最終更新日:2017/01/26
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 金3,金4
開講学部・学科等
科目コード 671318600 科目ナンバー
授業名 美術B
英文授業名 Art B
担当教員 井上 京太

授業形態 実験・実習・実技
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業 造形1・2(松田俊哉)
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目 教科に関する科目
テーマ・キーワード 図工科指導における知識と技術の理解。道具等の扱いの習熟。

授業の概要・ねらい 造形1および造形2より発展し、平面と立体の表現における発想と技能を修得し、図工科指導が出来る能力の育成を目的とする。図工科単元の内容を盛り込んだ教材制作を行う。
到達目標 図工科における実技指導力と知識の習得ができる。必要となる道具等の扱いが安全に行える。
教科書と準備するもの 必要に応じ資料を配布する。
参考書 「手作り工作集」  田中基美 著
評価の基準 1、作品評価は学習目標に照合して行う。
2、作品提出は各教材制作の終了時とし、提出時には学習目標に照合した自己評価を行う。
3、授業時に携帯電話(メール確認を含む)等の電子機器を取り出すことを禁ずる。違反の場合  は受講拒否を申し渡し、単位認定を認めない。
具体的評価方法 1、全作品提出を前提とした作品評価(40%)
2、出席状況(30%)
3、授業態度及び活動状況(30%)
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケートの意見を踏まえ学生の意見を取り入れながら、より深い理解が得られるような授業内容にしてゆく。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
「美術B」オリエンテーション
・図工科の目的の確認
・年間授業計画
・自画像を描く
第16回 内容
身辺材の特性を生かした工作表現①グループ制作
・人工物と自然物の素材性
・構想とスケッチ
働き、自走するロボット作りを計画する
授業時間外における学修(予習・復習等) 素描力を向上させるために鉛筆による素描(デッサン)を継続して練習する 授業時間外における学修(予習・復習等) グループのメンバーで作業計画を練る
持ち寄る素材の確認
授業実施特記 授業実施特記
第2回 内容
芯材による粘土表現①鉛筆デッサン
・手・腕(握り拳)を対象とする粘土表現
・観察による形態把握(目視と接触行為による)
第17回 内容
身辺材の特性を生かした工作表現②
・土台制作・・・切断と接着接合
・部材に対応した接着剤の選択
人工物、自然物のバランスを考えて素材を選定する
授業時間外における学修(予習・復習等) デッサン(素描)の継続 授業時間外における学修(予習・復習等) 作業の継続
授業実施特記 授業実施特記
第3回 内容
芯材による粘土表現②心棒作り
・板材と角材による土台作り
・鋸とのみの使用法の習得
制作したいかたちの面や量を考えながら進める
板材、角材、麻縄、針金
第18回 内容
身辺材の特性を生かした工作表現③
・部分制作
・切断と接着接合
切断道具、接着剤
授業時間外における学修(予習・復習等) デッサンの継続 授業時間外における学修(予習・復習等) 作業の継続と工程の確認
授業実施特記 授業実施特記
第4回 内容
芯材による粘土表現③粘土塑造
・粘土の段階的塑造法
・油粘土による心棒に沿った荒付け(大まかなかたちの把握)
第19回 内容
身辺材の特性を生かした工作表現④
・部分制作と全体の景観のバランスを考えた制作
・切断と接着接合
切断道具、接着剤
授業時間外における学修(予習・復習等) デッサンの継続

