最終更新日:2017/03/07
Syllabus
クリックして表示・非表示切り替え
概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期,(週1コマ)秋期 開講時限 水4,水5
開講学部・学科等
科目コード 810003700 科目ナンバー
授業名 教育心理学
英文授業名 Educational Psychology
担当教員 金子 真人

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業 心理学A、心理学B
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
心理学A、心理学B
後続関連授業
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 成長と発達、学習理論、測定と評価、準拠集団、発達障害

授業の概要・ねらい 人は学び成長する。教育は広義には人間形成全体を指すことから人間形成という視点で発達、学習、適応、評価などの心理学の諸理論を通して「学び」をひも解き、人間発達の助成のための原理を学ぶ。そして教育は人間形成の基底となることを理解することを目標とする。
到達目標 基礎心理学における発達理論や学習理論、さらに測定法の基礎と障害児者心理学が教育の中でどのように活かされ、かつ応用されているを実践的に理解することを到達目標とする。
教科書と準備するもの やさしい教育心理学 第4版(有斐閣)
参考書 スクールカウンセリングマニュアル(日本小児医事出版社)
発達臨床心理学ハンドブック(ナカニシヤ出版)
評価の基準 定期試験、授業中の発表や出席状況に基づき、次の観点から評価を行う。
a)人間発達の基礎を理解しているか、(b)多様な学習理論を習得しているか、(c)人が障害などの困難に出会ったときにどのように適応していくべきかといった思考方法を学んでいるか。
具体的評価方法 定期試験を70%とし評価の基本とする。それ以外に、質問など講義への積極的参加も考慮する。全体の合計点により総合評価を行う。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
大規模教室のため講義の参加が受け身になりやすい。なるべく前方席に座り質問など積極的な参加を期待する。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ガイダンス;教育心理学とは何か。;人とチンパンジーを比べてみる。人が失ってしまったチンパンジーにある大切な能力とは何だろうか?
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にシラバスを読んでおくことが望ましい。
授業実施特記
第2回 内容
遺伝と環境;人間の発達に重要なことは何か。事前にテキストを読み身近な遺伝的要因、環境的要因と思われることを具体的に考えておくこと。
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にテキストを読んでおくこと。 復習として人名と専門用語や心理学諸理論との対応関係をまとめておくと良い。
授業実施特記
第3回 内容
人格発達の基礎;発達理論 子どもの発達段階と発達課題を学ぶ。事前に教科書を読んでおくことが望ましい。
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にテキストを読んでおくこと。 復習として人名と専門用語や心理学諸理論との対応関係をまとめておくと良い。
授業実施特記
第4回 内容
学習理論;ほめることの大切さ~なぜ人をほめることが大切なのだろうか。自分の体験を思い出し、学習のなかで生かしてみよう。事前に教科書を読んでおくことが望ましい。
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にテキストを読んでおくこと。 復習として人名と専門用語や心理学諸理論との対応関係をまとめておくと良い。
授業実施特記
第5回 内容
動機づけと自己効力感;自分にとって苦手なことは何なのか、それに対し、どう対処しているか、どのように取り組み気持ちを高めればよいのだろうか?自らの経験などを基に事前に考えてくること。
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にテキストを読んでおくこと。 復習として人名と専門用語や心理学諸理論との対応関係をまとめておくと良い。
授業実施特記
第6回 内容
記憶と知識;頭がよいとはどういうこと。自分にとって頭がよい人とは、どのようなイメージの人だろうか考えてみよう。事前に教科書を読んでおくことが望ましい。
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にテキストを読んでおくこと。 復習として人名と専門用語や心理学諸理論との対応関係をまとめておくと良い。
授業実施特記
第7回 内容
学習指導の理論; 学校での学習指導法が心理学の諸理論に基づいて構成されていることを学ぶ。事前に教科書を読んでおくことが望ましい。
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にテキストを読んでおくこと。 復習として人名と専門用語や心理学諸理論との対応関係をまとめておくと良い。
授業実施特記
第8回 内容
知能の発達;ことばの発達と思考(認識)を考える。事前に教科書を読んでおくことが望ましい。
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にテキストを読んでおくこと。 復習として人名と専門用語や心理学諸理論との対応関係をまとめておくと良い。
授業実施特記
第9回 内容
知能の測定と評価;知能は何を表すのか、また測定とその結果から読み解けるものは何なのか。事前に教科書を読んでおくことが望ましい。
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にテキストを読んでおくこと。 復習として人名と専門用語や心理学諸理論との対応関係をまとめておくと良い。
授業実施特記
第10回 内容
教育評価;学校での授業をどのように評価するか。 誰のために、何のために評価するのか。
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にテキストを読んでおくこと。 復習として人名と専門用語や心理学諸理論との対応関係をまとめておくと良い。
授業実施特記
第11回 内容
学級という社会;準拠集団 理想的な学級とは何か。小学校の自分の経験などを思い出しながら考えてもらいたい。事前に教科書も読んでおくことが望ましい。
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にテキストを読んでおくこと。 復習として人名と専門用語や心理学諸理論との対応関係をまとめておくと良い。
授業実施特記
第12回 内容
困難を抱える子供たち;発達障害とは何か。知的発達障害やADHDなどの発達障害の基礎を学ぶ。事前に教科書を読んでおくことが望ましい。
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にテキストを読んでおくこと。 復習として人名と専門用語や心理学諸理論との対応関係をまとめておくと良い。
授業実施特記
第13回 内容
困難を抱える子供たち;発達障害 発達性ディスレクシアとは、問題点と対処を学ぶ。事前に教科書を読んでおくことが望ましい。
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にテキストを読んでおくこと。 復習として人名と専門用語や心理学諸理論との対応関係をまとめておくと良い。
授業実施特記
第14回 内容
困難を抱える子供たちへの支援と介入;通常学級にいる発達障害をもった子供たちへの支援を考える。
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にテキストを読んでおくこと。 復習として人名と専門用語や心理学諸理論との対応関係をまとめておくと良い。
授業実施特記
第15回 内容
まとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) これまで受けた講義に関して質問疑問を考えてみること。特に、人名と心理学諸理論の結びつきは重要である。これまで整理しておいた人名と心理学諸理論の関係を見直して不明なところは質問することが望ましい。
授業実施特記