教育課程の関係について整理し、まとめる。
授業実施特記 第1回 小テスト
第5回 内容
教科書とは何か。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)「教科書」について整理しねまとめる。
授業実施特記
第6回 内容
カリキュラムと教育環境の関係について。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)教育課程と教育環境の関係について整理し、まとめる。
授業実施特記
第7回 内容
教育課程と評価について。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)教育課程と評価について整理し、まとめる。
授業実施特記
第8回 内容
カリキュラムの履修スタイルについて。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)カリキュラムの履修スタイルについて整理し、まとめる。
授業実施特記
第9回 内容
教科のカリキュラムについて。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)教科のカリキュラムについて整理し、まとめる。
授業実施特記 第2回 小テスト
第10回 内容
教科外カリキュラムについて。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)教科外カリキュラムについて整理し、まとめる。
授業実施特記
第11回 内容
隠れたカリキュラムについて。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)隠れたカリキュラムについて整理し、まとめる。
授業実施特記
第12回 内容
学習指導要領の変遷と連動した日本のカリキュラム改革の歴史と今後の動向について。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)日本のカリキュラム改革の歴史と今後の動向について整理し、まとめる。
授業実施特記
第13回 内容
小学校学習指導要領の変遷について総括。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)学習指導要領の変遷について整理し、まとめる。
授業実施特記
第14回 内容
諸外国のカリキュラムと「学力」および国際学力調査について。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)諸外国のカリキュラムと「学力」および国際学力調査について整理し、まとめる。
授業実施特記
第15回 内容
試験と授業のまとめ。
授業全体をまとめ、試験を実施する。教員になるための今後の学習について自己認識を深める。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)今後の学生時代にどのような学習や経験が必要なのか整理し、まとめる。
授業実施特記 最終試験