最終更新日:2017/02/06
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 火1
開講学部・学科等 理工
科目コード 643035100 科目ナンバー SEA03208
授業名 建築ユニバーサルデザイン論
英文授業名 Architectural Universal Design
担当教員 堀 直人

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
建築福祉住環境論B
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード Universal Design とは何か?

授業の概要・ねらい 授業の狙い:ユニバーサルデザイン(UD)の建築計画への適用法について解説する。
とくにアクセシビリティとUDの違い、UDの定義と評価方法、UDの設計への適用法、UDを進めた環境アフォーダンスなどについて学習する。
到達目標:建築設計に対し空間設計や機能設計に加えて生態学的視点からのユニバーサルデザインを考える力を養う。
到達目標 UDの建築設計への取り入れと評価
教科書と準備するもの 適時資料を配布する
参考書 1. ユニバーサルデザイン建築ガイドライン 熊本県 http://portal.kumamoto-net.ne.jp/ud-kenchiku/
2. 老人性痴呆症のための環境デザイン U.Cohen, J.D.Weisman, 岡田,浜崎訳 出版:彰国社
3. ユニバーサルデザインハンドブック W.F.E.Preiser, E. Ostroff編、 梶本久夫日本語監修、 丸善
4. 複雑さと共に暮らす D.A. Norman, 伊賀聡一郎、岡本明、安村通晃訳 新曜社
5. 福祉住環境コーディネーター検定試験 2級公式テキスト 東京商工会議所編
評価の基準 アクセシビリティとUDの相違を分析することができる。
UDの定義と評価方法について具体的に述べられる。
UDの建築設計への適用例を具体的に提示した。
UDと環境アフォーダンスの相違を説明できる。
具体的評価方法 平常点30%、課題演習と最終課題のレポート70%
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
参考にし適時改善する
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ガイダンス
建築UDの目指す社会
授業時間外における学修(予習・復習等) 準備:シラバスを読みウエブサイトで参考書1をダウンロードして目を通しておくこと
復習は各回触れた内容について配布資料を読みキーポイントを箇条書き等で整理する(以下同様)
授業実施特記
第2回 内容
障害に対する社会的認知

授業時間外における学修(予習・復習等) 準備:ノーマライゼーションとICFについて予め参考書5などから調べておくこと
授業実施特記
第3回 内容
ADA法とアクセシビリティ

授業時間外における学修(予習・復習等) 準備:配布資料を予め読んでおくこと
授業実施特記
第4回 内容
建物のアクセシビリティの評価法
授業時間外における学修(予習・復習等) 準備:配布資料を予め読んでおくこと
授業実施特記
第5回 内容
既存建築物のアクセシビリティ評価演習を行う

授業時間外における学修(予習・復習等) 準備:既存建物2棟のアクセシビリティ評価を行い、レポートとしてまとめておくこと
授業実施特記
第6回 内容
施設・設備計画のUDからみた要素と構成

授業時間外における学修(予習・復習等) 準備:配布資料を予め読んでおくこと
授業実施特記
第7回 内容
UD原則の定義とガイドライン

授業時間外における学修(予習・復習等) 準備:配布資料を予め読んでおくこと
授業実施特記
第8回 内容
UD原則ガイドラインの比較事例

授業時間外における学修(予習・復習等) 準備:UD原則1〜3に該当する設計事例を現地調査すること。築10年以内の建築物を選び、写真を撮り、UD原則との対応を説明するレポートを準備する
授業実施特記
第9回 内容
UD評価の方法1:チェックリストとEカード法
授業時間外における学修(予習・復習等) 準備:UD原則4~7に該当する設計事例を現地調査すること。築10年以内の建築物を選び、写真を撮り、UD原則との対応を説明するレポートを準備する
授業実施特記
第10回 内容
UD評価の方法2:2変量のカイ2乗検定、多変量解析法
授業時間外における学修(予習・復習等) 準備:配布資料を予め読んでおくこと
授業実施特記
第11回 内容
UD評価の方法3:UDマップ法、SD法
授業時間外における学修(予習・復習等) 準備:配布資料を予め読んでおくこと
授業実施特記
第12回 内容
アメニティとヒーリング:質的評価法
授業時間外における学修(予習・復習等) 準備:配布資料を予め読んでおくこと
授業実施特記
第13回 内容
建物から受ける不安モデルとストレス評価

授業時間外における学修(予習・復習等) 準備:配布資料を予め読んでおくこと
授業実施特記
第14回 内容
生態学的視知覚からみたUD
授業時間外における学修(予習・復習等) 演習:生態学的視覚の世界を事例を写真に撮りレポートとしてまとめる
授業実施特記
第15回 内容
ニーズと環境アフォーダンス
授業時間外における学修(予習・復習等) 準備:生態学的視覚の世界を事例のレポートを準備しておくこと
授業実施特記