最終更新日:2017/03/08
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 金2,金3,金4
開講学部・学科等 体育
科目コード 810010500 科目ナンバー
授業名 教育実習Ⅰ(事前指導)
英文授業名 Practice Teaching Ⅰ (Pre-Practice Guidance)
担当教員 中川 隆行

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 教育実習のねらい、教育実習生としての自覚、教育実習の留意点

授業の概要・ねらい  教育実習に向けて,実習生としての自覚と意欲を高めため,事前指導として,教育実習の意義,教育実習の進め方及び留意点等について講義する。
到達目標  教育実習の意義,教育実習の進め方及び留意点を説明することができる。
教科書と準備するもの  自作プリントを配布する。
参考書  高等学校学習指導要領解説保健体育編・体育編(文部科学省)
 教育六法
評価の基準 ・教育実習の意義を説明することができる。
・教育実習の進め方を具体的に述べることができる。
・学習指導案の意義を説明できるとともに,学習指導案を書くことができる。
具体的評価方法 ・評価の基準に示した項目それぞれの到達割合を合計する。
・成績の評価は,演習,レポートで50%,定期試験で50%として行う。
・演習については,参加状況や成果を総合的に判断する。
関連リンク 文部科学省ホームページ
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
 「授業評価アンケート」の実施は求められていないが、授業時間に「本日の課題」シートを配布して、そのなかの「感想・質問等」の欄に書かれた学生の声を、つぎの時間の授業に反映させている。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
「教育実習の目的と意義」
 教育実習の目的と意義を説明する。
 授業全体のアウトラインを説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)平成9年教育職員養成審議会第1次答申「新たな時代に向けた教員養成の改善方策について」を読んでおく。
(復習)教員に求められる資質能力,教育実習のねらいをまとめる。
授業実施特記  文部科学省ホームページを参照する。
第2回 内容
「教育実習の心構え」
 教育実習の概要を説明する。
 実習校が実習生に求める事柄を説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)高校までに出会った教育実習生の思い出をまとめておく。
(復習)教育実習生に求められることを整理する。
授業実施特記
第3回 内容
「教育実習の日程と準備」
 学校生活の流れを説明する。
 実習前後及び実習中に実習生がしなければならないことを説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)高校までに出会った教員の日課を表にまとめておく。
(復習)教育実習を行うにあたり,事前に準備しておくこと,実習中にやること,事後にやることを整理する。
授業実施特記
第4回 内容
「学校生活と実習生の活動」
 実習生の学校での活動内容を具体的に説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教育実習生として予想される日課を表にまとめておく。
(復習)実習中の心構えを整理する。
授業実施特記
第5回 内容
「児童生徒理解と学習指導」
 学習指導における児童生徒理解のポイントを説明する。
 目指すべき生徒像について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)子どもの発達課題にはどのようなものがあるかをまとめておく。
(復習)学習指導と学力の関連について整理する。
授業実施特記
第6回 内容
「学習指導と教材研究」
 学習指導における教材研究の意義を説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教材研究がなぜ必要かをまとめておく。
(復習)年間指導計画の作り方を整理する。
授業実施特記
第7回 内容
「教材研究と学習指導案」
 教材研究の具体的な進め方,効果的な授業の進め方を説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)高等学校学習指導要領解説保健体育編の第1章「総説」を読んでおく。
(復習)学習指導案の意義を整理する。
授業実施特記 文部科学省ホームページを参照する。
第8回 内容
「学習指導案の作成」
 指導内容に沿った学習指導案の作り方を説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)高等学校学習指導要領解説保健体育編の第2章「各科目」を読んでおく。
(復習)各自で学習指導案を作成する。
授業実施特記 実習を行う都道府県の学習指導案を収集する。
第9回 内容
「研究授業の進め方」
 作成した学習指導案に沿って授業を行う際の留意点等について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)研究授業を行うときの注意点をまとめておく。
(復習)作成した学習指導案を改善し,よりよいものに改善する。
授業実施特記
第10回 内容
「授業改善の視点と方法」
 授業を改善する際の留意点等について説明する。
 
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)授業改善を行う際の注意点をまとめておく。
(復習)授業実践において,指導者が取り組むべき事柄を整理する。
授業実施特記
第11回 内容
「授業評価の在り方」
 授業の評価方法として、どのようなものがあるか説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教育評価の意義や概要について調べておく。
(復習)授業の評価方法のポイントを整理する。
授業実施特記
第12回 内容
「学校における教科外指導の役割」
 学習指導以外の諸活動の指導の在り方について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学習指導要領総則を読んでおく。
(復習)教科外指導の意義,その種類と役割を整理する。
授業実施特記 文部科学省ホームページを参照する。
第13回 内容
「学校における人権教育」
 子どもの人権に配慮した学習指導,その他の諸活動の指導の在り方を説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)人権にかかわる法律等を調べておく。
(復習)人権教育の在り方,人権に配慮した教育の在り方について整理する。
授業実施特記 教育六法を参照する。
第14回 内容
「学校運営と教育法規」
 堅実な教育実習の実施に向けて,学校運営に係る教育法規を説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学校教育にかかわる基本的な法律等を調べておく。
(復習)教育法規の概略的な構造を整理する。
授業実施特記 教育六法を参照する。
第15回 内容
「教育実習の評価」
 教育実習を実り多いものとするための留意点を総合的に説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)第14回までの授業記録を復習して、「教育実習における自己の課題」をまとめておく。
(復習)これまでの授業を振り返り,今後の教育実習に必要な準備事項を整理する。
授業実施特記 第14回までのレジュメを持参する。授業内試験を行う。