最終更新日:2016/01/29
Syllabus
クリックして表示・非表示切り替え
概要
対象年度 年度 2017 (週2コマ)春期 開講時限 水3,水4
開講学部・学科等 理工
科目コード 644002700 科目ナンバー SEA03302
授業名 建築環境工学実験
英文授業名 Experiments in Architectural Environment Engineering
担当教員 原 英嗣

授業形態 実験・実習・実技
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業 建築と環境、省エネルギーと建築形態、設備デザイン計画、設備システム計画、建築設備製図、建築設備設計、給排水・防災設備
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
建築と環境、省エネルギーと建築形態
後続関連授業 設備システム計画、建築設備製図、建築設備設計、給排水・防災設備
教職課程科目
テーマ・キーワード 建築環境工学、建築設備工学

授業の概要・ねらい 授業の狙いと概要:室内環境実測に関する文献により環境実測例などの全貌を理解し、次に主として実験計測に伴う各種計器の取扱いを習得させる。環境実験室内の各装置を運転し、室内熱・気流特性、吹出口特性、ダクト気流と風量、冷凍機熱交換特性、送風機特性、パッケージ特性、ファンコイルユニット特性なと実測し、理論上との相違する諸事項について実験により理解する。
到達目標 主に室内温熱環境、熱の流れ、空調設備の仕組みを理解し、実験計測に伴う各種計器の取扱い、レポート作成及びプレゼンテーション作成・発表の基礎能力の習得。
教科書と準備するもの 教材用資料を随時配布する。
参考書 指定無し
評価の基準 レポート及びプレゼンテーション
具体的評価方法 各実験ごとのレポート0.8 最終プレゼンテーション0.2
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
実験ノートを準備させ、実験中の記録を徹底させる。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
概説 / 建築環境工学実験の主旨、対象とするもの、実験の方法、実験に必要な基礎知識を理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 関連科目の内容の復習
授業実施特記
第2回 内容
器具説明/レポートの書き方
実験で使用する器具の説明と実演、レポートの書き方を理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 関連科目の内容の復習
授業実施特記
第3回 内容
実験1 室内空気/室内の熱・空気関係の実験
空気・熱環境 / 実験により室内空気・熱環境の実験・実測例を講述して、室内の諸条件を理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布資料(器具説明/レポートの書き方)を読み、内容を理解する。
授業実施特記
第4回 内容
実験1のレポート作成
実験1のデータを用いて、レポートを作成し、提出する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 実験1の諸データを整理する。
授業実施特記
第5回 内容
実験2 温度測定/電子式温度記録計、各温度計の計測を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布資料(器具説明/レポートの書き方)を読み、内容を理解する。
授業実施特記
第6回 内容
実験2のレポート作成
実験2のデータを用いて、レポートを作成し、提出する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 実験2の諸データを整理する。
授業実施特記
第7回 内容
実験3 室内空気環境/室内の温度、湿度、気流、CO2、CO、騒音などの実験を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) 実験3の配布資料を読み、実験の目的及び段取り等を理解する。また、疑問点などもまとめておく。
授業実施特記
第8回 内容
実験4 熱伝導/ガラス、壁体などの熱移動量、それらの熱伝導量を熱伝導計測装置で計測する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 実験4の配布資料を読み、実験の目的及び段取り等を理解する。また、疑問点などもまとめておく。
授業実施特記
第9回 内容
実験5 吹出口/吹出し理論特性と実際の吹出し状態を主に風速により計測する。送風量と温度差、エンタルピ差により冷却熱量を求める。
授業時間外における学修(予習・復習等) 実験5の配布資料を読み、実験の目的及び段取り等を理解する。また、疑問点などもまとめておく。
授業実施特記
第10回 内容
実験6 ダクト気流/ダクト内の気流分布を計測し、実態を理解する。マノメーター、ピトー管などを用いる。
授業時間外における学修(予習・復習等) 実験6の配布資料を読み、実験の目的及び段取り等を理解する。また、疑問点などもまとめておく。
授業実施特記
第11回 内容
実験7 空調機に関する実験(冷凍機回り)
冷凍機の構造を理解し、冷媒の吐出、吸込の圧力、温度の関係より、モリエル線図上にプロットし、冷媒の蒸発-->圧縮-->凝縮-->膨張-->蒸発の過程を理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 実験7の配布資料を読み、実験の目的及び段取り等を理解する。また、疑問点などもまとめておく。
授業実施特記
第12回 内容
実験8 冷凍機/冷凍機のメカニズムを理解し、冷媒圧力・温度、冷却水の温度、流量、冷却風量・温湿度により、冷却熱量を算出する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 実験8の配布資料を読み、実験の目的及び段取り等を理解する。また、疑問点などもまとめておく。
授業実施特記
第13回 内容
プレゼンテーション資料の作成
各自、今まで行った実験1〜8のうち一つを取り上げ、プレゼンテーション資料の作成を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) 実験1~8の配布資料、返却レポートを読み、プレゼンテーションを行う実験を選択する。
授業実施特記
第14回 内容
実験結果の発表
作成したプレゼンテーション資料をもとに、発表を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) 作成したプレゼンテーション資料をもとに、発表練習をする。
授業実施特記
第15回 内容
総合評価/提出レポートを中心として、実験・実測から得た各資料の評価、活用方法、さらにレポートのまとめ方、表現方法、発表などを評価する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 実験1~8の配布資料、返却レポートを読み、実験内容を復習する。
授業実施特記