最終更新日:2017/02/27
Syllabus
クリックして表示・非表示切り替え
概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 火1
開講学部・学科等 法・政経・理工・文・経営
科目コード 810010500 科目ナンバー
授業名 教育実習Ⅰ(事前指導)
英文授業名 Practice Teaching Ⅰ (Pre-Practice Guidance)
担当教員 助川 晃洋

授業形態 講義、演習
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 教育実習、学習指導案、模擬授業とリフレクション

授業の概要・ねらい  学校と教員に期待される本来的かつ今日的な役割や教員養成・教員免許制度の改革の方向性を踏まえて、教育実習の基本的な性格や事前から事後までの一連の流れを正しく理解するとともに、教育実習生としての標準的な地歩に応じたレベルで、教科指導(授業)を中心に、生徒指導や学級経営等を含む幅広い職務を的確に遂行するための実践的指導力を身につける。
 なお授業は、次の四つを柱として構成・進行する。
 (1)教育実習についての基本的な理解と教職の今日的課題の把握
 (2)『教育実習ノート』への記入の予行
 (3)模擬授業とその振り返りによるレッスン・スタディの体験
 (4)教育実習(と「教師になる」という進路選択)に向けた意欲の相互喚起
到達目標  教育実習を滞りなく遂行するための実践的な能力を育成する。
教科書と準備するもの  特定のテキストは使用しない。
 必要に応じて、プリントや資料等を配布する。
参考書  参考文献や課題図書等は、その都度指示する。
評価の基準  (1)教育実習の基本的性格と教師の仕事について理解しているか。
 (2)学習指導案を作成し、授業を実施するための実践的指導力を身につけているか。
 (3)教職への意欲を十分に持っているか。
 以上の三つの視点から評価する。
 
具体的評価方法  レポート、及び/或いは試験の点数を主たる基準として用いる(70%)。レポートと試験については、学期末に加えて、学期途中にも課すことがある。詳細は、適切なタイミングで連絡する。上記に加えて、課題に対する成果物(例えば学習指導案等)の提出状況やできばえ(特に質的な水準)、模擬授業・発表の充実度、グループワークや討論への参加状況等を点数化して算入する(30%)。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
実際の教育実習の現場で有用な事前指導となるように、実践的な指導を心がける。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
オリエンテーション-科目としての「教育実習」の履修上の諸注意を含めて-
授業時間外における学修(予習・復習等) 次時までの予習課題を提示するので、取り組んでおくこと。
授業実施特記
第2回 内容
教職の現在(1)-時代の中の教師像と教職モデル-
授業時間外における学修(予習・復習等) 復習と予習のための課題に取り組むこと。課題は、授業終了時に提示する。以下、第13回まで同じ。
授業実施特記
第3回 内容
教職の現在(2)-教師の日常と勤務実態-
授業時間外における学修(予習・復習等) 復習と予習のための課題に取り組むこと。
授業実施特記
第4回 内容
学校組織の一員として
 学校組織について。『教育実習の手引き』の理解
授業時間外における学修(予習・復習等) 復習と予習のための課題に取り組むこと。
授業実施特記
第5回 内容
○○学校の教育実習生として
 実習生に関する記録、教育実習における自身の課題、教育実習校の概要について、プレゼン・協議する。
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 復習と予習のための課題に取り組むこと。
授業実施特記
第6回 内容
生徒指導
 生徒指導の機能と学習指導・学級経営。守秘義務と個人情報保護。
授業時間外における学修(予習・復習等) 復習と予習のための課題に取り組むこと。
授業実施特記
第7回 内容
学習指導案(1)
 授業の構成要素、指導と評価の一体化。学習指導案作成について。
授業時間外における学修(予習・復習等) 復習と予習のための課題に取り組むこと。
授業実施特記
第8回 内容
学習指導案(2)
 授業観察の視点。学習指導案の整合性と授業改善。
授業時間外における学修(予習・復習等) 復習と予習のための課題に取り組むこと。
授業実施特記
第9回 内容
模擬授業・リフレクション演習(1)
 授業のねらいに基づき、グループ内で一つの指導案を選び、加除修正を加え、全員指導者となる10分間の模擬授業を構築する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 復習と予習のための課題に取り組むこと。
授業実施特記
第10回 内容
模擬授業・リフレクション演習(2)
 グループ相互の模擬授業、授業観察を行う。授業づくり、授業観察の視点に基づき協議を行い、授業改善を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) 復習と予習のための課題に取り組むこと。
授業実施特記
第11回 内容
模擬授業・リフレクション演習(3)
 グループ相互の模擬授業、授業観察を行う。授業づくり、授業観察の視点に基づき協議を行い、授業改善を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) 復習と予習のための課題に取り組むこと。
授業実施特記
第12回 内容
これからの教育と求められる教師像
授業時間外における学修(予習・復習等) 復習と予習のための課題に取り組むこと。
授業実施特記
第13回 内容
教育実習Q&A
授業時間外における学修(予習・復習等) 復習と予習のための課題に取り組むこと。
授業実施特記
第14回 内容
まとめ(1)-教員の資質・能力の向上方策をめぐる最新動向-
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業全体を振り返るための課題を提示するので、取り組むこと。
授業実施特記
第15回 内容
まとめ(2)-「黒板を前にして坐」す者から「黒板を後にして立」つ者への「一回転」の初発的契機としての教育実習の充実のために-
授業時間外における学修(予習・復習等) 教育実習までに各自で解決しておくべき課題を提示するので、取り組むこと。
授業実施特記