最終更新日:2017/01/23
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 金2
開講学部・学科等 理工
科目コード 644002600 科目ナンバー SEA04605
授業名 建築構造計画
英文授業名 Design of Structural Systems
担当教員 河又 進

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業 建築構造設計A(榎田寛治)
建築構造設計B(須田健一)
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
建築構造力学の基礎(榎田寛治)
後続関連授業 建築構造製図(菅野斉)
教職課程科目
テーマ・キーワード 各種建物の構造計画と力の流れ

授業の概要・ねらい 建築の計画に於いて、外国に比べて遥かに厳しい自然条件(地震・台風・積雪等)がある我が国では、構造計画は重要な要素である。その基本は構造力学であり、これに基づいて構造の概要を立案するが、詳細にわたる設計(構造計算・構造図作成等)は、その後の問題である。
又、すぐれた構造計画は建物の力学的な合理性ばかりでなく、経済的でもなければならない。従って常識として心得ておかねばならない建築構造の基本的性質、構造材料(種別と形式を含む)の選択と計画を述べ、一般的に多く見られる実例をあげて説明する。
到達目標 構造計画に必須である「構造力学」の基本的知識を修得し、各種構造物の安全性・経済性を考えながら、力の流れを直観的に理解出来る能力を身につける。
教科書と準備するもの 参考資料を適宜配布する。
参考書 石井勇・望月洵・松井源吾共著「構造計画」(鹿島出版会)
望月重著「ビルはなぜ建っているかなぜ壊れるか」(文春新書)
神田順著「耐震建築の考え方」(岩波書店)価格:1000円+税
金森博雄著「巨大地震の科学と防災」(朝日新聞出版)価格:1300円+税
評価の基準 1:構造部材の名称及び建築材料名が分かる。
2:地震の歴史を知る。
3:各構造の力の流れ(力とつり合い)が理解できる。
4:構造種別と形式が理解できる。
具体的評価方法 試験(授業時間内小テスト等)60%と平常点(受講態度・発言等を含む)40%を総合して評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケートでの意見を踏まえ各々が理解出来る様に時間配分を工夫します。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
[常識としての構造知識]
  「建築の構造」について (1)
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布した資料を予め読んでおくこと。
授業実施特記
第2回 内容
  「建築の構造」について (2)
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布した資料を予め読んでおくこと。
授業実施特記
第3回 内容
  「日本の建築構造基準の変遷」について
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布した資料読んで耐震基準と過去の主な地震との関連性を調べておくこと。
授業実施特記
第4回 内容
  「現行の耐震基準(新耐震設計法)」について
授業時間外における学修(予習・復習等) 参考書等を読んで保有水平耐力計算等の概要を理解しておくこと。
授業実施特記 授業内小テストを実施。
第5回 内容
  「力とつりあい」について (1)
授業時間外における学修(予習・復習等) 構造力学を復習しておくこと。
授業実施特記
第6回 内容
  「力とつりあい」について (2)
授業時間外における学修(予習・復習等) 構造力学を復習しておくこと。
授業実施特記
第7回 内容
  「構造材料の力学的性質」について
授業時間外における学修(予習・復習等) 構造材料及び構造部材等の基本的性質を復習しておくこと。
授業実施特記
第8回 内容
[構造の各部について]
  「屋根・床・階段」について      
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布した資料と参考書等を予め読んでおくこと。
授業実施特記
第9回 内容
  「柱・梁の構造(架構)」について      
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布した資料と参考書等を予め読んでおくこと。
授業実施特記
第10回 内容
  「耐震壁と筋かい」について
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布した資料と参考書等を予め読んでおくこと。
授業実施特記
第11回 内容
  「基礎」について
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布した資料と参考書等を予め読んでおくこと。
授業実施特記
第12回 内容
[構造の種別と形式]
  「鉄筋コンクリート造 (実例)」について       
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布した資料の設計例を見てRC造の特徴と構造内容を予め理解しておくこと。
授業実施特記
第13回 内容
  「鉄骨造 (実例)」について
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布した資料の設計例を見てS造の特徴と構造内容を予め理解しておくこと。

授業実施特記
第14回 内容
  「鉄骨鉄筋コンクリート造 (実例)」について
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布した資料の設計例を見てSRC造の特徴と構造内容を予め理解しておくこと。
授業実施特記 授業内小テストを実施。
第15回 内容
  「その他の構造(実例)」について
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布した資料の設計例を見て建物の特徴と構造内容を予め理解しておくこと。
授業実施特記