授業の概要・ねらい |
広義の看護は健康な人をも対象とした概念であり、養護教諭に求められる能力のひとつでもある。看護の意義や役割、看護過程等の看護理論の基礎を理解するとともに、初歩的な看護技術を学び、学校での養護教諭の活動に応用できる基本的力量を身につけることをねらいとする。
目標
・看護の主な概念及び目的を理解する
・対象となる人間の発達段階における健康と環境との関連について理解する
・看護の歴史と看護理論の概要、看護活動の方法について理解する
・看護援助の方策としてのコミュニケーションの基本について理解する
・看護の基本である観察としてバイタルサインやフィジカルアセスメントの方法について 理解する
・感染症の予防対策について理解する |
到達目標 |
看護の基礎としての「人間の発達」「健康」「環境」「看護理論」「コミニュケーション」「観察」「感染症」についての知識の習得 |
教科書と準備するもの |
最新看護学―学校で役立つ看護技術―(東山書房)
*2年次に履修する「看護実習Ⅰ」でも使用するので紛失・貸与しないこと。
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参考書 |
基礎看護[1]看護概論 医学書院
看護の基本となるもの ヴァージニア・ヘンダーソン著 日本看護協会出版会
看護覚え書 F・ナイチンゲール著、湯槇ます他訳 現代社
養護教諭のための看護学 藤井寿美子・山口昭子・佐藤紀久榮(編)大修館書店
学校看護 編著 岡田加奈子・遠藤伸子・池添志乃 東山書房
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評価の基準 |
健康と看護について広い観点から理解し説明することができる。
看護の歴史や看護理論の概要、看護活動の展開について理解し説明することができる。
基礎的な看護援助技術について理解し初歩的看護技術を習得することができる。
課題についてはレポートにまとめることができる。 |
具体的評価方法 |
平常点(授業態度・課題遂行状況)30%
授業内小テスト(2回)70%
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