最終更新日:2017/01/30
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 火4
開講学部・学科等 理工
科目コード 641033800 科目ナンバー SEM03650
授業名 自動車デザイン
英文授業名 Automotive Design
担当教員 槌田 鉄男

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業 自動車工学、エンジン工学
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
材料力学
後続関連授業 車両運動学
教職課程科目 教科に関する科目
テーマ・キーワード 自動車開発エンジニアとして設計者に必要なものは何なのか学び、考える

授業の概要・ねらい ① 自動車(二輪車)の設計者として長年開発に携わった経験談をもとに設計者はどうあらねばならないかを学んだ上で、現代の自動車の持つ課題を明確化し、近未来まで含めた設計業務を考える。
② 実務例を見ながら自動車設計を学び考えて行く。
到達目標 設計としての開発エンジニアに必要なものは何なのかを知り、実際の設計業務に役立てる事ができる
教科書と準備するもの パワーポイント資料にて説明。必要に応じてプリントを配付する。
講義の要点を事前に配付するので、予め理解し、その要点を参考に必要なことをメモすること。
参考書 特になし。
評価の基準 ①開発エンジニアとは何なのか
②自動車の課題は何なのかを知った上で現場で役立つ設計技術とは何か
上記2点を理解し説明する事が出来る
具体的評価方法 授業での発言・発表(10%)、小試験(30%)、期末試験(60%)
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
授業内容を実際の仕事でより役立つものとし、学生の発言回数を増やして理解度を確認し、主体性を持って授業に参加させる
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
・自己紹介とガイダンス
・シラバスの内容説明と授業の進め方について説明
・予備知識の把握 受講生が車の一般常識や基礎となる工学に対してどの程度の基礎知識があるかを知り、この後の授業に役立てる
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習;シラバスを読んでおく事
復習;講義がどのような流れで進むか把握し、まとめておくこと
授業実施特記
第2回 内容
・自動車設計業務とは何か
開発エンジニアとして自動車の開発に関わった講師自身の経験から自動車開発における設計の仕事は単に図面を書くと言うことだけでなく多くの分野に及ぶ事を学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習;1回目の終わりに配布した講義の要点を読んで、用語などを知らべ理解しておくこと
復習;多岐に及ぶ設計の仕事を整理し、どのような技術が必要となるかをまとめること
授業実施特記
第3回 内容
・自動車各部の名称と機能(1)
自動車は多くの部品から構成されているが、各部の名称と機能を知り、それがどのような働きをしているかを学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習;2回目の終わりに配布した講義の要点を読んで、用語などを知らべ理解しておくこと
復習;自動車各部の名称、機能をまとめておくこと
授業実施特記
第4回 内容
・自動車各部の名称と機能(2)
・自動車の開発の流れと物の機能を知る(1)
実際の自動車の開発はどのようなものであるかを学び、その中から開発がどのようなものであるかを知る
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習;3回目の終わりに配布した講義の要点を読んで、用語などを知らべ理解しておくこと
復習;開発の流れをまとめておくこと
授業実施特記
第5回 内容
・自動車の開発の流れと物の機能を知る(2)
エンジニアとして重要な『部品の機能を知る』と言う事を学ぶ。また機能を身近な工業製品の例で考えてみる
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習;4回目の終わりに配布した講義の要点を読んで、用語などを知らべ理解しておくこと
復習;『機能を知る』と言う事はどのような事かまとめておく
授業実施特記
第6回 内容
・2~5回までのまとめ(小試験)
自動車設計の実業務を知り、自動車の各部の機能を理解した上で、自動車の設計者とはどのようなものかを知り、どのような知識が必要か総合的に考える
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習;2~5回までの講義内容を復習しておくこと
復習;小試験で分からなかった事を理解し直しておくこと
授業実施特記
第7回 内容
・自動車の歴史
単に歴史を知ることだけではなく、その時代、その時代の課題は何で、先人はどのような発想で新しいものを考え、どのようにして実現したかを知る
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習;6回目の終わりに配布した講義の要点を読んで、用語などを知らべ理解しておくこと
復習;その時代その時代でどのような課題があって先人はどのようにして、それを解決してきたかまとめる
授業実施特記
第8回 内容
・自動車の課題と対応技術
課題があるからこそ開発業務が発生することを認識し、自動車にまつわる現代の課題を考え、その解決の方向性を考える
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習;7回目の終わりに配布した講義の要点を読んで、用語などを知らべ理解しておくこと
復習;自動車にまつわる問題点と課題とその解決技術をまとめておくこと
授業実施特記
第9回 内容
・環境技術
自動車にまつわる環境に対する技術にどのようなものがるか学び、その原理を知る
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習;8回目の終わりに配布した講義の要点を読んで、用語などを知らべ理解しておくこと
復習;環境にまつわる課題とその解決策(技術)をまとめておくこと
授業実施特記
第10回 内容
・安全技術
自動車にまつわる安全に対する技術にどのようなものがあるか学び、その原理を知る
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習;9回目の終わりに配布した講義の要点を読んで、用語などを知らべ理解しておくこと
復習;安全にまつわる課題とその解決策(技術)をまとめておくこと
授業実施特記
第11回 内容
・7~10回までのまとめ(小試験)
自動車の様々な課題とそれに対応するための技術を総括する
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習;7~10回までの講義内容を復習しておくこと
復習;小試験で分からなかった事を理解し直す
授業実施特記
第12回 内容
・車体
車体の種類と構造、その特徴、さらにその生産方法を学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習;11回目の終わりに配布した講義の要点を読んで、用語などを知らべ理解しておくこと
復習;車体の種類別の構造の特徴や生産技術を整理する
授業実施特記
第13回 内容
・自動車に使われる材料
自動車に使われる材料にどのようなものがあるか知り、設計への活用法を学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習;12回目の終わりに配布した講義の要点を読んで、用語などを知らべ理解しておくこと
復習;自動車に使われる材料の種類と特徴、どのような所に使われているかまとめる
授業実施特記
第14回 内容
・自動車に使われる生産技術
・12~14回までのまとめ(小試験)
自動車設計にはどのような知識が必要になるかまとめる
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習;13回目の終わりに配布した講義の要点を読んで、用語などを知らべ理解しておくこと
   12~14回までの講義内容を復習しておくこと
復習;小試験で分からなかった事を理解し直しておくこと
授業実施特記
第15回 内容
全体まとめ(期末試験)
自動車の開発に必要な設計技術とは何なのか、これまでに学んだことを総括する
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習;これまでの全体の講義内容、小試験を復習しておくこと
復習;試験の自己採点を行い、足りなかったことを復習しておくこと
授業実施特記