最終更新日:2017/03/14
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 月3
開講学部・学科等 政経
科目コード 632044200 科目ナンバー
授業名 企業経済論(基礎)
英文授業名 Corporate Economy (Introductory Studies)
担当教員 三輪 晋也

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業 「企業経済論(応用)」
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業 「企業経済論(応用)」
教職課程科目
テーマ・キーワード 株式会社、企業の資金調達、株式の上場

授業の概要・ねらい 現在、多数の日本企業が株式会社の形態を採用している。有限責任制を前提とする株式会社は、大規模化に適した会社形態であると考えられている。本講義では、株式会社の資金調達方法や経営機構、「所有と経営の分離」に起因する問題等を扱う。
ミクロ経済学では、企業を生産関数や費用関数として記述し、企業の内部構造をブラック・ボックスとして扱う場合が多い。本講義では、投資家と株式会社の関係や株式会社の内部構造などを考察する。本講義を履修することにより、秋期に開講される「企業経済論(応用)」をより深く理解することが可能となる。
到達目標 本講義の到達目標は、株式会社制度の仕組みを説明できることである。
教科書と準備するもの 『企業論 第3版』三戸浩・池内秀己・勝部伸夫著、有斐閣アルマ、2000円+税。
参考書 『入門 現代企業論』亀川雅人・高岡美佳・山中伸彦著、新世社、2650円+税。
評価の基準 試験:80%、レポート:20%で評価する。
(注意) 授業中の私語や携帯電話・スマートフォンの使用を禁止します。これらの行為が確認された場合、成績にマイナスの影響があるので、注意してください。
具体的評価方法 試験については、授業で紹介する専門用語や概念を十分に理解しているかどうか、また、これらを自分の言葉で説明できるかどうか確認する問題が出題される。なお、試験では、教科書や参考書などの持込を不可とする。
また、レポートについては、授業中に問題を与える。授業時間内に問題を解いて、レポートを提出することが求められる。
授業評価アンケート
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受講生へメッセージ
何らかの事情で、教員が授業に遅れて到着する場合は、テキストや参考書を読んで自習したり、講義ノートで復習したりして下さい。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ガイダンス
授業時間外における学修(予習・復習等) 不要。
授業実施特記
第2回 内容
1、企業とは何か
(概要:企業の概念を説明する。)
授業時間外における学修(予習・復習等) テキストの精読。
授業実施特記
第3回 内容
2、経済事業組織の形態
(概要:経済事業組織の類型を紹介し、各組織でどのような相違があるのか説明する。)
 (1)私企業
 (2)公企業
 (3)協同組合
授業時間外における学修(予習・復習等) テキストの精読。
授業実施特記
第4回 内容
3、会社の形態
(概要:日本で設立が可能な会社の形態を紹介し、各会社形態でどのような相違があるのか説明する。)
 (1)合名会社
 (2)合資会社
授業時間外における学修(予習・復習等) テキストの精読。
授業実施特記
第5回 内容
 (3)株式会社
 (4)合同会社
授業時間外における学修(予習・復習等) テキストの精読。
授業実施特記
第6回 内容
4、株式会社の資金調達
(概要:株式会社の資金調達方法について説明する。)
 (1)株式
 (2)社債
 (3)銀行借入れ
授業時間外における学修(予習・復習等) テキストの精読。
授業実施特記
第7回 内容
5、上場会社と証券取引所
(概要:「上場」とは何かを説明し、上場のメリットとデメリットについて検討する。)
授業時間外における学修(予習・復習等) テキストの精読。
授業実施特記
第8回 内容
6、企業の内部統治構造
(概要:株式会社の経営機構について説明する。)
 (1)監査役(会)設置会社
  (a)株主総会
  (b)取締役(会)
  (c)監査役(会)
授業時間外における学修(予習・復習等) テキストの精読。
授業実施特記
第9回 内容
授業内容は、前回の続き。
授業時間外における学修(予習・復習等) テキストの精読。
授業実施特記
第10回 内容
 (2)指名委員会等設置会社
 (3)監査等委員会設置会社
授業時間外における学修(予習・復習等) テキストの精読。
授業実施特記
第11回 内容
7、所有と経営の分離
(概要:「所有と経営の分離」とは何か、また、「所有と経営の分離」により、どのような問題が生じるのか説明する。)
授業時間外における学修(予習・復習等) テキストの精読。
授業実施特記
第12回 内容
授業内容は、前回の続き。
授業時間外における学修(予習・復習等) テキストの精読。
授業実施特記
第13回 内容
8、企業を取り巻くステークホルダー
(概要:ステークホルダーとは何か、企業とステークホルダーの間にどのような関係があるのか説明する。)
授業時間外における学修(予習・復習等) テキストの精読。
授業実施特記
第14回 内容
9、企業の社会的責任(CSR)
(概要:企業の社会的責任(CSR)とは何か、なぜCSRを重視した企業経営が重要であるのか説明する。)
授業時間外における学修(予習・復習等) テキストの精読。
授業実施特記
第15回 内容
まとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) 復習として、定期試験に備えた勉強。
授業実施特記