最終更新日:2017/03/06
国語科教育論Ⅱ
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 火4
開講学部・学科等
科目コード 810023200 科目ナンバー
授業名 国語科教育論Ⅱ
英文授業名 Theory of Japanese Education Ⅱ
担当教員 松崎 史周

授業形態 講義、演習、アクティブ・ラーニング
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
国語科教育論Ⅰ
後続関連授業 国語科指導法
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 中学校・高等学校 国語科教育 学習指導の理論 教材研究の手法

授業の概要・ねらい  中学・高校国語科の各領域の内容と指導法について学習するとともに、教材研究と指導計画の立案を行うことを通して、中学・高校の国語科教員に必要な教科に関する知識及び学習指導の理論を習得していく。本授業では「読むこと」以外の各領域・事項も取り上げ、教科書教材を用いた小演習と受講生による模擬授業を組み合わせて行い、国語科教員としての学習指導力の基礎を養っていく。
到達目標 ① 中学・高校国語科の各領域の内容と指導法を理解できている。
② 教材研究を行い、指導計画・学習指導案が作成できる。
③ 学習指導案に従って模擬授業を行い、自身の課題が把握できている。
教科書と準備するもの 『中学校学習指導要領解説 国語編』文部科学省、東洋館出版社
『高等学校学習指導要領解説 国語編』文部科学省、教育出版
参考書 必要に応じて授業時に指示する。
評価の基準 ① 中学・高校国語科の各領域の内容と指導法を理解している。
② 教材研究を行い、指導計画・学習指導案が作成できている。
③ 学習指導案に従って模擬授業を行い、自身の課題を把握している。
以上の3点について、授業の課題と振り返り・学習指導案・試験を用いて総合的に成績評価を行う。
具体的評価方法 評価基準それぞれについて、授業の課題と振り返り(30%)、学習指導案の内容(20%)、試験(50%)で評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケート結果を踏まえて、より一層の授業の効率化と焦点化を図っていきます。
単位互換
特記 原則として「国語科教育論Ⅰ」を履修していること。

