最終更新日:2017/02/23
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 水3
開講学部・学科等 理工
科目コード 646000200 科目ナンバー SES01102
授業名 線形代数概論B
英文授業名 Linear Algebra B
担当教員 新庄 玲子

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業 線形代数Aもしくは線形代数概論A
行列論A
行列論B
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
線形代数Aもしくは線形代数概論A
後続関連授業 行列論A
教職課程科目
テーマ・キーワード 行列、行列式、平面ベクトル、空間ベクトル

授業の概要・ねらい 本講義では、行列に関しての知識の定着を図るとともに、ベクトルについて学ぶ。
それらの基本的概念の理解や計算法についての基礎を定着させ、
さらにそれを平面および空間の座標幾何等に応用できるようになる事を目標とする。
到達目標 ①行列式の意味を理解し、計算ができる。
②行列式を連立方程式を解くことに利用できる。
③ベクトルに関する考え方を理解し、計算が出来る。


教科書と準備するもの 教科書 新線形代数
寺田文行 著
サイエンスライブラリ理工系の数学16 (サイエンス社)
定価:1,188円(本体1,100円+税)

参考書 無し
評価の基準 (1) 行列式の値を求めることができるか。
(2) ベクトルの内積等の計算を正確に行うことができているか。
(3) 機械的な作業としてではなく、得た知識を組み合わせ、応用問題にも取り組み、解決できるようになっているか。
以上に着目し、
試験および、レポートにより到達度を見ることにより評価する。
具体的評価方法 レポート20%、 試験80%
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
計算問題は問題なくできるが、応用問題に苦労する人が見られた。
他の単元とのつながりについては述べるようにしていたが、伝わりにくかったようである。
講義内容を見直し、全体像を把握できるような講義を目指す。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
行列と行列の諸性質の復習
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:シラバスを読んでおくこと。行列の基本的な性質について確認しておくこと。
復習:例題を確認し、講義内で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記
第2回 内容
行列式とは何か、2次および3次正方行列の行列式、サラスの方法
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:行基本操作を用いた連立方程式の解法を復習しておくこと。
復習:例題を確認し、講義内で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記
第3回 内容
一般の行列の行列式の定義と置換
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:サラスの方法を用いて行列式の値を求めることができるようにしておくこと。
復習:例題を確認し、講義内で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記
第4回 内容
行列式の性質
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:行列式の値を定義に従い求めることができるようにしておくこと。
復習:例題を確認し、講義内で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記
第5回 内容
行列式の値を行列式の性質を用いて求める
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:行列式の性質1つ1つがどのように使われるかを把握しておくこと。
復習:例題を確認し、講義内で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記
第6回 内容
余因数と余因数展開
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:行列式の性質を組み合わせ, 4次以上の正方行列の行列式の値を求めることができるようにしておくこと。
復習:例題を確認し、講義内で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記
第7回 内容
逆行列の定義と求め方
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:余因数展開を用いて行列式の値を求めることができるようにしておくこと。
復習:例題を確認し、講義内で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記
第8回 内容
逆行列を用いた連立方程式の解法と、クラ―メルの公式
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:逆行列を正確に求めることができるようになっておくこと
復習:例題を確認し、講義内で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記
第9回 内容
行列を用いた連立方程式の解法のまとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:行基本変形を用いた連立方程式の解法、逆行列を用いた解法、クラ―メルの公式等の関連についての講義となるのでこれらに関して復習をしておくこと。
復習:例題を確認し、講義内で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記
第10回 内容
平面ベクトルの線形表示とベクトルの成分について
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:ベクトルの演算が行えるようになり, 内積を求めることができるようにしておくこと。
復習:例題を確認し、講義内で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記
第11回 内容
平面ベクトルの線形表示とベクトルの成分について
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:ベクトルの演算が行えるようにしておくこと。
復習:例題を確認し、講義内で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記
第12回 内容
内積の成分表示とその応用
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:ベクトルの演算を成分表示で表せるようにしておくこと。
復習:例題を確認し、講義内で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記
第13回 内容
平面幾何への応用(直線の方程式)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:ベクトルをベクトルのまま扱うべきか、成分表示で表するべきか、問題を見て判断ができるようにしておくこと。ておくこと。
復習:例題を確認し、講義内で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記
第14回 内容
直線の方程式とその応用問題
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:直線の媒介変数表示ができるようにしておくこと。方向ベクトル等、直線の方程式に関わる用語を定着させておくこと。
授業実施特記
第15回 内容
第1回から第14回までのまとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:「準備等」14回までの講義の復習しておくこと。
復習:例題を確認し、講義内で提示した演習問題を解いておくこと。
授業実施特記