最終更新日:2017/03/29
Syllabus
クリックして表示・非表示切り替え
概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 水3
開講学部・学科等 法・政経・理工・文・経営
科目コード 810003700 科目ナンバー
授業名 教育心理学
英文授業名 Educational Psychology
担当教員 雨森 雅哉

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
心理学A、心理学B、心理学概論
後続関連授業
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 発達・教育方法・教育評価

授業の概要・ねらい  教育の現場で起きる問題や解決方法など、心理学の分野からのアプローチとその成果を、実験や調査といった実例を用いて紹介する。
 家庭教育・学校教育といった教育や発達の現場に関わることを心理学というフィルターを通して学習することによって、教育の効果を高められるようにしたい。
到達目標 教育現場におこる問題について心理学的なアプローチを知ることで、、教員としての問題解決能力を身に着ける。
教科書と準備するもの 藤田主一・斎藤雅英・宇部弘子(編著)「新 発達と教育の心理学」福村出版 2013年 2200円+税
参考書 特になし
評価の基準 教育現場における問題を具体的に分析し、心理学から得られた理論をもとに解決方法を模索することができる。
具体的評価方法 授業参加度をリアクションペーパー(15%)にて評価し、知識や応用力について小レポートによる提出物(15%)と筆記試験(70%)にて評価する。
また場合によっては中間試験を実施することもある。その場合、中間試験(20%)、筆記試験(70%→50%)となる。
毎回のリアクションペーパーの内容は次回授業の冒頭で取り上げる。質問への回答や、前回授業の内容理解への追加説明などとなる。
小レポートに関しては講評を行う。
中間試験を行った場合、結果を返却し、ある程度解説を行う。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
質疑応答などの教員と学生のやりとりを重視し、疑問を残さないような授業展開を考えております。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ガイダンス:授業の進め方、シラバスの活用法
教育と心理学について
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、シラバスを読んでおく。(90分程度)
復習として、教育心理学の意義をまとめる。(90分程度)
授業実施特記
第2回 内容
教育心理学の歴史
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、教科書1章1節を読んでおく。(90分程度)
復習として、心理学における教育心理学の立場をまとめる。(90分程度)
授業実施特記
第3回 内容
発達の理論
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、教科書2章1節~3節を読んでおく。(90分程度)
復習として、発達とはどういったものかを授業内容と自身の経験から考えてみる。(90分程度)
授業実施特記
第4回 内容
発達の理解1:胎児期〜青年期
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、各発達期がそれぞれ何歳くらいをさすのか、調べておく。(90分程度)
復習として、教科書3章~4章をまとめる。(90分程度)
授業実施特記
第5回 内容
発達の理解2:青年期〜老年期
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、まだ未経験の発達期について、自身の人生プランを考えてみる。(90分程度)
復習として、教科書5章~6章をまとめる。(90分程度)
授業実施特記
第6回 内容
学びの世界:学習心理学
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、教科書の7章を読んでおく。(90分程度)
復習として、代表的な学習理論のそれぞれの特徴をまとめる。(90分程度)
授業実施特記
第7回 内容
効果的な学習指導
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、教科書8章の1節と2節を読んで教育現場の指導についてまとめておく。(90分程度)
復習として、学習指導における動機づけや期待についてまとめる。(90分程度)
授業実施特記
第8回 内容
パーソナリティの理解
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、性格と個人差について考えてみる。(90分程度)
復習として、児童生徒のそれぞれの性格を把握するために測定についてまとめる。(90分程度)
授業実施特記
第9回 内容
知能と学力の理解
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、知能とは何をさすのか教科書10章の1節と2節からまとめておく。(90分程度)
復習として、知能と学力の違いをまとめる。(90分程度)
授業実施特記
第10回 内容
教育測定と評価
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、知能や学力を測定する方法を考えてみる。(90分程度)
復習として、授業で取り上げた測定方法が実際にどのシチュエーションで有用か考える。(90分程度)
授業実施特記
第11回 内容
不適応行動の理解
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、学校場面における問題行動とはどういったものがあるかまとめておく。(90分程度)
復習として、欲求不満・葛藤・適応規制についてまとめる。(90分程度)
授業実施特記
第12回 内容
学校と教育相談
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、教科書13章の1節と2節を読んだうえで、生徒指導と教育相談という用語を調べておく。(90分程度)
復習として、教育相談として使えそうなカウンセリングを調べてみる。(90分程度)
授業実施特記
第13回 内容
学級集団の理解
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、教科書14章の1節を読み、学級集団の意味を理解しておく。(90分程度)
復習として、学級集団のメリットとデメリットをまとめる。(90分程度)
授業実施特記
第14回 内容
障害児の理解と特別支援教育
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、これまでに接してきた障害児や特別支援について思い出しておく。(90分程度)
復習として、発達障害についてそれぞれの特徴をまとめる。(90分程度)
授業実施特記
第15回 内容
まとめと質疑応答
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、これまでの授業内容を振り返り、質問事項をまとめておく。(90分程度)
復習として、試験に向けて教科書と自身のノートを振り返っておく。(90分以上)
授業実施特記