最終更新日:2017/01/29
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 水3
開講学部・学科等
科目コード 671313500 科目ナンバー
授業名 保育内容(表現)
英文授業名 Nursery School Curriculum: Expression
担当教員 渡邊 眞理

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード

授業の概要・ねらい 授業の概要:幼稚園教育要領における領域「表現」の内容について、保育実践をふまえながら学習を進める。子どもの前に立ち、発表し演じることで、より具体的な保育のあり方、保育者の役割を経験する。またテーマ、教材・素材研究などを通し子どもの発達、興味、関心を捉える。この授業では、領域「表現」の指導に関する知識や技能を習得するだけでなく、受講生自身が「表現することの楽しさ」を体験する。保育における表現活動について具体的なイメージが描けるよう、表現活動を実体験する。表現することを楽しむとともに表現活動における基本的な知識や技能を身につける。
授業のねらい:この授業では、領域「表現」のねらいと内容を踏まえ、子どもが安心し、楽しく表現できるために必要な保育者としての力を養う。造形遊びを通し子どもの発達に応じた教材、素材を選択する力を身につける。発表することを通し、子どもの表現を支える技術を獲得する。保育における表現活動をイメージすることができる。
到達目標 表現することを楽しむとともに、表現活動における基本的な知識や技能を身につける。
領域「表現」のねらいについて説明することができる。
教科書と準備するもの 幼稚園教育要領・保育所保育指針
参考書 授業内で適宜紹介する。
評価の基準 授業への積極的な参加、造形遊び、劇遊び、歌唱指導などを通し、子どもに説明する、配慮する技術の習得、子どもの発達、興味・関心を考慮した教材の選択、受講生自身の表現することの楽しさなどを提出物、発表などから総合的に評価する。
具体的評価方法 授業態度など40%、授業内課題(作品、レポート等)60%
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
オリエンテーション 表現活動におけるイメージ作り

授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:シラバスを読み授業の内容及び流れを確認する。幼稚園教育要領第2章ねらい及び内容の前文、「表現」の項目に予め目を通す。
授業実施特記
第2回 内容
幼稚園教育要領における領域「表現」を理解する。
幼稚園教育要領の基本的な事項を捉えながら保育内容「表現」の意義を学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:幼稚園教育要領第2章ねらい及び内容の前文、「表現」の項目を読む。
復習:表現活動におけるイメージをまとめる。
授業実施特記
第3回 内容
身近な材料を使った遊びの指導
子どもの発達に応じた身近な材料を使った製作を学ぶ。保育者の役割について理解する。
身近な材料の種類や特性を知る。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:幼児期に触れた身近な材料をメモ程度にまとめる。
復習:幼稚園教育要領第2章ねらい及び内容の前文、「表現」の項目を読みまとめる。
授業実施特記
第4回 内容
造形遊びの指導① 身近な素材、廃材などの利用
造形遊びに使用できる身近な素材、廃材を知り、身近な素材、廃材の特性を学ぶ。
子どもの発達に応じた造形遊びを学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) 準備:身近な素材、廃材を持参する。
予習:子どもの発達、興味に応じた身近な素材、廃材を使用した製作を考える。
復習:身近な教材、廃材の種類、特性を整理しまとめる。
授業実施特記
第5回 内容
造形遊びの指導② 動く作品、遊べる作品
動く作品、遊べる作品作りを通し子どもの発達を理解する。
製作における保育者の役割、援助、配慮の在り方を学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:動く作品、遊べる作品を考える。
復習:作品作りを進める。
授業実施特記
第6回 内容
造形遊びの指導③ 作品展
製作した作品の展示、発表を実践し保育者の役割、配慮について理解する。
製作した作品を通し「表現」を捉える。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:製作した作品の展示、発表の仕方を考える。
復習:製作した作品の製作手順、ねらい、配慮などをまとめる。
授業実施特記
第7回 内容
協同遊びの指導① グループ演習:劇遊びのストーリー作り
子どもの発達に応じた劇遊びを学び保育者の役割を理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:幼児期に経験した劇などをメモ程度にまとめる。
復習:製作した作品の展示、発表の仕方をまとめ保育者の役割、配慮を考える。
授業実施特記
第8回 内容
協同遊びの指導② グループ演習:劇遊びの練習:小道具作成
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:子どもの劇に効果的な小道具などを考える。
復習:子どもの発達に応じた劇遊びをまとめ発表の練習をする。
授業実施特記
第9回 内容
協同遊びの指導③ グループ演習:劇遊びの練習:衣装作成
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習:発表に向け劇の練習をし「表現」を考える。
授業実施特記
第10回 内容
協同遊びの指導④ グループ演習:劇の発表1 1班~3班
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:発表に向け劇の練習をする。
復習:劇の発表を通して保育者の役割、援助の在り方をまとめる。
授業実施特記
第11回 内容
共同遊びの指導⑤ グループ演習:劇の発表2 4班~5班 総評
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:劇の発表を通し自己評価をまとめる。
復習:自己評価に総評を加え劇遊びをまとめる。
授業実施特記
第12回 内容
幼稚園参観
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:観察の視点を明確にし幼稚園参観に参加する。
復習:幼稚園参観で学んだことを記録する。
授業実施特記 身だしなみを整え、動きやすい服装で幼稚園参観に参加する。
第13回 内容
歌唱の指導① 歌唱指導の留意点、配慮点
手話ソングを学び表現について理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:幼児期に歌った歌をメモ程度まとめる。
復習:幼稚園参観で学んだことを記録しまとめる。
授業実施特記
第14回 内容
歌唱の指導② 歌唱指導の実際、歌唱練習
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:手話ソングを調べる。
復習:歌唱指導、手話ソングの指導における保育者のかかわりをまとめる。
授業実施特記
第15回 内容
歌唱の発表
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:手話ソングの発表に向け練習する。
復習:手話ソングをまとめる。
授業実施特記