授業の概要・ねらい |
地域の歴史を、いわゆる名望家と称される人物の動向を通して読み解いていくことを目的とする。これにより、名望家層が地域に果たした役割というものを再考していきたい。
概要としては、日本の通史では知られていないが、特定の地域を考える上で欠かすことのできない人物の業績を、具体的な史料に基づいて講義する。 |
到達目標 |
名望家の存在が作り上げた地域の歴史というものを認識し、それを手掛かりに今後の地域の在り方を考察していけるようにする。 |
教科書と準備するもの |
特に教科書は指定せず、随時プリントを配布する。 |
参考書 |
進度に応じて、適宜、紹介する。対象とする地域の自治体史は参考になるので、適宜、見ておくとよい。 |
評価の基準 |
講義で扱った事例を参考に、受講生自身が任意の地域を選択し、課題を設定し、2000字以上のレポートを作成することで、単位認定を行う。レポートは、テーマ設定の在り方、分析方法の適切性、引用のみでまとめられているかという点から採点する。 |
具体的評価方法 |
レポートを中心に(90%程度)、授業への取り組みなどを勘案し(10%程度)、総合的に判断する。 |