最終更新日:2018/01/24
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)通年 開講時限 木3
開講学部・学科等
科目コード 670009200 科目ナンバー
授業名 書道実習Ⅰ(仮名)
英文授業名 Practical Training in Calligraphy Ⅰ (Kana Syllabary)
担当教員 細貝 保夫

授業形態 実験・実習・実技
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目 教科に関する科目
テーマ・キーワード テーマ:仮名書法の基礎を学ぶ  キーワード:仮名・書法・粘葉本・行成

授業の概要・ねらい 平安時代中期の仮名の書は最も巧妙にして優秀であり、仮名の書法を学ぶ上で重要である。そこで伝藤原行成筆『粘葉本和漢朗詠集』を規範として、上代様の優雅な書法の学習し、併せて中学校書写用の仮名書法も学習し、仮名の書の基礎を理解することを目指す。
到達目標 中学校書写の仮名書法と上代様の仮名書法の違いを理解し、仮名書法の基礎を理解する。
教科書と準備するもの 【改訂版】書道技法講座19:粘葉本和漢朗詠集[仮名/平安・伝藤原行成]大石隆子編(二玄社)
2,376円
参考書 必要に応じてプリントを配布する。
評価の基準 授業時制作の臨書作品と学年末の課題作品とで成績評価する。 
具体的評価方法 授業時制作の臨書課題70%、年度末の課題提出作品30%で評価する。 
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
学生の理解度に合わせて、その都度調整しながら指導を行う。
単位互換
特記 特になし。

授業計画
第1回 内容
総論と諸注意

※毎授業時、次回の予習箇所を指示する。優雅な上代様の仮名と中学校書写の仮名の違いを理解し、仮名書法の基礎を学ぶ。
<注意事項>
第1回の授業に必ず出席すること。
第16回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、理解の徹底を図る。
上代様の仮名書法<2字連綿> 2
粘葉本和漢朗詠集の中から指定された2字連綿のやさしい個所を中字で書く。
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回まで配布された単体のプリントの指定箇所を半紙に書いてくる。 授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の指定された2字連綿の箇所を予習しておく。
授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。 授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。
第2回 内容
藤原時代の仮名の書と中学校書写で扱う仮名の書の違い
次回用いる単体のプリントの説明をする。
第17回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、理解の徹底を図る。。
上代様の仮名書法<2字連綿> 3
粘葉本和漢朗詠集の中から指定された2字連綿のやさしい個所を中字で書く。
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回まで単体のプリントの指定箇所を半紙に書いてくる。 授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の指定された2字連綿の箇所を予習しておく。
授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。 授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。
第3回 内容
中学校書写用の仮名書法 1
次回用いる連綿のプリントを説明をする。
第18回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、理解の徹底を図る。
上代様の仮名書法<2字連綿> 4
粘葉本和漢朗詠集の中から指定された2字連綿の個所を中字で書く。
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回まで連綿のプリントの指定箇所を半紙に書いてくる。 授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の指定された2字連綿の箇所を予習しておく。
授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。 授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。
第4回 内容
中学校書写用の仮名書法 2
単体・連綿の基礎について理解を深める。
第19回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、理解の徹底を図る。
上代様の仮名書法<2字連綿> 5
粘葉本和漢朗詠集の中から指定された2字連綿の個所を中字で書く。
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回まで単体・連綿のプリントの指定箇所を半紙に書いてくる。 授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の指定された3字連綿の箇所を予習しておく。
授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。 授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。
第5回 内容
上代様(藤原時代)の仮名書法<単体> 1
粘葉本和漢朗詠集の「い・ろ・は・に」を大字で書く。
第20回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、仮名の連綿の書法の習熟を図る。
上代様の仮名書法<3字連綿> 1
粘葉本和漢朗詠集の中から指定された3字連綿の個所を中字で書く。

授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の課題「ほ・へ・と・ち」を予習しておく。 授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の指定された3字連綿の箇所を予習しておく。
授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。 授業実施特記 リアクションペーパーにて疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。
第6回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、理解の徹底を図る。
上代様の仮名書法<単体> 2
粘葉本和漢朗詠集の「ほ・へ・と・ち」を大字で書く。
第21回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、仮名の連綿の書法の習熟を図る。
上代様の仮名書法<3字連綿> 2
粘葉本和漢朗詠集の中から指定された3字連綿の個所を中字で書く。

授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の課題「り・ぬ・る・を」を予習しておく。 授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の指定された3字連綿の箇所を予習しておく。
授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。 授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。
第7回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、理解の徹底を図る。
上代様の仮名書法<単体> 3
粘葉本和漢朗詠集の「り・ぬ・る・を」を大字で書く。
第22回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、仮名の連綿の書法の習熟を図る。
上代様の仮名書法<3字連綿> 3
粘葉本和漢朗詠集の中から3字連綿の個所を中字で書く。

