最終更新日:2017/03/29
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 水3,水2
開講学部・学科等 理工
科目コード 645001600 科目ナンバー SEZ01501
授業名 基礎物理A
英文授業名 Introduction to Physics A
担当教員 堀畑 聡

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業 基礎物理B
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 物理学・静力学・力のつり合い・モーメント・剛体・仕事

授業の概要・ねらい  「静力学」はニュートン力学に先立って長い歴史を持っている。その基本概念は,その後のニュートン力学の発展にも残り,また一般化された。
 この講義では質点と剛体の静力学をメインに進めていく。また,最後に仕事と仕事の原理,さらに流体の静力学にも言及する。これらの内容は,次年度からの理工学系の専門科目に対する基礎の役目をするであろう。
 毎回の講義では,演習問題を行う。演習問題によって講義内容の理解を深め,数式の取り扱いに慣れることを目指す。
到達目標 物理学の分野である静力学において、以下のことができるようになることが目標である。
1)静力学の原理を説明できる。
2)静止している物体に働く力がわかり、表示することができる。
3)力のつり合いを表す式を求めることができ、その式から未知の物理量が計算できる。
4)仕事の原理が説明でき、仕事の物理量を計算できる。
5)流体の静力学を説明できる。
教科書と準備するもの 「大学新入生のための力学」西浦宏幸・田中東(共立出版)(価格:本体2,200円+税)
参考書 「力と数学の話」鷹尾洋保(日科技連)(価格:税込2,180円)
評価の基準 1)質点,剛体の静力学の原理を説明できる。
2)力のつり合いから未知の量を計算することができる。
3)仕事の原理を説明でき,仕事の量を計算することができる。
4)流体の静力学について説明できる。
具体的評価方法 定期試験(80%),レポート・授業態度(20%)
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケート結果をもとに資料の修正を検討した。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
単位
国際単位系について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等] シラバスを事前に読んでおくこと。

(予習)教科書の1ページ~9ページを予め読んでおくこと。
(復習)特になし。
授業実施特記
第2回 内容
数学的準備(1)
三角関数について説明し、演習を行う。
 
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等] 

(予習)高校の数学の教科書で三角関数を復習しておくこと。
(復習)特になし。
授業実施特記
第3回 内容
数学的準備(2)
ベクトルについて説明し、演習を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等] 

(予習)教科書の31ページ~40ページを予め読んでおくこと。
(復習)特になし。
授業実施特記
第4回 内容
質点の静力学(1)
力とその表し方を説明し、演習を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等] 

(予習)教科書の11ページ~12ページを予め読んでおくこと。
(復習)特になし。
授業実施特記
第5回 内容
質点の静力学(2)
力の合成と分解について説明し、演習を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等] 

(予習)教科書の13ページ~18ページを予め読んでおくこと。
(復習)前回の内容を復習しておくこと。
授業実施特記
第6回 内容
質点の静力学(3)
質点の静力学について説明し、演習を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等] 

(予習)教科書の18ページ~27ページを予め読んでおくこと。
(復習)前回の内容を復習しておくこと。
授業実施特記
第7回 内容
剛体の静力学(1)
剛体のモーメントについて説明し、演習を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等]

(予習)教科書の43ページ~46ページを予め読んでおくこと。
(復習)前回の内容を復習しておくこと。
授業実施特記
第8回 内容
剛体の静力学(2)
平行力の合成と分解について説明し、演習を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等] 

(予習)教科書の46ページ~50ページを予め読んでおくこと。
(復習)前回の内容を復習しておくこと。
授業実施特記
第9回 内容
剛体の静力学(3)
重心について説明し、演習を行う。
 
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等] 教科書の50ページ~55ページを予め読んでおくこと。

(予習)教科書の50ページ~55ページを予め読んでおくこと。
(復習)前回の内容を復習しておくこと。
授業実施特記
第10回 内容
剛体の静力学(4)
偶力について説明し、演習を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等] 

(予習)教科書の44ページ~50ページを予め読んでおくこと。
(復習)前回の内容を復習しておくこと。
授業実施特記
第11回 内容
剛体の静力学(5)
剛体の静力学について説明し、演習を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等] 

(予習)特になし。
(復習)これまでの説明した内容を復習しておくこと。
授業実施特記
第12回 内容
仕事(1)
仕事の定義について説明し、演習を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等] 

(予習)教科書の131ページ~133ページを予め読んでおくこと。
(復習)特になし。
授業実施特記
第13回 内容
仕事(2)
単一機械と仕事の原理について説明し、演習を行う。
 
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等] てこ、滑車、車輪と車軸などを調べておくこと。

(予習)てこ、滑車、車輪と車軸などを調べておくこと。
(復習)前回の内容を復習しておくこと。
授業実施特記
第14回 内容
流体の静力学(1)
アルキメデスの原理について説明し、演習を行う。
 
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等] 圧力,アルキメデスの原理を予め調べておくこと。

(予習)圧力,アルキメデスの原理を予め調べておくこと。
(復習)特になし。
授業実施特記
第15回 内容
流体の静力学(2)
パスカルの原理について説明し、演習を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) [準備等]

(予習)パスカルの原理について調べておくこと。
(復習)前回の内容を復習しておくこと。
授業実施特記