授業の概要・ねらい |
人間が生活するためには身体を動かすことが原点であるため、機能的に正常な、より良い状態の身体を保ち、生命力溢れる生命活動を行うためにも、最終的には筋に対しての刺激が必要不可欠である。本講座ではスポーツ指導を通じて直面する身体運動の臨床的な問題を座学と臨床実技を通して考察していく。
スポーツ・体育の指導ではその対象が子供から大人、高齢者と多岐に渡るため、人間の身体動作を機能的に捉える目を養わなければならない。身体運動において、なぜその動作が生まれるのか、どの筋が働いていてどの筋が作用していないのかといった、臨床で実際に役立つ運動学的な「視点」を養う。 |
到達目標 |
1.自身や他者の運動経験や指導経験について運動学的な説明、議論ができる 。
2.人間の身体の機能について包括的な視点も持つ。
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教科書と準備するもの |
特に定めない
授業中のスライドとプリントを参照のこと |
参考書 |
1.ホリスティックコンディショニング1、2(矢野雅知、スキージャーナル)
2.基礎運動学 (中村隆一ら、医歯薬出版株式会社)
3.検査・測定と評価 公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト(日本体育協会)
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評価の基準 |
自身や他者の運動経験や指導経験について運動学的な説明、議論ができること。 |
具体的評価方法 |
実技/定期試験70%
レポート30% |