最終更新日:2017/03/31
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 木3
開講学部・学科等 政経
科目コード 632039300 科目ナンバー
授業名 応用ミクロ経済学(基礎)
英文授業名 Applied Microeconomics (Basis)
担当教員 多部田 直樹

授業形態 講義
e-learning利用 その他:パワーポイント
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
ミクロ経済学(消費者分析、生産者分析)経済学A、経済理論基礎(ミクロ)
後続関連授業 応用ミクロ経済学(ミクロ政策)
教職課程科目
テーマ・キーワード 中級レベル向けのミクロ経済学を学ぼう!

授業の概要・ねらい この『応用ミクロ経済学(基礎)』では、『産業組織論』の中心課題にもあげられる「企業・組織の経済学」や「戦略の経済学」を考える。本講義の目標は、1〜2年次に学習したミクロ経済学の分析ツールを用いて、産業分析への応用をめざす。サブタイトルでは「基礎」とあるが、講義レベルは米国の標準的な大学で3〜4年次に学習する「(新)産業組織論」や「ゲーム理論をベースにした最近の中級ミクロ経済学」あるいは「マネジェリアル・エコノミクス(経営経済学)」の内容も含まれる。本講義を通じて、業界分析、企業分析を各自で行えるだけの応用力を身に着けてもらうのが狙いである。
 なお、履修にあたっての前提科目として「ミクロ経済学」、「経済学A、B」、あるいは「経済理論基礎A,B」を履修しておくことが望ましい。
到達目標  受験勉強などにみられた知識偏重の詰め込み勉強や暗記ではなく、講義を通じて思考力や分析能力を養ってもらいたい。結果だけを短絡的に暗記するのではなく、簡単な経済モデルや(二次元の)グラフ、チャートを理解し応用したうえで自分なりに論理的に筋道を立てて結論を導けるようになることが最終的なゴールである。
教科書と準備するもの 『ミクロ経済学 改訂版』(成文堂)多部田 直樹[2016年3月刊]
 また、ボーナス課題のための教材は開講時に知らせる。
参考書 開講してから、適時に知らせる。
評価の基準 ① 市場構造(完全競争、独占的競争、寡占、独占)についての特徴を理解できるようになること。
② 総費用曲線と総収入(総売上)曲線から総利潤のグラフを描けるようになり、収入、費用の変化が総利潤に及ぼす影響について考察できること。
③ 総費用曲線から平均総費用曲線などのグラフが描けるようになること。更には、限界費用と限界収入の概念を用いて、利潤の最大化の条件を理解できること。
④ 需要の価格弾力性と収入(売上)との関係を理解し、価格戦略を立案できること。
⑤ 市場構造の特徴を十分に踏まえたうえで、市場構造―企業行動―企業成果の関係を理解すること。言い換えれば、市場構造が企業の行動や成果に及ぼす影響について考察できるようになること。
 なお、到達目標実現のために、春学期では限界費用や限界利潤の計算のための分析ツールとして、数学の微分を用いるので、全体の講義を通じて繰り返し微分の公式に習熟し使えるようになること。 また、ゲーム理論の基礎も理解し、応用できるようになること。
具体的評価方法 演習課題の提出(25%)、定期試験(75%)、オプション課題(15%程度)
4年生で就職活動を言い訳にして、期限内の提出すべき課題のない者は試験だけ受験しても特別な配慮はしない!4年生ならびに体育会系の部に所属する学生でも、オプション課題を含めて、提出すべき課題が未提出の者の単位取得は難しい。言うまでもないが、履修実体のない(出席不足、提出課題なし、試験欠席)学生については、4年生あるいは高学年であっても、再試験や追試験や特別課題のような救済措置は一切行わない。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
応用ミクロ経済学が難しいとコメントした学生へ、まずは、ミクロ経済学を履修してから応用ミクロ経済学を履修してください。ミクロ経済学が前提科目となります~基礎をとばしての応用はできません。また、私の担当するミクロ経済学以上に、微分などの数学を多用します。最低、高校2年までの数学力、ならびに数学的論理思考や2次元のグラフを描けるようにしてください。私の講義は、復習を重視します。分かったつもりではなく、講義後に、各自で実際に問題を解いて、本当に理解したかを確認してください。「分かったつもり」ではいけません!

