最終更新日:2017/01/29
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 火2
開講学部・学科等 理工
科目コード 646002500 科目ナンバー SES02302
授業名 行列論B
英文授業名 Matrix Theory B
担当教員 関口 勝右

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
線形代数(概論)A,B. 行列論 A
後続関連授業 特になし
教職課程科目
テーマ・キーワード 抽象化された線形代数

授業の概要・ねらい 行列論Aに続く科目である。
ベクトルの1次独立、1次従属性からn次元ベクトル空間と部分空間の基底について学ぶ。次にベクトル空間の線形写像の性質、線形写像のKernelと解空間、線形写像のImageと行列の階数との関係、線形写像に関する次元定理などについて講義する。抽象化された線形代数の諸概念に慣れていくことを目標とする。

到達目標
①部分空間の基底について理解し、かつ具体例について答えられること。
② 線形写像等の数学概念が理解でき、かつ具体例を使いこなせること。
③連立方程式と線形代数の諸概念との関係性を理解すること
教科書と準備するもの 特に無し。
参考書 基礎から学ぶ線形代数 (共立出版) 2200円
評価の基準 春期試験 有、レポート 有

n次元ベクトル空間の部分空間の基底が理解できているか。
ベクトル空間の線形写像について理解できているか。
抽象化された線形代数の諸概念が理解できているか。

具体的評価方法 期末試験 70点、レポート 30点。 
合計で60点以上を合格とする。  
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
毎回、結果が発表され次第対応する。毎年受講生の線形代数に関する到達度、苦手分野は異なるのでそれに応じて説明等も変えるところがあります。理解できないときはいつでも質問してください。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
行列論Bで学ぶことの概説。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)シラバスを読んでおくこと
(復習)予備知識で不足している部分について学習しておくこと
授業実施特記 講義の全体像をイメージしてみること
第2回 内容
行列論Bで学ぶために必要な知識(行列論Aからの復習)
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)行列論Aの必要部分について復習しておくこと
(復習)講義で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記 講義内容の問題演習を各自が行い、概念への理解を深めることが重要である。
第3回 内容
n次元ベクトルの1次独立、1次従属性。

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)行列論Aの必要部分について復習しておくこと
(復習)講義で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記 講義内容の問題演習を各自が行い、概念への理解を深めることが重要である。
第4回 内容
部分空間の基底
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)部分空間の定義の復習をしておくこと
(復習)講義で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記 概念への理解を深めるために、問題演習を随時取り入れる。
第5回 内容
部分空間の次元の一意性
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)部分空間の基底の復習をしておくこと
(復習)講義で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記 概念への理解を深めるために、問題演習を随時取り入れる。
第6回 内容
線形写像の定義
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)部分空間の諸性質の復習
(復習)講義で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記 講義内容の問題演習を各自が行い、概念への理解を深めることが重要である。
第7回 内容
線形写像の性質
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)線形写像の定義の復習
(復習)講義で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記 概念への理解を深めるために、問題演習を随時取り入れる。
第8回 内容
線形写像の演習
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)線形写像の性質の復習
(復習)講義で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記 講義内容の問題演習を各自が行い、概念への理解を深めることが重要である。
第9回 内容
線形写像のKernel と解空間
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)線形写像全般の復習
(復習)講義で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記 概念への理解を深めるために、問題演習を随時取り入れる。
第10回 内容
中間演習
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回までの復習
(復習)講義で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記 講義内容の問題演習を各自が行い、概念への理解を深めることが重要である。
第11回 内容
一般ベクトル空間の定義と意味
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)n次元ベクトル空間の性質を復習しておくこと
(復習)講義で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記 概念への理解を深めるために、問題演習を随時取り入れる。
第12回 内容
一般ベクトル空間の線形写像
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)線形写像の性質を復習しておくこと
(復習)講義で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記 概念への理解を深めるために、問題演習を随時取り入れる。
第13回 内容
一般ベクトル空間の同型
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)写像の復習をしておくこと
(復習)講義で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記 概念への理解を深めるために、問題演習を随時取り入れる。
第14回 内容
ベクトル空間の線形写像に於ける次元定理
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)線形写像の性質を復習しておくこと
(復習)講義で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記 概念への理解を深めるために、問題演習を随時取り入れる。
第15回 内容
総合演習
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)14回目までの復習
(復習)講義全体の流れを自分で考えてみること
授業実施特記 講義全体の流れや繋がりを総復習する。