最終更新日:2017/04/11
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 水2
開講学部・学科等 理工
科目コード 647001900 科目ナンバー SEC03504
授業名 都市緑地計画学
英文授業名 Urban Greening Planning
担当教員 西田 正徳

授業形態 講義、演習
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
空間デザインの基礎/ランドスケープデザインB/ランドスケープデザイン
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 都市緑化、ランドスケープ・デザイン、特殊緑化(屋上緑化、壁面緑化、屋内緑化)

授業の概要・ねらい 自然を代表する緑、植物の都市空間への導入は、都市環境や景観を考慮する上で、必要不可欠なデザイン要素です。本講義においては、都市という人工環境のなかで如何に緑を導入し、都市景観、都市環境を改善し、地震や大火災などの災害に強い街づくりの計画手法を解説し、そのための緑化技法に関する理解により造園設計に必要な基礎知識の修得を目標とします。(特殊緑化の屋上緑化、壁面緑化の基礎を学びます)
さらに、ランドスケープ・アーバニズム、都市緑化計画など都市とランドスケープの関係について理解を深める事を目標とします。
到達目標 都市空間の緑化事例、緑化手法。屋上緑化、壁面緑化、屋内緑化といった特殊緑化技法。都市環境、都市景観改善、防災都市創出のための計画技法。小空間の緑化におけるエコシステム。植物植え付け実習。
教科書と準備するもの 適宜、資料を配布予定。スケッチブック(200円以下の小さなもの)を各自購入準備し、講義期間を通じてキャンパスの景観や樹木、人のスケッチを行うこと。(最終回に提出、評価対象とします)
参考書 建築緑化入門(日経アーキテクチュア)
植物図鑑。
デザイン・ウィズ・ネイチャーDesign with Nature
評価の基準 都市とランドスケープの関係、都市緑地計画、特殊(屋上、壁面、屋内緑化)緑化技法の理解の度合いを評価する。
具体的評価方法 小テスト(30%)
スケッチ(10%)
中間試験・最終試験(60%)
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
講義内容のレジメの配布、小テストによる授業内容の理解を図る。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ガイダンス(講義概要、スケジュール、評価方法、履修の注意点等)
都市緑化計画の事例紹介。キャンパスの内の植物の解説。
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業講義内容を復習し、次回小テスト(植物名等)に備える事。
授業実施特記
第2回 内容
公園の歴史(日本、アメリカ)。公共空間に置ける都市緑化とその事例について。小テスト。(小テストは前回授業内容の確認を目的とする。授業出席に際しては、小テストに対しての前回内容の復習を前提とする)
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業内容を復習の上、小テストに臨む事。授業で解説した植物を暗記し次回小テストにのぞむ事。
授業実施特記
第3回 内容
現代アメリカの都市と緑。建築、土木空間における都市緑化とその事例について。小テスト。(小テストは前回授業内容の確認を目的とする。授業出席に際しては、小テストに対しての前回内容の復習を前提とする
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業内容を復習の上、小テストに臨む事。
授業実施特記
第4回 内容
現代ドイツ・フランスの都市と緑。建築、土木空間における都市緑化とその事例について。小テスト。(小テストは前回授業内容の確認を目的とする。授業出席に際しては、小テストに対しての前回内容の復習を前提とする)
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業内容を復習の上、小テストに臨む事。
授業実施特記
第5回 内容
現代イギリスの都市と緑。建築、土木空間における都市緑化とその事例について。小テスト。(小テストは前回授業内容の確認を目的とする。授業出席に際しては、小テストに対しての前回内容の復習を前提とする)
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業内容を復習の上、小テストに臨む事。
授業実施特記
第6回 内容
緑化体験/植物の植え付け演習。事前に植え付け樹種の確認を予習。
授業時間外における学修(予習・復習等) 前々回の授業内容を復習の上、次回小テストの準備をする事。
授業実施特記
第7回 内容
都市とランドスケープ。(ブラジリア、シンガポール、キャンベラ他)建築、土木空間における都市緑化とその事例について解説。小テスト。(小テストは前回授業内容の確認を目的とする。授業出席に際しては、小テストに対しての前回内容の復習を前提とする)
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業内容を復習の上、小テストに臨む事。
授業実施特記
第8回 内容
中間試験(上記講義内容を試験範囲とする予習を必要とする)
授業時間外における学修(予習・復習等) 前半授業内容全般に対して復習の上、中間試験に臨む事。
授業実施特記
第9回 内容
技術論1:緑化計画、植栽計画について。都市緑化事例紹介。屋上緑化とその技法紹介。(事前にデザイン演習において提案する植物材料を植物図鑑などを参考に特徴等を予習する事。)小テスト。
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業内容を復習の上、小テストに臨む事。
授業実施特記
第10回 内容
技術論2:屋上緑化について。都市緑化事例紹介。壁面緑化、屋内緑化とその技法紹介。(事前にデザイン演習において提案する植物材料を植物図鑑などを参考に特徴等を予習する事。)小テスト。
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業内容を復習の上、小テストに臨む事。
授業実施特記
第11回 内容
技術論3:壁面、屋内緑化について。事例を紹介しながら特殊緑化技術の習得を目指す。事例紹介。小テスト。
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業内容を復習の上、小テストに臨む事。
授業実施特記
第12回 内容
設計演習:課題説明と演習。屋上緑化の設計演習を通じて、計画、設計技術の習得を目指す。小テスト。
授業時間外における学修(予習・復習等) 設計課題を進める。
授業実施特記
第13回 内容
設計演習:演習作業。作業を進める中で個々に指導。設計スキルの向上を図る。
授業時間外における学修(予習・復習等) 設計課題を進める。次週のプレゼンテーション準備。
授業実施特記
第14回 内容
設計演習プレゼンテーション。各自課題を口頭にて発表する。
授業時間外における学修(予習・復習等) プレゼンテーションは十分な準備で出席すること。次週に向けて、今までの講義内容の総復習を行うこと。
授業実施特記
第15回 内容
総まとめ.今までの講義内容、および演習を含めた技術論について総さらいして、最終試験対策を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業内容全般を復習の上、最終試験に臨む事。
授業実施特記