最終更新日:2017/01/18
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 水4
開講学部・学科等 理工
科目コード 645013400 科目ナンバー
授業名 リハビリテーション学
英文授業名 Rehabilitation
担当教員 田中 千歳

授業形態 講義、演習
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
福祉住環境論AおよびB・住環境の心理学・建築と健康の生態学・介護概論
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 建築・リハビリテーション・疾患・障害特性とケア

授業の概要・ねらい 授業の概要・ねらい:超高齢社会における住生活を踏まえた上で、福祉と医療、保健、工学にまたがる分野であるリハビリテーションを通して、建築とその生活環境について概観する。具体的には、リハビリテーションの基本理念や内容、障害・心身機能と住生活環境整備等、多角的な視点の下で住まい環境を考える。
到達目標 到達目標 到達目標:建築とリハビリテーションの関係について、特に疾患を通した図面等を用いて説明できる。
教科書と準備するもの 教科書と準備するもの 教科書:特に指定しない。教科書や教材は、必要に応じてプリントを配布し紹介するが、学生が主体的、自主的に発掘し積極的に発掘して用いることが望ましい。
参考書 参考書 参考書:必要に応じてプリントを配布したり、適宜紹介する。
教科書や教材は、適宜紹介するが、学生が主体的、自主的に発掘し積極的に発掘して用いることが望ましい。
評価の基準 評価の基準 超高齢社会を迎えるにあたって、わが国における住生活環境について、リハビリテーションを通して考察することができる。さまざまな視点から多角的に環境を概観でき説明することができる。
具体的評価方法 具体的評価方法 平常点20%、小テスト30%、定期試験50%
平常点は、授業への参加状況やレポートの提出状況等を総合的に判断する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケートでの意見を踏まえ、講義内容をより身近で実践的な話題を増やし、より関心を持つものとする。
単位互換
特記 建築関連演習実施のため、設計や図面化を通した空間把握は必須であり、並びに福祉や医療関連分野にも知見があることが望まれる。(福祉住環境論AおよびB・住環境心理学・建築と健康の生態学・介護概論等の履修済み)

授業計画
第1回 内容
イントロダクション/リハビリテーションとは。
授業時間外における学修(予習・復習等) [予習]新聞や雑誌等を活用し、リハビリテーションについて調べておくこと。
授業実施特記
第2回 内容
住生活環境とリハビリテーションの現状
授業時間外における学修(予習・復習等) [予習]新聞や雑誌等を活用し、住生活環境とリハビリテーションの現状について調べておくこと。
授業実施特記
第3回 内容
高齢社会における日本の介護の現状
授業時間外における学修(予習・復習等) [予習]社会福祉関連図書や新聞、雑誌等を活用し、介護保険のシステムや内容、要介護者に関する推移等について調べておくこと。
授業実施特記
第4回 内容
高齢社会における法制度整備と変遷
授業時間外における学修(予習・復習等) [予習]建築や福祉分野の図書を活用し、バリアフリー法をはじめとする法律関係の変遷について調べておくこと。
授業実施特記
第5回 内容
建築と福祉住環境関連分野の機能および役割1/建築と福祉住環境関連分野の機能と役割
授業時間外における学修(予習・復習等) [予習]図書や新聞、雑誌等を活用し、人が暮らす上で、生涯に渡って関係を持つ人たちの専門職種について調べ、それらの機能と役割を理解しておくこと。
授業実施特記
第6回 内容
建築と福祉住環境関連分野の機能および役割2/建築と福祉住環境関連分野の相互関係
授業時間外における学修(予習・復習等) [復習]前回の講義等を通して、建築と福祉住環境関連分野の専門職種の機能と役割を踏まえた上で、それらの相互関係について把握し理解すること。
授業実施特記
第7回 内容
脳血管疾患の心身機能と住生活環境1/片麻痺の心身機能
授業時間外における学修(予習・復習等) [予習]医学を中心とした図書や、新聞、雑誌等を活用し、「脳血管疾患と麻痺、片麻痺」について調べておくこと。
授業実施特記
第8回 内容
脳血管疾患の心身機能と住生活環境2/対麻痺および四肢麻痺の心身機能
授業時間外における学修(予習・復習等) [予習]医学を中心とした図書や、新聞、雑誌等を活用し、「脳血管疾患と麻痺、対麻痺と四肢麻痺」について調べておくこと。
授業実施特記
第9回 内容
脳血管疾患の心身機能と住生活環境3/演習:脳血管疾患の住空間計画
授業時間外における学修(予習・復習等) [予習]脳血管疾患を事例に、住空間に対して特に配慮すべきことについてまとめておき、具現化(図面化)できるようにしておくこと。
授業実施特記
第10回 内容
脊髄損傷の心身機能と住生活環境1/頸髄損傷と脊髄損傷の心身機能
授業時間外における学修(予習・復習等) [予習]医学を中心とした図書や、新聞、雑誌等を活用し、「頸髄損傷と脊髄損傷」について調べておくこと。
授業実施特記
第11回 内容
脊髄損傷の心身機能と住生活環境2/演習:頸髄損傷と脊髄損傷の住空間計画
授業時間外における学修(予習・復習等) [予習]頸髄損傷と脊髄損傷を事例に、住空間に対して特に配慮すべきことについてまとめておき、具現化(図面化)できるようにしておくこと。
授業実施特記
第12回 内容
関節リウマチの心身機能と住生活環境1/関節リウマチの心身機能
授業時間外における学修(予習・復習等) [予習]医学を中心とした図書や、新聞、雑誌等を活用し、「関節リウマチ」について調べておくこと。
授業実施特記
第13回 内容
関節リウマチの心身機能と住生活環境2/演習:関節リウマチの住空間計画
授業時間外における学修(予習・復習等) [予習]関節リウマチを事例に、住空間に対して特に配慮すべきことについてまとめておき、具現化(図面化)できるようにしておくこと。
授業実施特記
第14回 内容
その他の疾患の心身機能と住生活環境/中枢性疾患と福祉用具
内容日常生活を送る上で、リフォームや自助具や福祉用具等の利用が多い疾患とその事例について、把握し理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) [予習]医学を中心とした図書や、新聞、雑誌等を活用し、日常生活上、リフォームや自助具等の利用が多い疾患とその事例について調べておくこと。
授業実施特記
第15回 内容
建築とリハビリテーションのまとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) [復習]建築とリハビリテーションの関係について、特に疾患を通した図面等を用いて説明できる。
授業実施特記