最終更新日:2017/03/09
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 木1
開講学部・学科等 体育
科目コード 810010500 科目ナンバー
授業名 教育実習Ⅰ(事前指導)
英文授業名 Practice Teaching Ⅰ (Pre-Practice Guidance)
担当教員 池田 延行

授業形態 講義、演習
e-learning利用 その他:
担当形態 オムニバス
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
各教科の概論及び指導法の科目。道徳、特別活動に関する教職に関する科目。
後続関連授業
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 教育実習のねらい、実践生としての自覚、教育実習における留意点

授業の概要・ねらい  授業概要・ねらいは、教育実習に向けて、実習生としての自覚と意欲を高めるとともに教育実習における留意点を理解できるようにする。
到達目標 (A)教育実習の意義、進め方、留意点等について理解できる。
(B)教育実習における留意点を理解して、実習をよりよく実践していくための態度と能力を高めることができる。
教科書と準備するもの  自作プリントを配布する。
参考書  授業の中で、適宜紹介する。
評価の基準 (A)教育実習に向けて、実習生としての自覚と意欲を高めることができる。(80%)
(B)教育実習の意義、進め方、留意点等について理解し、教育実習をよりよく実践していくための態度と能力を高めることができる。(80%)
具体的評価方法 ・評価の基準に示した項目それぞれの到達割合を合計する。提出レポート50%、授業態度30%、学習への意欲20%で点数化する。また、授業担当3名については、池田(33%)、藤井(33%)、関根(33%)で配分し、合算して評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
学生の授業への意見や感想等を踏まえて、授業の内容や進行方法等を工夫する。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
オリエンテーション
教育実習1(事前指導)の授業の進め方について
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)本授業のシラバスを読んでおき、関心のある内容について図書館で文献にあたる。(所要時間90分)
(復習)オリエンテーションでの内容と関心のある内容について整理し、まとめておく。(所要時間90分)
授業実施特記
第2回 内容
「学校における生徒指導のあり方について」①(関根)
生徒指導のありかたについて、効果的なほめ方としかり方を中心に理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)生徒指導の関心を持つ内容について、図書館等で文献にあたる。(所要時間90分)
(復習)講義の内容について整理し、まとめておく。(所要時間90分)
授業実施特記
第3回 内容
「学校における生徒指導のあり方について」②(関根)
生徒指導のありかたについて、効果的なほめ方としかり方を中心に理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)生徒指導の関心を持つ内容について、図書館等で文献にあたる。(所要時間90分)
(復習)講義の内容について整理し、まとめておく。(所要時間90分)
授業実施特記
第4回 内容
「学校における教科指導のあり方について」①(関根)
教科指導のありかたについて、効果的な発問の仕方を中心に理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科指導において関心を持つ内容について、図書館等で文献にあたる。(所要時間90分)
(復習)講義の内容について整理し、まとめておく。(所要時間90分)
授業実施特記
第5回 内容
「学校における教科指導のあり方について」②(関根)
教科指導のありかたについて、道徳科を中心に効果的な展開方法を理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科指導において関心を持つ内容について、図書館等で文献にあたる。(所要時間90分)
(復習)講義の内容について整理し、まとめておく。(所要時間90分)
授業実施特記
第6回 内容
「教育実習の目的と意義,心構え」(藤井)
 教育実習の目的や意義、心構えについて具体的な事例を基づいてとらえさせる。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教育実習を行う学校のホームページ等を調べる。(90分)
(復習)教育実習の目的と意義、心構えについて整理し、再確認する。(90分)
授業実施特記
第7回 内容
「学校の組織について」(藤井)
 具体的な例を挙げ、学校の組織についての理解を図る。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教育実習を行う学校の組織図を調べ、疑問点を明らかにしておく。(90分)
(復習)学校の組織の一員としての自覚について自分なりにまとめる。(90分)
授業実施特記
第8回 内容
「学校を取り巻く状況と中学校・高等学校の教員に求められる資質」(藤井) 
 事例を通して、中学校・高等学校の現状と課題について理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)最近の中学校・高等学校に関する報道等を調べ、新聞等の切り抜きを持ってくる。(90分)
(復習)中学校・高等学校における生徒の実情について自分の関わり方、教育の方針などを明らかにし、整理する。(90分)
授業実施特記
第9回 内容
「学校生活と実習生の活動」(藤井)
 実習生の一日について、実際に教育実習を終えた4年生から体験を聞く。
 それに基づいて、自らの課題を見出す。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学校生活の一日や実習生の一日について「教育課程ハンドブック」(東京都教育委員会)を読み、先輩への質問事項をメモしておく。(90分)
(復習)実習生の一日についてイメージし、どのように取り組むか自分なりの見通しをもつ。(90分)
授業実施特記
第10回 内容
「生徒理解と学習指導 指導と評価の一体化」(藤井)
 事例を通して生徒指導や学習指導の充実に向けた準備方法を理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)保健体育の専門性に加えて、生徒指導に関するこれまでの学びを想起し、発達段階に即した指導の在り方について考えておく。(90分)
(復習)生徒指導及び学習指導の在り方をまとめ、これから何をどのように準備すればよいかを明らかにする。(90分)
授業実施特記
第11回 内容
「保健体育科の学習指導と教材研究」
保健体育科の学習指導における教材研究の意義を説明する。

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教育実習校で担当する運動領域・運動種目等を想定してどのような教材研究が必要かをメモしてくること。(所要時間90分)
(復習)教育実習での教材研究の重要性を再認識するとともに、ポイントを整理しておくこと。(所要時間90分)
授業実施特記
第12回 内容
「保健体育科の教材研究と学習指導案」(池田)
保健体育科の教材研究の具体的な進め方、効果的な授業の進め方を説明する。

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)保健体育科の効果的な授業の進め方について、図書館での文献チェック等で重要なポイントをメモしてくること。(所要時間60分)
(復習)教材研究の進め方を具体的な運動領域・運動種目で検討するとともに、授業の進め方のポイントを整理しておくこと。(所要時間120分)
授業実施特記
第13回 内容
「保健体育科の学習指導案の作成」(池田)
保健体育科の指導内容に沿った学習指導案を作成するためのポイントを説明し、具体的な学習指導案を作成する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)図書館での文献チェックや所属学科の先輩等の学習指導案に目を通して、重要なポイントをメモしてくること。(所要時間90分)
(復習)実習で担当が予想される運動領域・運動種目を例にして、具体的な指導案を作成して重要なポイントを整理しておくこと。(所要時間90分)
授業実施特記
第14回 内容
「保健体育科の授業改善の視点と方法」(池田)
保健体育科の指導の改善に向けた視点と授業分析等の方法を説明する。



授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)授業における指導の改善の視点や授業分析の方法などを図書館での文献チェックから検討し、重要なポイントをメモしてくること。(所要時間120分)
(復習)授業改善の方法や授業分析のポイントを再確認して重要な事柄を整理しておくこと。(所要時間60分)
授業実施特記
第15回 内容
「学校における課外活動(部活動)を考える」(池田)
課外活動(部活動)の意義と今日的な課題について説明するとともに、学校教育全体での体育・スポーツ活動のあり方を話し合う。


授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)自分の過去の学校生活での運動部活動等を振り返り、その意義や課題点などをメモしてくること。(所要時間90分)
(復習)運動部活動や学校での体育的行事など、保健体育科の授業以外での活動の意義や検討課題などについて整理しておくこと。(所要時間90分)
授業実施特記