最終更新日:2017/03/02
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)通年 開講時限 金1
開講学部・学科等
科目コード 671240000 科目ナンバー
授業名 西洋哲学史
英文授業名 History of Philosophy
担当教員 木阪 貴行

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目 教科に関する科目
テーマ・キーワード 知ることと考えること 人類の知的文化遺産 思想

授業の概要・ねらい 西洋哲学史の基本を修得し、それに基づいて哲学的思考へと学生を導入する。
「理性」を基底として歴史的に展開してきた西洋哲学は、人間にとって普遍的である部分とともに、現代の日本人とは時代・地域をことにする文化的他者でもある。西洋哲学史、思想史を理解することは、この意味で自己の理解であると同時にむしろ他者の理解でもあり、それらを包摂する人間そのものの在り方を考えることでなければならない。西洋的思考の定番、定石、諸概念概念、考え方を自己の相対化を通して理解することを目標とする。
到達目標 全体テーマとしては、 西洋的「理性」とは何か? である。
文化的他者でもある「理性」に基づく種々の考え方を、自己を相対化しつつ普遍的な人間の在り方の全体を視野に入れることによってから理解しているかどうか、西洋的思考の定番、常識を理解して当該諸概念が使えるかどうか、そのことによって、他者とともに考えることができるようになったかどうかが問われる。
教科書と準備するもの プリントを配布するが、以下の2冊は必ず購入すること。
小寺聡編『倫理用語集』山川出版(\762)
倫理用語問題研究会編『一問一答倫理用語問題集』山川出版(\524)

参考書 授業で紹介する古典的テキスト等。その都度指示する。
その他として、「カント倫理学を介する哲学入門」(『国士舘哲学』、2号・3号・4号・5号・13号・16号・17号)これらは哲学的に考えるためのサンプルとして随時使用する。
評価の基準 哲学的思考に不可欠な用語を学び、諸学説を理解して、実際にそれらを駆使して自ら考えることができるようにならなければならない。以下の三点が評価基準となる。
①用語の意味を理解する。
②それを使ってものを考え、それを他人に分かるように論理的に表現し、コミュニケーションができる。
③論理的に書くことができ、それに基づいて話し、そして他人の話をよく聞いて理解する。
具体的評価方法 毎回の授業における哲学用語に関する小テストの合計(3割)と、トピック・テーマを選択しての小論文による春期秋期の試験(7割)によって評価する。
出席要件は便覧の学則を参照のこと。夏休みにテキストの読解とそのレジュメ作成を義務づけ、足切り要件とする。
授業評価アンケート
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受講生へメッセージ
滑舌の悪さを改善する努力中ですが・・・・(@_@)。頑張ります(^-^*)。アドヴァイス、よろしく(^o^) 。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
神話・宗教・哲学 第16回 内容
ドイツの理性主義:ライプニッツ、二種類の真理、可能的世界と様相、オプティミズム
授業時間外における学修(予習・復習等) この授業のシラバスをあらかじめよく読んでおくこと 授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業実施特記 授業実施特記
第2回 内容
自然と論理:ゼノンのパラドクス・パルメニデス/タレス 論理と因果、質量保存則
第17回 内容
人間の社会へ:ホッブズ-物・力・法則、自然法と理性、『リヴァイアサン』と政治社会の成立
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業実施特記 授業実施特記
第3回 内容
社会と人間:ソクラテスと哲学 知恵と批判 第18回 内容
近代市民の誕生:ロック、自我と経験、人格と記憶、刑罰の問題
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業実施特記 授業実施特記
第4回 内容
探求のパラドクス、想起とミュトス 第19回 内容
自我の存在ーヒュームの懐疑論
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業実施特記 授業実施特記
第5回 内容
対話と論理、三段論法
第20回 内容
功利は倫理か:ベンサムとミル
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業実施特記 授業実施特記
第6回 内容
プラトンとイデア、第三人間論
第21回 内容
超越論理的真理と定言命法:カント
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業実施特記 授業実施特記
第7回 内容
アリストテレス 形相と四因
第22回 内容
理性と現実:ヘーゲル
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業実施特記 授業実施特記
第8回 内容
可能態と現実態 最高善と倫理学 不動の動者
第23回 内容
実存の均衡としての真理:キルケゴール
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業実施特記 授業実施特記
第9回 内容
時代区分:新プラトン派、ローマの哲学者達、古典世界の学問伝統
第24回 内容
働く者の弁証法:マルクス
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業実施特記 授業実施特記
第10回 内容
キリスト教の広がり:初期キリスト教会と教父哲学:アウグスティヌスの意志論
第25回 内容
20世紀という時代:ヨーロッパの凋落と理性の崩壊-フッサール
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業実施特記 授業実施特記
第11回 内容
理性と啓示ーアンセルムスとトマス
第26回 内容
科学的知性と実存:論理実証主義、ヴィトゲンシュタイン、サルトル
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業実施特記 授業実施特記
第12回 内容
中世から近世へ:唯名論と経験主義
第27回 内容
価値と存在:ニーチェとハイデガー
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業実施特記 授業実施特記
第13回 内容
啓示から理性へ
第28回 内容
意識から言語へ-言語論的転回
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業実施特記 授業実施特記
第14回 内容
時代区分ールネッサンス:芸術と混沌
第29回 内容
プラグマティズムとその現代における発展
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業実施特記 授業実施特記
第15回 内容
近代的理性の誕生-デカルト-自我と真理、そして神ーデカルトにおける倫理
第30回 内容
全体のまとめと展望-現代日本人と西洋哲学-学問的公共性へ
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業時間外における学修(予習・復習等) 当該授業で配布したプリント資料等については、予習・復習をしておくこと
講義中にノートに取った内容をきちんと整理し復習しておくこと
授業実施特記 授業実施特記