最終更新日:2016/12/06
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期,(週1コマ)秋期 開講時限 月2
開講学部・学科等 体育
科目コード 810022900 科目ナンバー
授業名 保健体育科教育論Ⅰ
英文授業名 Theory of Health and Physical Education Ⅰ
担当教員 池田 延行

授業形態 講義、実験・実習・実技
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業 保健体育科教育論Ⅱ、保健体育科指導法Ⅰ、保健体育科指導法Ⅱ、教科教育法(体育)
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 実技による学び、授業の具体的な進め方、新しい体育の教材

授業の概要・ねらい  授業の概要・ねらいは、保健体育科の内容と指導方法の基本的な考え方・進め方を理解できるようにするとともに、具体的な授業の進め方については、実際の実技的な活動を通して理解できるようにすることである。
到達目標  ①体育授業について主に実技的な活動を行うことを通して、保健体育科の授業づくりの考え方と進め方を理解できる。
 ②加えて、アクテイブラーニングなどの保健体育科に関連する今日的な課題等も把握することができる。
教科書と準備するもの  特に指定しない。
 授業時間毎に関連資料等を提示する。
参考書  ①杉山・高橋・細江・池田編集、小学校体育の授業、考え方・進め方、大修館書店、200  0年、2,200円
 ②杉山・園山編著、体育科教育法、大修館書店、1999年、2,200円
評価の基準  保健体育科の目標、内容、指導方法等の基本的な考え方を理解でるともに、具体的な授業の進め方についても実際の実技的な活動を通して理解できる。(80%)
また、保健体育科の授業づくりを理解できたか、生きる力をはぐくむことなどの保健体育科の関連についての現状や課題を把握することができる。(80%)
具体的評価方法  ・評価の基準に示した項目それぞれの到達割合を合計する。成績の評価は試験を3回以上、レポートを5回以上実施し、平常点30%、提出レポート30%、定期試験40%で評価する。
 ・平常点は、授業へ臨む態度や発言回数、発言内容等を総合的に判断する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
 授業評価アンケートの結果を踏まえて、学生の共同的な学習や実技を含めた主体的な学習ができるように授業の進め方を工夫する。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
オリエンテーション
授業内容と授業の進め方について説明する。

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)小学校、中学校、高校での保健体育科の授業を振り返って、印象に残った事柄をメモしてくること。(所要時間60分)
(復習)保健体育のよい授業について授業をもとに整理しておくこと。(所要時間120分)
授業実施特記
第2回 内容
保健体育科の教科目標と教える内容について説明する。

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)保健体育科は何を目標にした授業なのか、またどのような内容を扱うのかについて考えてメモをしてくること。(所要時間90分)
(復習)保健体育科の目標の中身や扱う運動領域・運動種目、保健領域の内容等を授業をもとに整理しておくこと。(所要時間90分)
授業実施特記
第3回 内容
よい保健体育科の授業のポイントについて説明する。

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)今まで受けてきた保健体育科の授業でよい印象に残ったものをメモしてくること。(所要時間90分)
(復習)保健体育科のよい授業のポイントを振り振り返り、具体的な運動領域に当てはめて整理しておくこと。(所要時間90分)
授業実施特記
第4回 内容
よい保健体育の授業を作るための具体的な方法を実技を通して説明する。(体つくり運動①)


授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)「体つくり運動」とは、どんな内容や活動があるかを文献等で調べてメモしてくること。(所要時間120分)
(復習)実技を通して理解した「体つくり運動」の授業の仕方を整理しておくこと。(所要時間60分)
授業実施特記
第5回 内容
よい保健体育の授業を作るための具体的な方法を実技を通して説明する。(体つくり運動②)
特に、音楽を使っての準備運動や新しい教材(Gボールなど)の方法を説明する。

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)今まで経験してきた準備運動やニュースポーツなどの新しい教材についてメモをしてくること。(所要時間60分)
(復習)音楽を使った準備運動の意義や具体的な方法、新しい教材の工夫などを整理しておくこと。(所要時間120分)
授業実施特記
第6回 内容
よい保健体育の授業を作るための具体的な方法を実技を通して説明する。(器械運動)


