最終更新日:2017/02/03
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 木4
開講学部・学科等 理工
科目コード 647001000 科目ナンバー SEC02503
授業名 まちづくりの交通計画
英文授業名 Traffic Planning of Urban Design
担当教員 寺内 義典

授業形態 講義、演習
e-learning利用 manaba その他:
担当形態 単独
関連する授業 まちづくり概論、まちづくりの実際、都市計画、まちづくりの調査解析、福祉のまちづくり
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
まちづくりの実際、都市計画
後続関連授業 福祉のまちづくり
教職課程科目
テーマ・キーワード 交通

授業の概要・ねらい まちづくりにおいて交通を考える基礎となる知識を習得することを目指す。
到達目標 1)交通を考える上での都市計画、都市政策について、基礎的な知識を習得する。
2)交通需要推計手法の学習・演習を通じて、都市全体の交通計画の考え方を習得する。
3)交通施設計画・公共交通計画についての設計演習から、その基礎を習得する。
教科書と準備するもの 特になし。
参考書 地域交通の計画:政策と工学
著者:竹内 伝史 他
価格:¥3,024
出版社:鹿島出版会
ISBN:978-4306024328
評価の基準 交通計画に関する基礎的な知識を習得していることを、2回のまとめテストにより評価する。
また、交通施設計画や公共交通計画の設計に関する基礎的な考え方を習得していることを、最後の演習の成果物により評価する。
具体的評価方法 ・原則、2/3以上の出席があった者のみ単位認定・成績判定の対象となる。
・単位認定には、成績点数60点以上が必要である。
・2回のふりかえり試験と最終設計課題で成績点数が決まるが、授業中の課題、manabaによる予復習の状況も評価に加味する。

・成績配点:
 -ふりかえりプリント:30%×2回=60%
 -最終設計課題:30%×1回=30%
 -授業中の課題やmanabaによる予復習:10%
・グループでの課題の採点は、グループで提出する課題だけで採点し、全員に同じ点数をつけます。グループ内での役割や個人の努力の大小は、成績に加味されません。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
旧年度は最終課題への説明が欠けたため、授業計画を変更した。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
【ガイダンス(環境と交通)】
・この講義についてガイダンスする。
・交通手段による環境負荷の側面から、クルマ社会の問題点について学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaの利用方法を修得し、アンケートに回答すること。
授業実施特記
第2回 内容
【近代都市計画論における交通】
・近隣住区論、ブキャナンレポートといった近代都市計画論におけるクルマの扱いと、それを受けた都市計画理論について、その基礎を学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaのドリル(近代都市計画論)に取り組むこと。
授業実施特記
第3回 内容
【都市交通政策の基礎】
・TDMやITSなどの現状、生活道路の面的交通安全対策の考え方を事例に、交通計画におけるハードとソフトの基本を学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaのドリル(都市交通政策の基礎)に取り組むこと。
授業実施特記
第4回 内容
【交通計画の基礎】
・交通量調査、交通実態調査、交通特性とトリップについて学ぶ
・交通流理論の基本となる自動車交通のQV曲線について学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaのドリル(交通計画の基礎)に取り組むこと。
授業実施特記
第5回 内容
【まとめテスト1】
・第1〜4回(環境と交通、都市計画論・都市政策、交通計画の基礎)のふりかえりテスト
授業時間外における学修(予習・復習等) 第1〜4回の内容を復習しておくこと。
授業実施特記
第6回 内容
【交通需要推計1】
・四段階推計法、土地利用と発生集中交通量について学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaのドリル(交通需要推計1)に取り組むこと。
授業実施特記
第7回 内容
【交通需要推計2】
・分布交通量とOD表の作成手法について学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaのドリル(交通需要推計2)に取り組んむこと。
授業実施特記
第8回 内容
【交通需要推計3】
・手段別交通量と非集計分析手法について学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaのドリル(交通需要推計3)に取り組むこと。
授業実施特記
第9回 内容
【交通需要推計4】
・配分交通量の推計手法について学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaのドリル(交通需要推計4)に取り組むこと。
授業実施特記
第10回 内容
【まとめテスト2】
・第6〜9回(交通需要推計)のふりかえりテスト
授業時間外における学修(予習・復習等) 第6〜9回の内容を復習しておくこと。
授業実施特記
第11回 内容
【まちづくりと交通のプロジェクト】
・具体の交通プロジェクトの事例について学び、設計事例を調査する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaのドリル(プロジェクト)に取り組むこと。
授業実施特記
第12回 内容
【大規模施設の交通計画】
・大規模施設の交通計画手法について学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaのドリル(大規模施設計画)に取り組むこと。
授業実施特記
第13回 内容
【公共交通計画】
・コミュニティバスの事例と計画手法について学び、事例を調査する。
・次回からの最終設計課題について、説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaのドリル(コミュニティバス)に取り組むこと。
授業実施特記
第14回 内容
【設計課題1】
・大規模施設、コミュニティバスのいずれかを選択し、その設計課題に取り組むこと。
・全員が、この授業時間内に一度以上の個別指導を受けること。
授業時間外における学修(予習・復習等) 最終設計課題に各自で取り組み作業を進めること。
授業実施特記
第15回 内容
【設計課題2】
・作成した設計課題について発表する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 最終設計課題に各自で取り組み、プレゼンテーションの準備をしておくこと。
授業実施特記