授業時間外における学修(予習・復習等) 作業の継続
授業実施特記 授業実施特記
第5回 内容
芯材による粘土表現④
・粘土の段階的塑造法
・形態把握
油粘土による
第20回 内容
身辺材の特性を生かした工作表現⑤
・全体と部分の構成(仕上げ)
切断道具、接着剤
授業時間外における学修(予習・復習等) デッサンの継続 授業時間外における学修(予習・復習等) 作業の継続と内容の確認
授業実施特記 授業実施特記
第6回 内容
芯材による粘土表現⑤
・粘土の段階的塑造法
・形態把握
油粘土による
第21回 内容
平面から立体へ~飛び出す絵本の制作①
・飛び出す絵本の原理の理解
・作例の演習
工作厚紙
授業時間外における学修(予習・復習等) デッサンの継続 授業時間外における学修(予習・復習等) 題材(テーマ)を選択する
飛び出す構造の理解と確認
授業実施特記 授業実施特記
第7回 内容
芯材による粘土表現⑥
・形態の細部表現
全体講評(自己批評と鑑賞の研究)
第22回 内容
平面から立体へ~飛び出す絵本の制作②
・図案作成
・部分制作(飛び出す構造の作成)
・切断と接着
色厚紙、カッターナイフ、接着剤
授業時間外における学修(予習・復習等) デッサンの継続 授業時間外における学修(予習・復習等) 作業の継続と確認
授業実施特記 授業実施特記
第8回 内容
木版画制作①
・木版画の原理の理解
・図案の考察(画用紙に自画像のデッサンを練習する)
・レイアウトを考察する(背景、文字等も含む)
第23回 内容
平面から立体へ~飛び出す絵本の制作③
・部分制作
・切断と接着
色厚紙、カッターナイフ、接着剤
授業時間外における学修(予習・復習等) 自画像の継続 授業時間外における学修(予習・復習等) 作業の継続と確認
授業実施特記 授業実施特記
第9回 内容
木版画制作②
・図案の下描き
・鉛筆、筆ペン、面相筆、墨などの描画材の選択
・彫刻刀の使い分けの習得
版木、彫刻刀、版画版
第24回 内容
平面から立体へ~飛び出す絵本の制作④
・部分制作
・切断と接着
色厚紙、カッターナイフ、接着剤
授業時間外における学修(予習・復習等) 彫刻刀の種類による彫り味の差異を表現に生かす。 授業時間外における学修(予習・復習等) 作業の継続と工程の確認
授業実施特記 授業実施特記
第10回 内容
木版画制作③
・版木への下描き
・彫刻刀の使い分けの習得
版木、彫刻刀、版画版
第25回 内容
平面から立体へ~飛び出す絵本の制作⑤
・全体と部分
・切断と接着
色厚紙、カッターナイフ、接着剤
授業時間外における学修(予習・復習等) 彫りの作業を進める 授業時間外における学修(予習・復習等) 仕上げに向けての最終確認を行う
授業実施特記 授業実施特記
第11回 内容
木版画制作④
・彫刻刀の特性を生かした彫り方の習得
版木、彫刻刀、版画版
第26回 内容
デザイン制作~名札作成①
・図案の構成考案
・色彩の構成考案
色厚紙、トレース紙、カーボン紙
授業時間外における学修(予習・復習等) 作業の継続 授業時間外における学修(予習・復習等) 作業の継続
授業実施特記 授業実施特記
第12回 内容
木版画制作⑤
・本刷り
・刷りの習得
和紙、ばれん、ローラー
第27回 内容
デザイン制作~名札作成②
・名札の土台作成
・色厚紙の選択
・カッターナイフ、鋏
授業時間外における学修(予習・復習等) モチーフの選択などを考案する 授業時間外における学修(予習・復習等) 作業の継続と確認
授業実施特記 授業実施特記
第13回 内容
水彩画表現①
・鉛筆デッサン
・観察と実践(持ち寄った野菜や果物等による)
第28回 内容
デザイン制作~名札作成③
・色厚紙の下描きと切断接着
・カッターナイフ、接着剤
授業時間外における学修(予習・復習等) 静物デッサンの継続 授業時間外における学修(予習・復習等) 作業工程の確認
授業実施特記 授業実施特記
第14回 内容
水彩画表現②
・透明水彩表現の仕組み
・水彩画道具と材料
・水彩画道具一式
第29回 内容
デザイン制作~名札作成④
・色厚紙の下描きと切断接着
・カッターナイフ、接着剤
授業時間外における学修(予習・復習等) 静物デッサンの継続 授業時間外における学修(予習・復習等) 提出に向けての最終確認
授業実施特記 授業実施特記
第15回 内容
水彩画表現③
・対象物の色彩表現法の習得
・水彩画道具一式
第30回 内容
手作り工作集を反映した自己工作
・自己の授業展開能力の習熟度を計る
授業時間外における学修(予習・復習等) 静物デッサンの継続 授業時間外における学修(予習・復習等) 手作り工作集を熟読しておく
授業実施特記 授業実施特記