授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の課題「わ・か・よ・た」を予習しておく。 授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の指定された3字連綿の箇所を予習しておく。
授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。 授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。
第8回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、理解の徹底を図る。。
上代様の仮名書法<単体> 4
粘葉本和漢朗詠集の「わ・か・よ・た」を大字で書く。
第23回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、仮名の連綿の書法のいっそうの習熟を図る。
上代様の仮名書法<3字連綿> 4
粘葉本和漢朗詠集の中から指定された3字連綿の個所を中字で書く。
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の課題「れ・そ・つ・ね」を予習しておく。 授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の指定された3字連綿の箇所を予習しておく。
授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。 授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。
第9回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、理解の徹底を図る。
上代様の仮名書法<単体> 5
粘葉本和漢朗詠集の「れ・そ・つ・ね」を大字で書く。
第24回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、仮名の連綿の書法のいっそうの習熟を図る。
上代様の仮名書法<3字連綿> 5
粘葉本和漢朗詠集の中から指定された3字連綿の個所を中字で書く。
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の課題「な・ら・む・う」を予習しておく。 授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の指定された4・5字連綿の箇所を予習しておく。
授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。 授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。
第10回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、理解の徹底を図る。
上代様の仮名書法<単体> 6
粘葉本和漢朗詠集の「な・ら・む・う」を大字で書く。
第25回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、仮名の連綿の書法のいっそうの習熟を図る。
上代様の仮名書法<4・5字連綿> 1
粘葉本和漢朗詠集の中から指定された4・5字連綿の個所を中字で書く。
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の課題「ゐ・の・お・く・や・ま」を予習しておく。 授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の指定された4・5字連綿の箇所を予習しておく。
授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。 授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。
第11回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、理解の徹底を図る。
上代様の仮名書法<単体> 7
粘葉本和漢朗詠集の「ゐ・の・お・く・や・ま」を大字で書く。
第26回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、仮名の連綿の書法のいっそうの習熟を図る。
上代様の仮名書法<4・5字連綿> 2
粘葉本和漢朗詠集の中から指定された4・5字連綿の個所を中字で書く
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の課題「け・ふ・こ・え・て・あ」を予習しておく。 授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の指定された4・5字連綿の箇所を予習しておく。
授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。 授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。
第12回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、理解の徹底を図る。
上代様の仮名書法<単体> 8
粘葉本和漢朗詠集の「け・ふ・こ・え・て・あ」を大字で書く。
第27回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、仮名の連綿の書法のいっそうの習熟を図る。
上代様の仮名書法<4・5字連綿> 3
粘葉本和漢朗詠集の中から指定された4・5字連綿の個所を中字で書く。
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の課題「さ・き・ゆ・め・み・し」を予習しておく。 授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の指定された4・5字連綿の箇所を予習しておく。
授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。 授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。
第13回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、理解の徹底を図る。
上代様の仮名書法<単体> 9
粘葉本和漢朗詠集の「さ・き・ゆ・め・み・し」を大字で書く。
第28回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、仮名の連綿書法のいろいろな技法の習熟を図る。
上代様の仮名書法<4・5字連綿> 4
粘葉本和漢朗詠集の中から指定された4・5字連綿の個所を中字で書く
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の課題「え・ひ・も・せ・す・ん」を予習しておく。 授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の指定された4・5字連綿の箇所を予習しておく。
授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。 授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。
第14回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、理解の徹底を図る。
上代様の仮名書法<単体> 10
粘葉本和漢朗詠集の「え・ひ・も・せ・す・ん」を大字で書く。
仮名の単体書法のまとめ。
第29回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、仮名の連綿書法のいろいろな技法の習熟を図る。
上代様の仮名書法<4・5字連綿> 5
粘葉本和漢朗詠集の中から指定された4・5字連綿の個所を中字で書く。
授業時間外における学修(予習・復習等)
粘葉本和漢朗詠集の中から2字連綿の箇所の文字と文字との連続のし方等をよく観て予習しておく。
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回提出の課題作品に関する注意点を説明する。  
授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。 授業実施特記 口頭にて前回授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。
第15回 内容
前回の授業の重要な点を再度説明し、理解の徹底を図る。
上代様の仮名書法<2字連綿> 1
粘葉本和漢朗詠集の中から指定された2字連綿のやさしい個所を中字で書く。

第30回 内容
課題の箇所を臨書する。
まとめ。
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回の指定された2字連綿の箇所を予習しておく。 授業時間外における学修(予習・復習等) 課題の臨書作品の提出する。
授業実施特記 リアクションペーパーにて春期授業の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。 授業実施特記 リアクションペーパーにて1年間の授業内容の疑問点・要望等を求め、授業の理解の徹底を図る。