授業の概要・ねらい |
具体的には人体快適、建築物における熱伝達、湿気と結露、換気と通風、室内空気質、音環境、人工照明と昼光利用について学ぶ。特に断熱、窓・ドア性能、気密性と換気、日射取得と日射遮蔽といった建築形態が居住者快適性とエネルギー消費に与える影響について理解する。
建築環境は室内と住居単位からビルディング、街、都市単位まで学問領域を広げ、近年は温暖化で代表される地球環境までを網羅するようになった。建築環境工学は、快適で健康な建築空間、効率のよい建物と設備システム及び都市環境に関わる物理現象を扱う学問である。 |
到達目標 |
①建築形態が居住者快適性とエネルギー消費に与える影響について理解できるようになる。
②環境設備の知識を自身の設計に活かす手法を習得する。 |
教科書と準備するもの |
「最新 建築環境工学 改訂4版」井上書院 2014年2月 第1刷発行 |
参考書 |
特になし。 |
評価の基準 |
試験及び出席状況・授業中のレポートにより評価する。 |
具体的評価方法 |
試験70点、出席・授業中のレポート30点とし、その合計点により評価する。 |