最終更新日:2016/03/15
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期,(週1コマ)春期 開講時限 火2,水2
開講学部・学科等 政経・アジア
科目コード 810020300 科目ナンバー
授業名 地理歴史科指導法
英文授業名 Teaching Methods of Geography and History Education
担当教員 加藤 公明

授業形態 講義、アクティブ・ラーニング
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 地理教育・歴史教育・ディープアクティブラーニング

授業の概要・ねらい 生徒の目が生き生きと輝く地理歴史科の授業をつくってみませんか。とかく暗記科目と思われて、ツマンナイと評判の良くない地歴科の授業ですが、やりようによっては、生徒が自ら進んで参加する魅力的な授業を実現することができます。いったいどうしたらそれが可能なのか。その方法と技術を学んでもらいます。そして、そんな授業のできる先生になってもらう。それがこの講座の目標です。
到達目標 ①「学習指導案」を作成することができる。
②模擬授業を実践もしくは分析することができる。
教科書と準備するもの 特になし。
参考書 『高等学校学習指導要領』、『同 解説』、加藤公明著『考える日本史授業 4』地歴社
評価の基準 ①「学習指導案」を作成することができる。
②模擬授業を実践もしくは分析することができる。
以上の2点に着目し、レポート(学習指導案)や模擬授業の内容や分析をもとにその到達度を評価する。
具体的評価方法 評価基準それぞれについてレポート(学習指導案)70%、模擬授業の内容や分析(ミニレポート)30%。で評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケートの結果を踏まえて、ディープアクティブラーニングを用いた授業をする。
模擬授業の回数を増やす。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
テーマ「どんな授業をしてみたいですか」
概要
 地理歴史科指導法の授業をはじめるにあたって、将来教壇に立った時どんな授業をしたいかを発表してもらいます。そして、そのような理想の授業を実現するためにはどうすべきかをみんなで考えます。私の経験も話しますので参考にしてください。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習としては、今回の授業テーマについて事前に自分の考えをまとめておくこと。復習としては、授業で配布された資料をノートに整理し、自分が修得した内容を箇条書きにして書き添えること。
授業実施特記
第2回 内容
テーマ「生徒が楽しく学ぶ地歴科の授業とは」
概要
 NHK教育放送で私の授業が放映されました。その番組のビデオを見て、生徒が楽しく学ぶ地歴科の授業の要件を考えます。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習としては、事前に渡された資料を読み、今回の授業テーマについて事前に自分の考えをまとめておくこと。復習としては、授業で配布された資料をノートに整理し、自分が修得した内容を箇条書きにして書き添えること。
授業実施特記
第3回 内容
テーマ「授業づくりと学習指導要領について」
概要
 生徒が楽しく学べる授業をいかにつくるか。そして、そのことと学習指導要領はいかに関係するかを考えます。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習としては、事前に渡された資料を読み、今回の授業テーマについて事前に自分の考えをまとめておくこと。復習としては、授業で配布された資料をノートに整理し、自分が修得した内容を箇条書きにして書き添えること。
授業実施特記
第4回 内容
テーマ「教材を選ぶ基準はなにか」
概要
教師が教えたいこと(教育内容)を生徒が学びたいことに転化する媒介となるのが教材。したがって、教材の良し悪しが授業の正否を決することになります。より良い教材を選ぶ基準を考えます。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習としては、事前に渡された資料を読み、今回の授業テーマについて事前に自分の考えをまとめておくこと。復習としては、授業で配布された資料をノートに整理し、自分が修得した内容を箇条書きにして書き添えること。
授業実施特記
第5回 内容
テーマ「絵画(映像)資料を教材化するには」
概要
 ビジュアル世代の高校生に歴史や地理を彼らの視覚的能力や感性を十分に発揮させて探究させるには、絵画(映像)資料が有効です。その教材化の方法を私の実践などをもとに考えます。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習としては、事前に渡された資料を読み、今回の授業テーマについて事前に自分の考えをまとめておくこと。復習としては、授業で配布された資料をノートに整理し、自分が修得した内容を箇条書きにして書き添えること。
授業実施特記
第6回 内容
テーマ「実物資料を教材化するには」
概要
 実物資料を用いての授業は生徒の興味・関心を高めるだけでなく、体験的な学習も可能にします。どのような実物資料がいかなる単元の教材となるかを私の実践などをもとに考えます。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習としては、事前に渡された資料を読み、今回の授業テーマについて事前に自分の考えをまとめておくこと。復習としては、授業で配布された資料をノートに整理し、自分が修得した内容を箇条書きにして書き添えること。
授業実施特記
第7回 内容
テーマ「教科書をいかに活用するか」
概要
 「教科書を教えるのか」、「教科書で教えるのか」とはよく聞く問いですが、はたして選択肢はそれだけでしょうか。教科書の活用法を考えます。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習としては、事前に渡された資料を読み、今回の授業テーマについて事前に自分の考えをまとめておくこと。復習としては、授業で配布された資料をノートに整理し、自分が修得した内容を箇条書きにして書き添えること。
授業実施特記
第8回 内容
テーマ「授業案をつくろう」
概要
 授業の構成要素とそれらの関連性について解説をします。また、授業案の作り方についてもサンプルを示します。それを受けて、各自が自分の母校で実践することを想定した授業案づくりをはじめてください。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習としては、事前に渡された資料を読み、今回の授業テーマについて事前に自分の考えをまとめておくこと。復習としては、授業で配布された資料をノートに整理し、自分が修得した内容を箇条書きにして書き添えること。
授業実施特記
第9回 内容
テーマ「地理の授業をいかにつくるか」
概要
 ゲスト講師を迎えて、地理教育について、その理念と実際の授業づくりの方法を学びます。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習としては、事前に渡された資料を読み、今回の授業テーマについて事前に自分の考えをまとめておくこと。復習としては、授業で配布された資料をノートに整理し、自分が修得した内容を箇条書きにして書き添えること。
授業実施特記
第10回 内容

