対象年度	年度	2017	期	(週1ｺﾏ)秋期	開講時限	月3
開講学部・学科等	文
科目コード	671302700		科目ナンバー
授業名	教育実習Ⅰ（事前指導）
英文授業名	Practice Teaching Ⅰ (Pre-Practice Guidance)
担当教員	千葉　昇

授業形態	講義、演習、アクティブ・ラーニング
	e-learning利用		その他：
担当形態	単独
関連する授業
	当科目履修前に履修して おくことが望ましい科目	授業構成論　各教科教育法　生徒指導論　介護実習
	後続関連授業	教育実習Ⅱ
教職課程科目	教職に関する科目
テーマ・キーワード	教育基礎　授業実践力　生徒指導力　学級経営　新しい教育動向　現場力

授業の概要・ねらい	教育実習は、実践的指導力を総合的に問う現場実習である。この実習に臨むに当たり、３年次までに積み上げてきた実践的指導力を問い直し、実習生としての自覚と意欲を高めることがねらいとなる。 具体的には、集団と個の子ども理解に立脚した授業力と生徒指導力を振り返り、教育実習の意義、進め方、事前準備をはじめとした留意点について理解を深め、教育実習をよりよく実践していくしていく能力と態度を高める事である。
到達目標	学校現場の理解に基づく、以下の３点を修得する 　・確かな教材解釈と授業の企画・立案・実施 　・双方向の子ども理解と集団理解 　・意欲的な実習の進め方と留意点の活用
教科書と準備するもの	教育実習スタンダード（小学校・幼稚園）　教職履修カルテ　　実習日誌　 各教科学習指導要領解説 幼稚園教育要領
参考書	石橋裕子・梅沢実・林幸範「小学校教育実習ガイド」萌文書林
評価の基準	・カルテ６領域における実践的指導力の修得度 　教育基礎、授業実践力、生徒指導力、学級経営力、現場実習、新しい教育動向 ・学校現場の理解
具体的評価方法	・プロトコル、指導案作成と授業実践力 ・子ども理解と生徒指導力・学級経営理解 ・実習への意欲を高め、進め方と留意点の理解と準備

授業評価アンケート フィードバック・ 受講生へメッセージ	履修カルテに基づいて、教育実習により活きる実践化・具体化を図る。
単位互換
特記

第1回	内容	ガイダンスと留意点 　教育実習の目的と意義、心構え　手続き 　教師に求められる資質と能力 　対象と場に応じた自己紹介
	授業時間外における学修（予習・復習等）	実習スタンダードで４週間の実習の流れを予習 自己紹介準備
	授業実施特記
第2回	内容	４週間実習の流れと実習生の活動 　入門期　→　展開期　→　充実期　→　総合期 自己紹介プレゼン①
	授業時間外における学修（予習・復習等）	実習校の特色を調べ、学校理解の前提を築いておく 自己紹介準備 実習に於ける自己目標を学習面と生徒指導面から設定すかる
	授業実施特記
第3回	内容	授業の見方とプロトコルの取り方 　授業ＶＴＲを基に、プロトコルを起こし、指導案に復元する。 自己紹介プレゼン②
	授業時間外における学修（予習・復習等）	プロトコルを基に再現指導案の作成
	授業実施特記
第4回	内容	授業実践と指導案 　再現指導案の比較検討を基に、指導案の要素と学習過程の理解を深める 自己紹介プレゼン③
	授業時間外における学修（予習・復習等）	再現指導案を元に、授業のポイント整理 再現指導案の修正
	授業実施特記
第5回	内容	指導案作成の仕方（１） 　　授業構想の立て方 　　教材解釈から学習材と学習活動を構想する
	授業時間外における学修（予習・復習等）	単元指導案を振り返り、ポイント確認 授業のねらいと指導観（教材観・単元観・児童観）の作成
	授業実施特記
第6回	内容	指導案作成の仕方（２） 　　指導計画の立て方と次構成の作成と授業準備
	授業時間外における学修（予習・復習等）	過去の指導計画のポイントを振り返り確認しておく。 教材研究を基に、指導計画の作成
	授業実施特記
第7回	内容	指導案作成の仕方（３） 　　本時案の検討と授業実践準備
	授業時間外における学修（予習・復習等）	過去に作成した本時案を振り返り、学習過程とポイントを予習 本時案の作成と実践準備
	授業実施特記
第8回	内容	授業実践（１） 　グループ別模擬授業と討議を通して、子どもの反応を活かした授業作りを理解する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	模擬授業準備・実施・修正
	授業実施特記
第9回	内容	授業実践（２） 　グループ別模擬授業と討議を通して、子どもをアクティブにする学習活動への理解を 　深める。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	模擬授業準備・実施・修正
	授業実施特記
第10回	内容	子ども理解と学級理解 　学校の一日のＶＴＲをもとに、子どもとの交流場面と生徒指導場面を考える。 　場面指導・ロールプレイを通して生徒指導の対応を考える
	授業時間外における学修（予習・復習等）	場面指導の事前問題を基に指導検討を練る 学校の一の子ども生活と生徒指導場面の整理
	授業実施特記
第11回	内容	実習日誌の書き方（１） 　実習日誌の実例を基に、実習日誌の意味と記述内容のポイントを理解する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	「実習日誌の書き方」を事前に読みポイントを予習しておく。
	授業実施特記
第12回	内容	実習日誌の書き方（２） 　実習日誌を書き、グループで相互検討し、ポイントの具体化を図る。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	実習日誌のポイントを振り返り、各自、実習日誌の修正
	授業実施特記
第13回	内容	個人票の書き方と自己紹介 　１分間・３分間自己紹介と名前板書 　実習の目標　自己ＰＲ
	授業時間外における学修（予習・復習等）	個人表作成提出と自己紹介プレゼン準備 ポイントを押さえた自己目標と自己ＰＲの修正
	授業実施特記
第14回	内容	実習の心得 　事前・実習中・事後の実習の心得と手続き・準備
	授業時間外における学修（予習・復習等）	事前に、実習日誌の「実習の心得」を予習 ４週間の実習における手続きと準備を、事前・事中・事後に分けて整理
	授業実施特記
第15回	内容	教職履修カルテを基に、実習Ⅱ向けた実践的指導力を振り返る
	授業時間外における学修（予習・復習等）	教職履修カルテの作成と修正
	授業実施特記	教職履修カルテの提出