対象年度	年度	2017	期	(週1ｺﾏ)春期	開講時限	月4
開講学部・学科等	理工
科目コード	645022400		科目ナンバー	SES02104
授業名	数理情報入門
英文授業名	Introduction to Mathematics and Computer Science
担当教員	守谷　哲夫

授業形態	講義
	e-learning利用		その他：
担当形態	単独
関連する授業
	当科目履修前に履修して おくことが望ましい科目
	後続関連授業	情報数学
教職課程科目
テーマ・キーワード	数理情報分野のための基礎

授業の概要・ねらい	授業のねらい：数理情報分野を学ぶ上で必要な基礎知識と基本的考え方を具体的な例を通して習得する。 写像、論理、グラフ、アルゴリズムとデータ構造、2進法などを学ぶ。
到達目標	写像の概念や論理式、2進法に関する正しい知識、オートマトン理論の基礎 知識、グラフの考え方を身につける。
教科書と準備するもの	使用しない
参考書	授業中に指示
評価の基準	写像の概念を理解していること。 真理値表の意味を理解して、 論理式から真理表の作成が可能であること。(80%) 2進数、１０進数、１６進数の相互変換が可能であること。(80%) チューリング機械と有限オートマトンを具体的に構成できること。(80%) グラフについての初歩的知識が身についていること、など を評価する。
具体的評価方法	試験80% レポート20%

授業評価アンケート フィードバック・ 受講生へメッセージ	説明の仕方を検討し、受講生の興味を引くものになるよう工夫を します。
単位互換
特記

第1回	内容	集合と写像(1)　集合とは。集合の表現法。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	(予習)事前にシラバスを読んでおくこと。 (復習)授業で理解できなかった点を整理して、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。
	授業実施特記
第2回	内容	集合と写像(2)　集合の演算。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	(予習)集合の概念、表現法についての知識を確認しておき、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。 (復習)授業で理解できなかった点を整理して、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。
	授業実施特記
第3回	内容	写像と関数。全射、単射、全単射。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	(予習)集合の表現法や演算についての知識を確認しておき、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。 (復習)授業で理解できなかった点を整理して、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。
	授業実施特記
第4回	内容	数理論理学の基礎　(1)　命題と述語
	授業時間外における学修（予習・復習等）	(予習)命題と述語の意味について予め調べておき、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。 (復習)授業で理解できなかった点を整理して、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。
	授業実施特記
第5回	内容	数理論理学の基礎　(2)　真理値表
	授業時間外における学修（予習・復習等）	(予習)真理値表の意味について予め調べておき、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。 (復習)授業で理解できなかった点を整理して、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。
	授業実施特記
第6回	内容	情報の表現(1)　２進法、１６進法、８進法。各表現法と相互変換
	授業時間外における学修（予習・復習等）	(予習)２進数について予め調べておき、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。 (復習)授業で理解できなかった点を整理して、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。
	授業実施特記
第7回	内容	情報の表現(2)　補数。補数による負数の表現。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	(予習)補数について予め調べておき、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。 (復習)授業で理解できなかった点を整理して、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。
	授業実施特記
第8回	内容	文字列と言語。正則表現による言語の表現。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	(予習)正則表現について予め調べておき、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。 (復習)授業で理解できなかった点を整理して、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。
	授業実施特記
第9回	内容	数学的帰納法と帰納的定義。帰納法による証明。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	(予習)数学的帰納法について予め調べておき、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。 (復習)授業で理解できなかった点を整理して、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。
	授業実施特記
第10回	内容	チューリング機械。形式的定義と動作表。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	(予習)チューリング機械の基礎的概念を調べておき、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。 (復習)授業で理解できなかった点を整理して、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。
	授業実施特記
第11回	内容	有限オートマトン。有限状態系とその応用。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	(予習)有限オートマトンの基礎的概念を調べておき、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。 (復習)授業で理解できなかった点を整理して、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。
	授業実施特記
第12回	内容	アルゴリズムとデータ構造。アルゴリズムの表現と効率。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	(予習)アルゴリズムについて予め調べておき、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。 (復習)授業で理解できなかった点を整理して、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。
	授業実施特記
第13回	内容	アルゴリズムが存在しない問題。ポストの対応問題。ヒルベルトの第10問題
	授業時間外における学修（予習・復習等）	(予習)アルゴリズムが存在しない問題について予め調べておき、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。 (復習)授業で理解できなかった点を整理して、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。
	授業実施特記
第14回	内容	情報理論入門。情報量の定義。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	(予習)情報理論について予め調べておき、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。 (復習)授業で理解できなかった点を整理して、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。
	授業実施特記
第15回	内容	授業のまとめと試験
	授業時間外における学修（予習・復習等）	(予習)講義内容全般にわたって復習をしておき、疑問点をA4のレポート用紙1枚程度に まとめておくこと。 (復習)授業で理解できなかった点を質問事項として、A4のレポート用紙1枚程度に まとめておき、自ら学修する。
	授業実施特記