テーマ「模擬授業と相互検討1」
概要
 受講者の代表が自分の指導案(地理A)にもとづいて模擬授業をおこない、みんなで問題点や改善点などを考えます。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習としては、事前に渡された資料を読み、今回の授業テーマについて事前に自分の考えをまとめておくこと。復習としては、授業で配布された資料をノートに整理し、自分が修得した内容を箇条書きにして書き添えること。
授業実施特記
第11回 内容

テーマ「模擬授業と相互検討2」
概要
 受講者の代表が自分の指導案(地理B)にもとづいて模擬授業をおこない、みんなで問題点や改善点などを考えます。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習としては、事前に渡された資料を読み、今回の授業テーマについて事前に自分の考えをまとめておくこと。復習としては、授業で配布された資料をノートに整理し、自分が修得した内容を箇条書きにして書き添えること。
授業実施特記
第12回 内容
テーマ「模擬授業と相互検討3」
概要
 受講者の代表が自分の指導案(世界史A)にもとづいて模擬授業をおこない、みんなで問題点や改善点などを考えます。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習としては、事前に渡された資料を読み、今回の授業テーマについて事前に自分の考えをまとめておくこと。復習としては、授業で配布された資料をノートに整理し、自分が修得した内容を箇条書きにして書き添えること。
授業実施特記
第13回 内容
テーマ「模擬授業と相互検討4」
概要
 受講者の代表が自分の指導案(世界史B)にもとづいて模擬授業をおこない、みんなで問題点や改善点などを考えます。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習としては、事前に渡された資料を読み、今回の授業テーマについて事前に自分の考えをまとめておくこと。復習としては、授業で配布された資料をノートに整理し、自分が修得した内容を箇条書きにして書き添えること。
授業実施特記
第14回 内容
テーマ「模擬授業と相互検討5」
概要
 受講者の代表が自分の指導案(日本史A)にもとづいて模擬授業をおこない、みんなで問題点や改善点などを考えます。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習としては、事前に渡された資料を読み、今回の授業テーマについて事前に自分の考えをまとめておくこと。復習としては、授業で配布された資料をノートに整理し、自分が修得した内容を箇条書きにして書き添えること。
授業実施特記
第15回 内容
テーマ「模擬授業と相互検討6」
概要
 受講者の代表が自分の指導案(日本史B)にもとづいて模擬授業をおこない、みんなで問題点や改善点などを考えます。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習としては、事前に渡された資料を読み、今回の授業テーマについて事前に自分の考えをまとめておくこと。復習としては、授業で配布された資料をノートに整理し、自分が修得した内容を箇条書きにして書き添えること。
授業実施特記 レポート提出