最終更新日:2017/03/10
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 金2
開講学部・学科等 政経・経営・理工・工・法・文
科目コード 810024400 科目ナンバー
授業名 教育基礎論
英文授業名 Foundation of Education
担当教員 池田 和司

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業 教育学、哲学
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 「教育」と何か-教育の目的、本質、意義を問う

授業の概要・ねらい 本科目は、教育とは何かという根本的な問いをテーマにして、教育の基礎的な知見を獲得することを目的とする。
 具体的には、第一に、学校教育についての知見のみならず、広く、「教育とは何か」、また、「教育が人間の成長や社会の発展にどのように寄与するのか」という本質的な問いについて、受講者一人一人が問題意識をもって、考察できるようになることを目的とする。
 第二に、哲学者・思想家の教育思想をもとに、人間の望ましい成長や求められる教育について論究できるようになることを目的とする。
 第三に、現代教育の成り立ちへの理解や教育上の諸問題をめぐる歴史的背景を理解し、教育者に求められる教育観を育てるとともに、現代教育についての理論的・実践的な知見を獲得できるようになることを目的とする。
到達目標 (1)教育とは何か、その意義と目的について、自分なりに考察を加え、論じることができるようになる
(2)西洋ならびに日本の教育史の学習から、教育ならびに学校の成り立ちと現在までの流れを理解し、説明することができるようになる
教科書と準備するもの 安彦忠彦・石堂常世編『最新教育原理』
参考書 適宜授業中に紹介しますが、オリヴィエ・ルブール、石堂常世訳『教育は何のために』など、教育学関連の文献を数多く読み込むことを薦めます。
評価の基準 (1)教育とは何か、そしてその意義について、講義で扱った教育思想家などを元に説明することができる
(2)学校教育が成立した歴史的経緯について説明することができる
(3)教職に関連する基礎的な用語の意味を説明することができる
具体的評価方法 評価の基本的比率は、レポート(40%)試験(40%)とし、授業後のリフレクションシートの提出(20%)を加えて総合的に評価します。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
授業内で学生のみなさんにより考えを深めてもらうために必要に応じてディスカッションやリルレクションシートで各自が理解した内容を表現していきます
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
講義の進め方と注意点
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等]あなたにとって学校とはどういうものであったかを文章でまとめておく
授業実施特記
第2回 内容
教育とは何か、その意義について考察する
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等]復習として、授業内容をまとめなおし、指定の用語を解説する。
授業実施特記
第3回 内容
人間と発達の関係について
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等]復習として、授業内容をまとめなおし、指定の用語を解説する。
授業実施特記
第4回 内容
学校制度の原理-学校の機能と義務、無償、中立性の意義を考える
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等]復習として、授業内容をまとめなおし、指定の用語を解説する。
授業実施特記
第5回 内容
教育の思想(1)ソクラテス・プラトンの教育論
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等]復習として、授業内容をまとめなおし、指定の用語を解説する。
授業実施特記
第6回 内容
教育の思想(2)アウグスティヌスの教育思想
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等]復習として、授業内容をまとめなおし指定の用語を解説する。
授業実施特記
第7回 内容
教育の思想(3)ルソー、ペスタロッチ教育の思想
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等]復習として、授業内容をまとめなおし、指定の用語を解説する。
授業実施特記
第8回 内容
教育の思想(4)新教育論の意義と限界について
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等]復習として、授業内容をまとめなおし、指定の用語を解説する。
授業実施特記
第9回 内容
西洋の教育史(1)古代・中世の教育
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等]復習として、授業内容をまとめなおし、指定の用語を解説する。
授業実施特記
第10回 内容
西洋の教育史(2)近現代の教育
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等]復習として、授業内容をまとめなおし、指定の用語を解説する。
授業実施特記
第11回 内容
日本の教育史(1)江戸時代〜明治期
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等]復習として、授業内容をまとめなおし、次回までに調べておく用語を授業内で指示する
授業実施特記
第12回 内容
日本の教育史(2)大正時代~戦中の教育
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等]復習として、授業内容をまとめなおし、指定の用語を解説する。
授業実施特記
第13回 内容
日本の教育史(3)戦後の教育
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等]復習として、授業内容をまとめなおし、指定の用語を解説する。
授業実施特記
第14回 内容
諸外国の教育動向と日本の教育改革
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等]復習として、授業内容をまとめなおし、指定の用語を解説する。
授業実施特記
第15回 内容
講義のまとめ-教職の意義と役割
授業を通じて学生一人一人が教職について学び、考えたことをもとに、ディスカッションを行う
授業時間外における学修(予習・復習等) これまで通じてあなたが教育について学んできたことをもとに、教育の意義についてまとめておく。
授業実施特記