最終更新日:2017/03/08
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 水1
開講学部・学科等 政経・経営
科目コード 633031400 科目ナンバー BAM02218
授業名 外国経営史
英文授業名 Foreign Business History
担当教員 池元 有一

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業 日本経営史
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
なし
後続関連授業 なし
教職課程科目 教科に関する科目
テーマ・キーワード アメリカの企業システムの歴史的変化

授業の概要・ねらい  会社(企業)は、私たちにとってかつてないほど大きな存在になっている。企業は大部分の財・サービスを産出し、私達に就業の機会を提供し、社会に大きな影響を与える。現代社会を理解するためには、企業システムの理解は不可欠である。経営史を学ぶ目的は、企業を知るために、そのシステムの形成・展開過程を過去に遡り考えることである。本講義では、アメリカの企業システムの変化を歴史的文脈の中で検討する。
到達目標 (1)大企業の成長経路(水平統合、垂直統合、前方統合、後方統合)について歴史的に説明できる。
(2)アメリカでの経営階層組織(専門経営者とマネジメント)の発展について説明できる。
(3)職能部門制組織の出現、多角化戦略と事業部制組織の関係を歴史的に説明できる。
(4)IBMのロックイン効果を説明できる。
(5)アメリカの金融ビジネスの概要とリーマンショックの背景を説明できる。
教科書と準備するもの 教科書にかえて、毎回「講義資料」を配布する。
参考書 チャンドラー,A.D.,Jr(有賀祐子訳)『組織は戦略に従う』ダイヤモンド社、2004年。
安部悦生・壽永欣三郎・山口一臣著『ケースブック アメリカ経営史』有斐閣、2002年。
鈴木良隆・安部悦生・米倉誠一郎『経営史』有斐閣、1987年。
経営史学会編『外国経営史の基礎知識』有斐閣、2005年。
鈴木良隆・大東英祐・武田晴人『ビジネスの歴史』有斐閣、2004年。
評価の基準 (1)大企業の成長経路(水平統合、垂直統合、前方統合、後方統合)について歴史的に説明できる。
(2)アメリカでの経営階層組織(専門経営者とマネジメント)の発展について説明できる。
(3)職能部門制組織の出現、多角化戦略と事業部制組織の関係を歴史的に説明できる。
(4)IBMのロックイン効果を説明できる。
(5)アメリカの金融ビジネスの概要とリーマンショックの背景を説明できる。
上記に関して、試験を用いてその到達度による成績評価をする。
具体的評価方法 授業への取組状況(受講態度)30%、外国経営史の基本的知識の定着度を確認する試験70%。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケートでの結果を踏まえ、シラバスを充実させた。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
オリエンテーション(講義計画、成績評価方法など)
授業時間外における学修(予習・復習等) 当科目のシラバスを読んでおくこと。
授業実施特記
第2回 内容
大企業の形成(20世紀初頭)
垂直統合とアメリカの現代企業(大量生産と大量販売)(1)
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業で配付した資料を読み直し、「垂直統合とアメリカの現代企業(1)」を復習する。
授業実施特記
第3回 内容
大企業の形成(20世紀初頭)
垂直統合とアメリカの現代企業(大量生産と大量販売)(2)
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業で配付した資料を読み直し、「垂直統合とアメリカの現代企業(2)」を復習する。
授業実施特記
第4回 内容
大企業の形成(20世紀初頭)
アメリカ企業と経営階層組織(専門経営者とマネジメント)(1)
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業で配付した資料を読み直し、「アメリカ企業と経営階層組織(1)」を復習する。
授業実施特記
第5回 内容
大企業の形成(20世紀初頭)
アメリカ企業と経営階層組織(専門経営者とマネジメント)(2)
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業で配付した資料を読み直し、「アメリカ企業と経営階層組織(2)」を復習する。
授業実施特記
第6回 内容
大企業の形成(20世紀初頭)
アメリカにおける経営者企業の成立(多角化戦略と部門間調整)(1)
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業で配付した資料を読み直し、「アメリカにおける経営者企業の成立(1)」を復習する。
授業実施特記
第7回 内容
大企業の形成(20世紀初頭)
アメリカにおける経営者企業の成立(多角化戦略と部門間調整)(2)
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業で配付した資料を読み直し、「アメリカにおける経営者企業の成立(2)」を復習する。
授業実施特記
第8回 内容
フォードとGM
T型フォード、大量生産方式、職能部門制組織、市場の成熟化、フルライン戦略、事業部制組織。
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業で配付した資料を読み直し、「フォードとGM」を復習する。
授業実施特記
第9回 内容
大企業体制のビジネス(20世紀央)
新産業の誕生と先端技術開発(1)
(アメリカの半導体産業・コンピュータ産業:アメリカ連邦政府の科学技術政策の役割)
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業で配付した資料を読み直し、「新産業の誕生と先端技術開発(1)」を復習する。
授業実施特記
第10回 内容
大企業体制のビジネス(20世紀央)
新産業の誕生と先端技術開発(2)
(コンピュータ産業:アメリカ連邦政府の科学技術政策の役割)
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業で配付した資料を読み直し、「新産業の誕生と先端技術開発(2)」を復習する。
授業実施特記
第11回 内容
大企業体制のビジネス(20世紀央)
新産業の誕生と先端技術開発(3)
(コンピュータ産業:アメリカ連邦政府の科学技術政策の役割)
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業で配付した資料を読み直し、「新産業の誕生と先端技術開発(3)」を復習する。
授業実施特記
第12回 内容
ビル・ゲイツとマイクロソフト社
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業で配付した資料を読み直し、「ビル・ゲイツとマイクロソフト社」を復習する。
授業実施特記
第13回 内容
20世紀アメリカの金融ビジネス(リーマンショックを中心に)
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業で配付した資料を読み直し、「20世紀アメリカの金融ビジネス」を復習する。
授業実施特記
第14回 内容
巨大企業エンロンの倒産(企業の社会的責任と企業倫理)
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業で配付した資料を読み直し、「巨大企業エンロンの倒産」を復習する。
授業実施特記
第15回 内容
試験に向けてのまとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) これまでの授業を振り返り、試験に向けて自ら学修する。
授業実施特記