第1回 |
内容
|
「ゆとり教育」の概要:「生きる力」の育成、「総合的な学習の時間」の新設、総授業時間数の削減。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
授業に参加する前に、自分が「ゆとり教育」についてどのようなイメージを持っているか、振り返ってみる。 |
授業実施特記 |
|
第2回 |
内容
|
「脱ゆとり教育」の開始:「学力低下論」、PISAの結果、教育格差論。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
苅谷剛彦『『学力低下』の実態」(岩波ブックレット)を読んでおく。 |
授業実施特記 |
|
第3回 |
内容
|
「ゆとり教育」への批判:地球文化産業研究所の「ゆとり教育」批判。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
岡部恒治他編『分数ができない大学生』(筑摩文庫)を読んでおく。 |
授業実施特記 |
|
第4回 |
内容
|
文部科学省平成10年版学習指導要領で、変更されたポイントについて理解する。学習指導要領の「基準性」。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
平成10年版学習指導要領に目を通しておく。 |
授業実施特記 |
|
第5回 |
内容
|
教育社会学者、久冨義之の「学力剥落論」を検討する。「勉強離れ」の広がり、学力格差の広がり、進む「学力剥落」。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
OECDが行っている大人に対する学力テストの結果を見ておく。 |
授業実施特記 |
|
第6回 |
内容
|
「学校知識」の魅力:子どもたちは学校知識と自分自身をどのように結びつけているか。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
「アスピレーションaspiration」の概念について、予習しておく。 |
授業実施特記 |
|
第7回 |
内容
|
隠れたカリキュラム:「間違い観」の学習 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
今泉博『どの子も発言したくなる授業』を読んでおく。 |
授業実施特記 |
|
第8回 |
内容
|
「百ます計算」は詰め込み教育か? |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
岸本裕史『見える学力、見えない学力』を読んでおく。 |
授業実施特記 |
|
第9回 |
内容
|
「理解」から「習熟」か、「習熟」から「理解」か? |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
陰山英男『本当の学力をつける本』を読んでおく。 |
授業実施特記 |
|
第10回 |
内容
|
小学生にかけ算の「本質」を理解させる事は出来るのか? |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
渡辺恵津子『こどもといっしょにたのしくさんすう』を読んでおく。 |
授業実施特記 |
|
第11回 |
内容
|
文化の追体験としての算数:人類は、なぜ円周率を知りたいと思ったのか? |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
遠山啓『数学の学び方・教え方』を読んでおく。 |
授業実施特記 |
|
第12回 |
内容
|
全国学力・学習状況調査開始(2007年)のねらい |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
PDCAサイクルについて、予習しておく。 |
授業実施特記 |
|
第13回 |
内容
|
全国学力・学習状況調査の結果から |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
浦野弘『秋田の子供はなぜ塾に行かずに成績がいいのか』を読んでおく。 |
授業実施特記 |
|
第14回 |
内容
|
学校知識と文化資本:文化的再生産論 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
「ハビトゥスhabitus」の概念について調べておく。 |
授業実施特記 |
|
第15回 |
内容
|
まとめ:「ゆとり教育」が投げかけた課題は、教育社会学的に読み解くと、どうなるか? |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
第1回から第14回までの講義をもう一度復習する。 |
授業実施特記 |
|