最終更新日:2017/02/06
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 水5
開講学部・学科等
科目コード 671312200 科目ナンバー
授業名 教科教育法(国語)
英文授業名 Teaching Method of Japanese Language
担当教員 山室 和也

授業形態 講義、アクティブ・ラーニング、オンライン
e-learning利用 manaba その他:
担当形態 単独
関連する授業 国語概論A、国語概論B
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
国語概論A、国語概論B
後続関連授業 国語特論A、国語特論B、卒業研究Ⅰ、卒業研究Ⅱ
教職実践演習
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 学習指導要領、国語科教育、国語の授業づくり、教材研究、指導法研究、学習指導案、模擬授業、評価

授業の概要・ねらい 教科「国語」の目標を理解した上で、実践的な指導力を身につけるための基礎的な力を養う。特に、国語教育の内容と方法について具体的に学んだ上で、国語科の教材研究、授業実践ならびに授業研究に向けての下地をつくることをねらいとする。ここでの学習が、次年度以降の国語特論:A(文学的文章教材の研究+模擬授業:3・4年春期)、同B(説明的文章教材の研究+模擬授業:3・4年秋期)に発展的につながっていく。
到達目標 しっかりとした教材研究に基づき単元の指導計画を作り、授業を構想し実践するという一連の過程に必要な知識と技術を身につける。またその目標を目指して積極的に学習に取り組むこと。
教科書と準備するもの 平成20年版『小学校学習指導要領解説国語編』文部科学省・東洋館出版社
平成28年度『新小学校学習指導要領解説国語編』(予定)
大熊徹・片山守道・工藤哲夫『子どもが生きる国語科学習用語』東洋館出版社
参考書 講義中に適宜紹介していく。
評価の基準 課題レポートと平常点で評価する。
課題レポート:期末に課題(一単元の学習指導案細案)を提出する(詳細は授業で説明)。
<評価規準:単元名と教材名、単元の目標、評価の規準、指導観(単元観、教材観、児童観)、単元指導(評価)計画、本時の指導(本時のねらい、本時の展開・評価、板書計画)、その他(配布資料など)。>
平常点:授業中の各課題への取り組み。
<グループ活動(指導案作り・模擬授業実施・その後の協議)への参加状況(積極的な参加態度、協議における質問・意見発表)、他のグループの模擬授業後のコメント用紙記入状況。
具体的評価方法 課題レポート(一単元指導案細案):70%、
平常点(グループごとの指導案検討、模擬授業実施、その後の研究協議など授業における参加・取り組み状況):30%
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
例年の課題であるシラバスの活用は、前年多少改善されたが、他の項目に比べると依然として評価が平均値どまりとなっている。なんとかシラバスをオリエンテーション時だけではなく常に活用できるような工夫を講じていきたい。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
オリエンテーション
授業計画、授業の目的
評価について
授業の進め方について
国語科教育の目的
新学習指導要領のねらい(これまでの学習指導要領の変遷)
発表グループの決定
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)現行の学習指導要領(特に総則、目的の部分)に目を通してくる。
(復習)新学習指導要領の記述の詳細を読んで、現行とどこが異なるのか調べてみる。
授業実施特記
第2回 内容
教材研究と指導案
教材研究とは何をするのか
学習指導案と教材研究の関係
*音読(声に出してみよう)①
教材希望調査
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)小学校の国語の教科書をどの学年でもよいので2冊選び一通り目を通してくる。
 グループで取り組んでみたい教材のめどを立てておく。
(復習)第1希望から第3希望まで選んだ教材について、グループでしっかり読みあいをしてくる。
授業実施特記
第3回 内容
学習指導案と学習指導要領
単元・授業の目標はどうやって作るのか
学習指導案の評価と学習指導要領の関係
新しい評価の考え方
*音読(声に出してみよう)②
教材研究グループの決定
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)manabaを通じて発表するグループの希望調査の最終結果に基づき、自分たちのグループの教材についての教材研究を始める。
(復習)自分たちが発表する教材の該当学年の現行ならびに新学習指導要領「読むこと」の記述を熟読し、どこが関係しているか整理する。
授業実施特記
第4回 内容
学習指導案と授業
本時案と授業の流れ
ケーススタディ―説明的文章教材を使った教材研究:授業における主発問を作るために
*音読(声に出してみよう)③
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)グループ発表のための準備(役割分担)と各自の担当箇所の調査・まとめ。
(復習)ケーススタディでの学習成果を基に、該当教材における授業中の主要発問を考える。
授業実施特記
第5回 内容
各領域の学習過程
学習指導要領における記述を理解する
ケースステディの続き
これからの発表の方法について
*音読(声に出してみよう)④
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)発表日時の確認と発表日に向けての各グループでの準備。
