最終更新日:2016/03/15
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 木3
開講学部・学科等 政経・経営
科目コード 633029100 科目ナンバー BAM02220
授業名 マーケティング論
英文授業名 Marketing
担当教員 金子 武久

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
流通と商業
後続関連授業
教職課程科目 教科に関する科目
テーマ・キーワード マーケティング、流通、商業、マーケティングリサーチ、データサイエンス

授業の概要・ねらい  マーケティングは企業が直面する諸環境に働きかけ、そこから成果を得る仕組みづくりを指します。諸環境の代表は市場です。市場への働きかけの手段として、製品政策(どのような製品を企画・生産するか)、価格政策(どのように価格を設定するか)、流通チャネル政策(製品を流通させる経路をどう選択するか)、プロモーション政策(広告や宣伝活動をどうするか)があります。これらにより企業は売上や名声などの成果を獲得します。働きかけと成果のよりよき関係づくりがマーケティングの仕事と言えます。
 マーケティングはしばしば「売り込み」と勘違いされがちですが、むしろ、売り込みをなくして「売れる仕組み」をつくることがマーケティングの狙いなのです。
 この授業ではマーケティングの基本について具体例を交えながらやさしく、かつ、しっかりと解説し、さらには近年の新しいマーケティングについても紹介していきます。
 この授業は「流通と商業」と連携しています。必ずセットで履修するようにしてください。
到達目標 ・各回の授業計画で示されたマーケティングや流通の基礎的な用語を説明することができる。
・世の中のマーケティングや流通についての出来事を説明するためにそれらの用語を適切に使うことができる。
・マーケティングや流通の理論を説明する中でそれらの用語を適切に使うことができる。
教科書と準備するもの なし。
参考書 ●池尾恭一,青木幸弘,南知恵子,井上哲浩(2010)『マーケティング』有斐閣,¥3700+税.
●フィリップ・コトラー,ヘルマワン・カルタジャヤ,イワン・セティアワン著,恩藏直人監訳,藤井清美訳(2010)『コトラーのマーケティング3.0』朝日新聞出版,¥2520(税込み).
評価の基準 「到達目標」に示してあるそれぞれ項目について、授業参加度、小テスト、定期試験に基づいて総合的に評価します。
具体的評価方法 「評価の基準」の重みは次の通り。授業参加度10%、小テスト30%、定期試験60%とします。その上で総合点を算出し成績評価を行います。ただし、これらの比率は小テストや定期試験の難易度によって変更することがあります。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
平成27年度は全ての調査項目で全体平均より上のポイントとなっていたので概ね良かったと思う。マーケティング分野は近年の発展が著しいが、まずは基本をしっかり、その上で最新の話題を取り入れながらビジネスの現場でも役立つ授業を心掛けていきたい。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
マーケティング総論: ガイダンス、マーケティングの全体像、社会におけるマーケティングの重要性(企業、非営利組織、芸術家、官公庁、大学生)
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布資料の一読
講義支援システムmanabaで予習復習の小テスト
授業実施特記
第2回 内容
マーケティング・コンセプト: マーケティングの定義、マーケティングに必要な能力(創造力、分析力、論理展開力、コミュニケーション力、継続力)とその開発
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布資料の一読
講義支援システムmanabaで予習復習の小テスト
授業実施特記
第3回 内容
ニーズとウォンツ: 顧客満足とリレーションシップ・マーケティング、ワン・トゥ・ワン・マーケティング、CRM
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布資料の一読
講義支援システムmanabaで予習復習の小テスト
授業実施特記
第4回 内容
マーケティングと消費者: 消費者行動研究の基礎、意思決定過程、消費者のライフスタイル分析、市場シェア、マインドシェア、ハートシェア
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布資料の一読
講義支援システムmanabaで予習復習の小テスト
授業実施特記
第5回 内容
マーケティング環境の理解: マーケティングリサーチ、ニーズや需要の把握と予測
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布資料の一読
講義支援システムmanabaで予習復習の小テスト
授業実施特記
第6回 内容
マーケティング機会の分析: 市場セグメントと標的市場
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布資料の一読
講義支援システムmanabaで予習復習の小テスト
授業実施特記
第7回 内容
製品政策1: 新製品開発プロセス
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布資料の一読
講義支援システムmanabaで予習復習の小テスト
授業実施特記
第8回 内容
製品政策2: 製品ラインとブランドのマネジメント、差別化とポジショニング
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布資料の一読
講義支援システムmanabaで予習復習の小テスト
授業実施特記
第9回 内容
サービス: サービスとは何か、サービス・マーケティング
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布資料の一読
講義支援システムmanabaで予習復習の小テスト
授業実施特記
第10回 内容
価格政策: 価格と消費者意識、需要と価格と弾力性、価格設定、損益分岐点分析
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布資料の一読
講義支援システムmanabaで予習復習の小テスト
授業実施特記
第11回 内容
流通チャネル政策: 取引コストと流通チャネル間の組織間関係、流通チャネルの組織化、サプライチェーン・マネジメント
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布資料の一読
講義支援システムmanabaで予習復習の小テスト
授業実施特記
第12回 内容
プロモーション政策: マーケティングコミュニケーションツール、サブリミナル効果とマーケティング、広告効果の測定
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布資料の一読
講義支援システムmanabaで予習復習の小テスト
授業実施特記
第13回 内容
製品ライフサイクル: 普及過程の理論と製品ライフサイクル
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布資料の一読
講義支援システムmanabaで予習復習の小テスト
授業実施特記
第14回 内容
ダイレクト・マーケティング: 訪問販売、ダイレクトメール、カタログ・マーケティング、テレビ・マーケティング
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布資料の一読
講義支援システムmanabaで予習復習の小テスト
授業実施特記
第15回 内容
ワン・トゥ・ワン・マーケティング: ワン・トゥ・ワン・マーケティングとインターネット(双方向コミュニケーション、テキストマイニングと推奨型プロモーション、検索システム、フィードバック・コメント)
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布資料の一読
講義支援システムmanabaで予習復習の小テスト
授業実施特記