授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)今まで受けてきた器械運動の授業内容についてよかった事柄や悪かった事柄についてメモしてくること。(所要時間90分)
(復習)器械運動の授業の進め方について、具体的な運動種目を例にして整理しておくこと。(所要時間90分)
授業実施特記
第7回 内容
よい保健体育の授業を作るための具体的な方法を実技を通して説明する(陸上運動系①-走種目)

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)今まで受けてきた陸上運動系(走種目)の授業内容についてよかった事柄と悪かった事柄についてメモしてくること。(所要時間90分)
(復習)陸上運動系の走種目の授業づくりについて、具体的な種目を例にして整理しておくこと。(所要時間90分)
授業実施特記
第8回 内容
よい保健体育の授業を作るための具体的な方法を実技を通して説明する。(陸上運動系②-跳種目)

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)今まで受けてきた陸上運動系(跳種目)の授業内容についてよかった事柄と悪かった事柄についてメモしてくること。(所要時間90分)
(復習)陸上運動系の跳種目の授業づくりについて、具体的な種目を例にして整理しておくこと。(所要時間90分)
授業実施特記
第9回 内容
よい保健体育の授業を作るための具体的な方法を実技を通して説明する。(陸上運動系③-投種目)

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)今まで受けてきた陸上運動系(投種目)の授業内容についてよかった事柄と悪かった事柄についてメモしてくること。(所要時間90分)
(復習)陸上運動系(投種目)の授業づくりについて、具体的な種目を例に整理しておくこと。(所要時間90分)
授業実施特記
第10回 内容
よい保健体育の授業を作るための具体的な方法を実技を通して説明する。(ボール運動系①-ゴール型)

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)今まで受けてきたボール運動系(ゴール型)の授業内容についてよかった事柄と悪かった事柄についてメモしてくること。(所要時間120分)
(復習)ボール運動系(ゴール型)の授業づくりについて、具体的な種目を例に整理しておくこと。(所要時間60分)
授業実施特記
第11回 内容
よい保健体育の授業を作るための具体的な方法を実技を通して説明する。(ボール運動系②-ネット型)

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)今まで受けてきたボール運動系(ネット型)の授業内容についてよかった事柄と悪かった事柄についてメモしてくること。(所要時間120分)
(復習)ボール運動系(ネット型)の授業づくりについて、具体的な種目を例に整理しておくこと。(所要時間60分)
授業実施特記
第12回 内容
よい保健体育の授業を作るための具体的な方法を実技を通して説明する。(ボール運動系③-ベースボール型)

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)今まで受けてきたボール運動系(ベースボール型)の授業内容についてよかった事柄と悪かった事柄についてメモしてくること。(所要時間120分)
(復習)ボール運動系(ベースボール型)の授業づくりについて、具体的な種目を例に整理しておくこと。(所要時間60分)
授業実施特記
第13回 内容
よい保健体育の授業を作るための具体的な方法を実技と講義によって説明する。
特に、表現運動系、水泳系、武道等の内容と方法について説明する。

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)今まで受けてきた表現運動系、水泳系、武道等の授業内容についてよかった事柄と悪かった事柄についてメモしてくること。(所要時間120分)
(復習)表現運動系、水泳系、武道等の授業づくりについて、具体的な種目を例に整理しておくこと。(所要時間60分)
授業実施特記
第14回 内容
保健体育科の授業とアクテイブラーニング、生きる力の育成等の関連について説明する。

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)アクテイブラーニング、生きる力の育成などのテーマについて、図書館の書籍などで調べ、気がついた点をメモしてくること。(所要時間90分)
(復習)保健体育科の授業はアクテイブラーニングなどと関係することを理解して、具体的な運動種目での扱い方などを整理しておくこと。(所要時間90分)
授業実施特記
第15回 内容
授業のまとめ
保健体育科の具体的な授業づくりのポイントを説明するとともに、アクテイブラーニングなどの関連する教育的課題等について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)授業全体を通して学んだ事柄の中で特に印象の残った事柄、重要と思われる事柄についてメモしてくること。(所要時間60分)
(復習)保健体育科の授業づくりの基本的な考え方や具体的な進め方について整理すること。また、試験に備えて自主的に学習をすること。(所要時間120分)
授業実施特記