(復習)発表方法についての説明をもとにグループ内で教材研究、指導案のつきあわせ、内容の調整を行う。
授業実施特記
第6回 内容
教材研究と模擬授業の発表(1)
グループ発表①1年生物語文
グループ発表②1年生説明文
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に配布した教科書本文を各自読んでくる。発表グループは発表の最終打ち合わせ。お互いに内容に食い違いがないようにする。
(復習)授業時の協議内容の整理、疑問点の確認→manabaを通じて意見・質問発信。
発表グループは振り返り。各自見直し。指導案修正に向けて取り組みを継続。
授業実施特記
第7回 内容
教材研究と模擬授業の発表(2)
グループ発表③2年生物語文
グループ発表④2年生説明文
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に配布した教科書本文を各自読んでくる。発表グループは発表の最終打ち合わせ。お互いに内容に食い違いがないようにする。
(復習)授業時の協議内容の整理、疑問点の確認→manabaを通じて意見・質問発信。
発表グループは振り返り。各自見直し。指導案修正に向けて取り組みを継続。
授業実施特記
第8回 内容
教材研究と模擬授業の発表(3)
グループ発表⑤3年生物語文その1
グループ発表⑥3年生説明文その1
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に配布した教科書本文を各自読んでくる。発表グループは発表の最終打ち合わせ。お互いに内容に食い違いがないようにする。
(復習)授業時の協議内容の整理、疑問点の確認→manabaを通じて意見・質問発信。
発表グループは振り返り。各自見直し。指導案修正に向けて取り組みを継続。
授業実施特記
第9回 内容
教材研究と模擬授業の発表(4)
グループ発表⑦3年生物語文その2
グループ発表⑧3年生説明文その2
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に配布した教科書本文を各自読んでくる。発表グループは発表の最終打ち合わせ。お互いに内容に食い違いがないようにする。
(復習)授業時の協議内容の整理、疑問点の確認→manabaを通じて意見・質問発信。
発表グループは振り返り。各自見直し。指導案修正に向けて取り組みを継続。
授業実施特記
第10回 内容
教材研究と模擬授業の発表(5)
グループ発表⑨4年生物語文その1
グループ発表⑩4年生説明文その1
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に配布した教科書本文を各自読んでくる。発表グループは発表の最終打ち合わせ。お互いに内容に食い違いがないようにする。
(復習)授業時の協議内容の整理、疑問点の確認→manabaを通じて意見・質問発信。
発表グループは振り返り。各自見直し。指導案修正に向けて取り組みを継続。
授業実施特記
第11回 内容
教材研究と模擬授業の発表(6)
グループ発表⑪4年生物語文その2
グループ発表⑫4年生説明文その2
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に配布した教科書本文を各自読んでくる。発表グループは発表の最終打ち合わせ。お互いに内容に食い違いがないようにする。
(復習)授業時の協議内容の整理、疑問点の確認→manabaを通じて意見・質問発信。
発表グループは振り返り。各自見直し。指導案修正に向けて取り組みを継続。
授業実施特記
第12回 内容
教材研究と模擬授業の発表(7)
グループ発表⑬5年生物語文
グループ発表⑭5年生説明文その1
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に配布した教科書本文を各自読んでくる。発表グループは発表の最終打ち合わせ。お互いに内容に食い違いがないようにする。
(復習)授業時の協議内容の整理、疑問点の確認→manabaを通じて意見・質問発信。
発表グループは振り返り。各自見直し。指導案修正に向けて取り組みを継続。
授業実施特記
第13回 内容
教材研究と模擬授業の発表(8)
グループ発表⑮5年生説明文その2
グループ発表⑯6年生説明文その1
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に配布した教科書本文を各自読んでくる。発表グループは発表の最終打ち合わせ。お互いに内容に食い違いがないようにする。
(復習)授業時の協議内容の整理、疑問点の確認→manabaを通じて意見・質問発信。
発表グループは振り返り。各自見直し。指導案修正に向けて取り組みを継続。
授業実施特記
第14回 内容
教材研究と模擬授業の発表(9)
グループ発表⑰6年生物語文
グループ発表⑱6年生説明文その2
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に配布した教科書本文を各自読んでくる。発表グループは発表の最終打ち合わせ。お互いに内容に食い違いがないようにする。
(復習)授業時の協議内容の整理、疑問点の確認→manabaを通じて意見・質問発信。
発表グループは振り返り。各自見直し。指導案修正に向けて取り組みを継続。
授業実施特記
第15回 内容
全体のまとめ
模擬授業を振り返って
これからの国語の授業実践のために
音読(声に出してみよう)⑤
授業全体の振り返りアンケート
授業時間外における学修(予習・復習等) 最終レポートに向けて各自、この科目での学びを振り返る。
グループで実施した模擬授業をベースにしながらその中のどの時間(模擬授業で実施した時間は除く)かを選び、個人で指導案(細案)を作成する。
教材は原則発表時と同じものとする。
授業実施特記