最終更新日:2017/01/31
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週2コマ)春期 開講時限 木1,木2
開講学部・学科等 理工
科目コード 642040900 科目ナンバー SEE02861
授業名 電気製図A
英文授業名 Drafting for Electrical Engineering A
担当教員 中本 哲哉

授業形態 講義、演習
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 機械製図、電気製図、図面、三角法、製作図、電気接続図

授業の概要・ねらい  本科目は選択講座ではあるが、将来電気主任技術者の資格を無試験で取得するには必須の科目である。
 電気・電子機器の製作を行う場合、機器の構成や構造を示す機械的な図面と、電気・電子回路を示す接続図が必要である。「電気製図A」では機械製図の基礎・技法を学習し、演習図と課題図を作成することにより、その基本を身に付ける。授業では、毎時間、実際に製図用具を使って鉛筆で製図を行うので、製図用具が必要になる。
 基本的な機械製図の図面が理解できるとともに、簡単な機械製図の図面が描けることを目標とする。
到達目標 機械製図の基礎・技法を学習し、機械製図の基本を身に付ける。
教科書と準備するもの 宮本 俊春著 「電気・電子設計製図法」(東海大学出版会) 3,200円(税別)
必要となる製図用具は最初の授業で紹介する。所持している製図用具は流用可。製図用具を全く持っていない場合は、一式揃えると約5,000円程度必要となる。
ドラフターは授業時に貸し出しを行う。
参考書 日本工業規格 JIS Z 8300シリーズ
       JIS B 0001-2000など
評価の基準 演習図面、課題図面が、正確に、わかりやすく描かれていること。授業態度、製図に取組む姿勢を加味する。
具体的評価方法 提出された演習図面、課題図面を主に評価する。試験は行わない。
演習図面、課題図面は全て提出することとする。授業を欠席した場合の製作図面は、宿題とする。なお、授業時の態度や製図に取組む姿勢を評価に加味する。
評価基準に対して、演習図面と課題図面の評価(85%)、製図に取り組む姿勢(15%)。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケート結果を踏まえ、製図の助言・指導は理解するまで行うので、わからないところは必ず質問を行うこと。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
講義内容、実技内容等について説明
製図とは何か、設計の失敗例、観察力、創造性についてなど、設計・製図の重要性を説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習は不要
授業実施特記
第2回 内容
製図用具の使用法、図面構成、用紙、線と字の書き方 講義
演習図の作成と提出 線と字の練習
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、教科書の当該部を読んでおくこと。
復習として、教科書の講義した部分を再読し、理解しておくこと。
授業実施特記
第3回 内容
投影図示法、図面への応用、図形の選定法 講義
演習図の作成と提出 第三角法による投影図
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、教科書の当該部を読んでおくこと。
復習として、教科書の講義した部分を再読し、理解しておくこと。
授業中に演習図が完成しなかった場合には、時間外に製図をして完成させること。
授業実施特記
第4回 内容
図面の描き方(1):配置法と寸法線の描き方 講義
演習図作成と提出 寸法線の記入
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、教科書の当該部を読んでおくこと。
復習として、教科書の講義した部分を再読し、理解しておくこと。
また、授業中に演習図が完成しなかった場合には、時間外に製図をして完成させること。
授業実施特記
第5回 内容
図面の描き方(2):断面の描き方 講義
演習図作成と提出 断面図
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、教科書の当該部を読んでおくこと。
復習として、教科書の講義した部分を再読し、理解しておくこと。
また、授業中に演習図が完成しなかった場合には、時間外に製図をして完成させること。
授業実施特記
第6回 内容
図面の描き方(3): 慣用図示法と省略図示法、寸法記入上の注意事項 講義
課題図の作成 断面図
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、教科書の当該部を読んでおくこと。
復習として、教科書の講義した部分を再読し、理解しておくこと。
また、授業中に課題図が完成しなかった場合には、時間外に製図をして完成させること。
授業実施特記
第7回 内容
図面の描き方(4):仕上げ記号の表示法、表面粗さ 講義
課題図作成 軸受クランプ台の製図
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、教科書の当該部を読んでおくこと。
復習として、教科書の講義した部分を再読し、理解しておくこと。
授業実施特記
第8回 内容
図面の描き方(5):寸法公差の表示法 講義
同上課題図作成と提出
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、教科書の当該部を読んでおくこと。
復習として、教科書の講義した部分を再読し、理解しておくこと。
また、授業中に課題図が完成しなかった場合には、時間外に製図をして完成させること。
授業実施特記
第9回 内容
図面の描き方(6):材料記号、ねじの構造、ボルト、ナットの構造と製図法 講義
課題図作成 ボルト、ナットの製図
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、教科書の当該部を読んでおくこと。
復習として、教科書の講義した部分を再読し、理解しておくこと。
授業実施特記
第10回 内容
ばねの製図法の講義
同上課題図作成 ボルト、ナットの製図
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、教科書の当該部を読んでおくこと。
復習として、教科書の講義した部分を再読し、理解しておくこと。
授業実施特記
第11回 内容
外形加工法、表面処理の方法の講義
同上課題図の作成続きと提出
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、教科書の当該部を読んでおくこと。
復習として、教科書の講義した部分を再読し、理解しておくこと。
また、授業中に演習図が完成しなかった場合には、時間外に製図をして完成させること。
授業実施特記
第12回 内容
図面構成の方法、親図と子図面についての講義
課題図作成 スライドトランスの組立図と子図面の作成
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、教科書の当該部を読んでおくこと。
復習として、課題図の組立図と子図面の関係を理解し、形状を把握すること。
授業実施特記
第13回 内容
テクニカルイラストレーションの製図法の講義
課題図作成の続き スライドトランスの組立図と子図面の作成
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は特に必要なし。
復習として、課題図の組立図と子図面の関係を理解し、形状を把握すること。
授業実施特記
第14回 内容
課題図作成続き スライドトランスの組立図と子図面の作成
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習、復習は特に必要としない。
ただし、製図の進捗が遅れている場合は、自主的に製図を進めること。
授業実施特記
第15回 内容
製図のまとめ
課題図作成続きと提出 スライドトランスの組立図と子図面の提出
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習、復習は特に必要としない。
授業実施特記