最終更新日:2017/01/17
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 水1
開講学部・学科等 理工
科目コード 644036400 科目ナンバー SEA03900
授業名 建築の法規
英文授業名 Building Laws
担当教員 保立 透

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 建築関係法規の基礎

授業の概要・ねらい 建築基準法、都市計画法等建築関係法規の基礎的な知識を習得することをねらいとし、関係法令の条文の説明、具体的な事例の紹介、演習問題等により建築関係法規の趣旨、内容に関する理解を深める。
到達目標 建築関係法規に関して、建築技術者として求められる基礎的な知識を習得するとともに、演習などを通して実務での応用力を高める。
教科書と準備するもの 「建築法規用教材」日本建築学会発行
別途サブテキストを配布する。
参考書 「基本建築関係法令集〔法令編〕平成29年版」井上書院発行
評価の基準 関係法令の構成、背景、趣旨及び内容を理解するとともに、条文を読解し基本的な事例に適用し判断することができる。
具体的評価方法 春期試験(70%)、授業態度・演習(30%)
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケートでの意見を踏まえ、講義内容を少し平易なものとする。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
建築の法規概論
法律の体系、法律理解のための基礎知識、建築関係法規の全体像を理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)講義で行った「法令に用いる用語」について整理、再確認する。
授業実施特記
第2回 内容
建築基準法1(総則)
建築確認・検査等の手続きと意義を理解し、行政庁、建築主事及び指定確認検査機関等の役割等について考える。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の該当部分を読んでおくこと。
(復習)建築確認・検査等の手続きについて関係条文を確認すること。
授業実施特記
第3回 内容
建築基準法2(単体規定の概要と用語)
単体規定の概要と単体規定で用いる用語の定義を学び、面積、高さ等の算定方法を習得する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の該当部分を読んでおくこと。
(復習)各種用語や面積等の算定方法について関係条文を確認すること。
授業実施特記
第4回 内容
建築基準法3(単体規定:構造強度)
地震による建築被害の事例を学び、建築構造に関する規定の構成及び構造方法、構造計算について理解を深める。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の該当部分を読んでおくこと。
(復習)建築物の構造、規模による構造計算規定、構造方法規定の適用について確認、整理すること。
授業実施特記
第5回 内容
建建築基準法4(単体規定:防火避難)
建築火災の事例から火災性状を学び、防火避難規定の意義と内容について理解を深める。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の該当部分を読んでおくこと。
(復習)建築火災性状を踏まえて防火避難規定の趣旨を整理すること。
授業実施特記
第6回 内容
建築基準法5(単体規定:一般構造、設備)
採光、換気等の一般構造規定及び昇降機等の建築設備に関する規定について理解を深める。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の該当部分を読んでおくこと。
(復習)特に採光の算定方法について条文で確認すること。
授業実施特記
第7回 内容
建築基準法6(集団規定:道路と敷地、用途地域)
道路と敷地・建築物との関係及び用途地域に関する規定の意義と内容について考える。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の該当部分を読んでおくこと。
(復習)用途制限について法別表を確認すること。
授業実施特記
第8回 内容
建築基準法7(集団規定:面積制限1)
容積率及び建ぺい率制限の趣旨と内容を理解し、延べ面積、建築面積、敷地面積及び容積率、建蔽率の算定方法を習得する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の該当部分を読んでおくこと。
(復習)延べ面積、建築面積及び敷地面積の算定方法について留意事項を整理すること。
授業実施特記
第9回 内容
建築基準法8(集団規定:面積制限2)
様々な建築敷地、建築物の条件による容積率及び建ぺい率の限度(法的制限)の算定方法を習得する。

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の該当部分を読んでおくこと。
(復習)容積率及び建ぺい率の限度(法的制限)の考え方について留意事項を整理すること。
授業実施特記
第10回 内容
建築基準法9(集団規定:高さ制限1)
高さの算定方法及び絶対高さ、道路斜線について学び、算定方法を習得する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の該当部分を読んでおくこと。
(復習)異なる条件での道路斜線制限の算定について留意事項を整理すること。
授業実施特記
第11回 内容
建築基準法10(集団規定:高さ制限2)
隣地斜線、北側斜線及び日影規制について学び、算定方法を習得する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の該当部分を読んでおくこと。
(復習)異なる条件での高さ制限の適用について留意事項を整理すること。
授業実施特記
第12回 内容
都市計画法1
都市計画法の構成、概要及び開発許可、地域地区等建築に関する規制、誘導について考える。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の該当部分を読んでおくこと。
(復習)開発許可の趣旨及び各種地域地区の趣旨、内容について整理をすること。
授業実施特記
第13回 内容
都市計画法2
地区計画等の制度、その他まちづくりの誘導方策全般の趣旨と内容について適用事例を通して理解を深める。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の該当部分を読んでおくこと。
(復習)様々なまちづくり誘導方策について趣旨、内容を整理すること。
授業実施特記
第14回 内容
その他の建築関係法規
建築士法、消防法、耐震改修促進法、バリアフリー法、建設業法、宅地建物取引業法等の建築関係法規の概要を紹介し理解を深める。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の該当部分を読んでおくこと。
(復習)各種建築関係法規の概要を整理すること。
授業実施特記
第15回 内容
総括
春期講義の総括的なまとめを行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) これまでの内容を復習しておくこと。
授業実施特記