授業計画
第1回 内容
ガイダンス・「国語の特質に関する事項」の学習指導
・授業の進め方と学習の方法について説明する。
・中学国語科の「国語の特質に関する事項」の目標・内容について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:本科目のシラバスを読み、授業の概要を掴んでおく。
復習:配付資料を読み返し、授業内容を踏まえて教材研究を行う。
授業実施特記
第2回 内容
「国語の特質に関する事項」の授業づくり
・受講生相互で各自が行った教材研究を確認し、協働で学習指導の構想を立てていく。
・言語教材(中学)の特徴を確認・整理するとともに、授業づくりのポイントをまとめる。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:第1回に配布された教材について教材研究を行う。
復習:配付資料を読み返し、言語教材の特徴と授業づくりのポイントについて理解しておく。
授業実施特記
第3回 内容
「話すこと・聞くこと」の学習指導
・中学・高校国語科の「話すこと・聞くこと」の目標・内容について講義する。
・「話すこと・聞くこと」(中学)の教材とその系統を知る。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書を読み、授業の概要を掴んでおく。
復習:配付資料を読み返し、授業内容を踏まえて教材研究を行う。
授業実施特記
第4回 内容
「話すこと・聞くこと」の授業づくり
・受講生相互で各自が行った教材研究を確認し、協働で学習指導の計画を立てていく。
・音声言語教材の特徴を確認・整理するとともに、授業づくりのポイントをまとめる。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:第3回に配布された教材について教材研究を行う。
復習:配付資料を読み返し、音声言語教材の特徴と授業づくりのポイントについて理解しておく。
授業実施特記
第5回 内容
「書くこと」の学習指導
・中学・高校国語科の「書くこと」の目標・内容について講義する。
・「書くこと」(中学)の教材とその系統を知る。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書を読み、授業の概要を掴んでおく。
復習:配付資料を読み返し、授業内容を踏まえて教材研究を行う。
授業実施特記
第6回 内容
「書くこと」の授業づくり
・受講生相互で各自が行った教材研究を確認し、協働で学習指導の計画を立てていく。
・作文教材の特徴を確認・整理するとともに、授業づくりのポイントをまとめる。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:第5回に配布された教材について教材研究を行う。
復習:配付資料を読み返し、作文教材の特徴と授業づくりのポイントについて理解しておく。
授業実施特記
第7回 内容
「古典(伝統的言語文化に関する事項)」の教材と学習指導
・中学・高校国語科の「古典」の目標・内容について講義する。
・「古典」(中学・高校)の教材とその系統を知る。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書を読み、授業の概要を掴んでおく。
復習:配付資料を読み返し、授業内容を踏まえて教材研究を行う。
授業実施特記
第8回 内容
「古文」の教材研究と授業づくり
・受講生相互で各自が行った教材研究を確認し、協働で学習指導の計画を立てていく。
・古文教材(高校)の特徴を確認・整理するとともに、授業づくりのポイントをまとめる。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:第7回に配布された教材について教材研究を行う。
復習:配付資料を読み返し、「古文」の教材の特徴と授業づくりのポイントについて理解しておく。
授業実施特記
第9回 内容
「漢文」の教材研究と授業づくり
・受講生相互で各自が行った教材研究を確認し、協働で学習指導の計画を立てていく。
・漢文教材(高校)の特徴を確認・整理するとともに、授業づくりのポイントをまとめる。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:第7回に配布された教材について教材研究を行う。
復習:配付資料を読み返し、「漢文」の教材の特徴と授業づくりのポイントについて理解しておく。
授業実施特記
第10回 内容
「読むこと」の教材研究と授業づくり①(高校)
・受講生相互で各自が行った教材研究を確認し、協働で学習指導の計画を立てていく。
・説明的文章教材(高校)の特徴を確認・整理するとともに、授業づくりのポイントをまとめる。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:第9回に配布された教材について教材研究を行う。
復習:配付資料を読み返し、説明的文章教材(高校)の特徴と授業づくりのポイントについて理解しておく。
授業実施特記
第11回 内容
「読むこと」の教材研究と授業づくり②(高校)
・受講生相互で各自が行った教材研究を確認し、協働で学習指導の計画を立てていく。
・文学的文章教材(高校)の特徴を確認・整理するとともに、授業づくりのポイントをまとめる。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:第10回に配布された教材について教材研究を行う。
復習:配付資料を読み返し、文学的文章教材(高校)の特徴と授業づくりのポイントについて理解しておく。
授業実施特記
第12回 内容
学習指導案の作成と検討
・中学・高校国語科の学習指導案の書式と書き方について復習する。
・第8~11回の教材研究と指導計画の検討を踏まえて、学習指導案を作成する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:第8~11回の教材を読み返し、学習指導計画の下書きを行っておく。
復習:学習指導案を完成させる。
授業実施特記
第13回 内容
学習指導案の検討とマイクロティーチング①
・作成した学習指導案をもとに、グループでマイクロティーチングを実施する。
・マイクロティーチングを踏まえて学習指導案を検討し、改善の方向性を探る。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:学習指導案を完成させておく。
復習:指摘された改善点を踏まえて学習指導案を修正する。
授業実施特記
第14回 内容
学習指導案の検討とマイクロティーチング②
・作成した学習指導案をもとに、グループでマイクロティーチングを実施する。
・マイクロティーチングを踏まえて学習指導案を検討し、改善の方向性を探る。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:学習指導案を完成させておく。
復習:指摘された改善点を踏まえて学習指導案を修正する。
授業実施特記
第15回 内容
学習のまとめ
・本科目の学習をまとめるととも、「国語科指導法Ⅰ」での学習との関連性を確認する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:学習指導略を修正する。
復習:これまでの授業を振り返る。
授業実施特記 レポート課題提出