ミクロ経済学の内容を超えて、就活に向けてのマナーや数学などの基礎学力向上のための指摘や講義も行いますので留意してください。大人数のクラスのため私語や他人の迷惑になる行動については厳しく注意します。それを不快に思う学生(「注意や説教」がウザいと思うコメントを寄せた学生)は、他の教員の科目を受講してください!大学は、社会に出るための最終的な準備をする場所です。
単位互換 首都圏西部単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ミクロ経済学の復習・補足1
私の担当したミクロ経済学の復習ならびにミクロ経済学でカバーしきれないトピックスを補足する。なお、公務員試験にも出題される問題なども取り扱う。具体的には、高校レベルの微積分(特に、微分)も解説しながら、中級レベルへのミクロ経済学を学ぶ。今年度は、公務員試験問題の過去問を中心に解説する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:シラバスをよく読んでおくこと。また、各自がこれまでに履修したミクロ経済学の復習復習をしておくこと。
復習:今回学んだ項目を教科書および講義ノートを見直し、講義内容を十分に理解しておくこと。分からない点は次回の講義開始時に質問できるようにしておく。
授業実施特記
第2回 内容
ミクロ経済学の復習・補足2
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書該当箇所を読み、疑問点を明確にして講義に臨むこと。
復習:教科書および講義ノートを見直し、今回学んだ内容を理解する。分からない点は次回の講義開始時に質問できるようにしておくこと。
授業実施特記
第3回 内容
ミクロ経済学の復習・補足3
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書該当箇所を読み、疑問点を明確にして講義に臨むこと。
復習:教科書および講義ノートを見直し、今回学んだ内容を理解する。分からない点は次回の講義開始時に質問できるようにしておくこと。
授業実施特記
第4回 内容
ミクロ経済学の復習・補足4
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書該当箇所を読み、疑問点を明確にして講義に臨むこと。
復習:教科書および講義ノートを見直し、今回学んだ内容を理解する。分からない点は次回の講義開始時に質問できるようにしておくこと。
授業実施特記
第5回 内容
ミクロ経済学の復習・補足5
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書該当箇所を読み、疑問点を明確にして講義に臨むこと。
復習:教科書および講義ノートを見直し、今回学んだ内容を理解する。分からない点は次回の講義開始時に質問できるようにしておくこと。
授業実施特記
第6回 内容
身近なテーマをミクロ経済学理論を用いて応用する1
ミクロ経済学を現実の経済諸問題へ応用していく。トピックスについては、開講時または講義開始後、随時お知らせする。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書該当箇所を読み、疑問点を明確にして講義に臨むこと。
復習:教科書および講義ノートを見直し、今回学んだ内容を理解する。分からない点は次回の講義開始時に質問できるようにしておくこと。
授業実施特記
第7回 内容
身近なテーマをミクロ経済学理論を用いて応用する2
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書該当箇所を読み、疑問点を明確にして講義に臨むこと。
復習:教科書および講義ノートを見直し、今回学んだ内容を理解する。分からない点は次回の講義開始時に質問できるようにしておくこと。
授業実施特記
第8回 内容
身近なテーマをミクロ経済学理論を用いて応用する3
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書該当箇所を読み、疑問点を明確にして講義に臨むこと。
復習:教科書および講義ノートを見直し、今回学んだ内容を理解する。分からない点は次回の講義開始時に質問できるようにしておくこと。
授業実施特記
第9回 内容
身近なテーマをミクロ経済学理論を用いて応用する4
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書該当箇所を読み、疑問点を明確にして講義に臨むこと。
復習:教科書および講義ノートを見直し、今回学んだ内容を理解する。分からない点は次回の講義開始時に質問できるようにしておくこと。
授業実施特記
第10回 内容
身近なテーマをミクロ経済学理論を用いて応用する5
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書該当箇所を読み、疑問点を明確にして講義に臨むこと。
復習:教科書および講義ノートを見直し、今回学んだ内容を理解する。分からない点は次回の講義開始時に質問できるようにしておくこと。
授業実施特記
第11回 内容
身近なテーマをミクロ経済学理論を用いて応用する6
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書該当箇所を読み、疑問点を明確にして講義に臨むこと。
復習:教科書および講義ノートを見直し、今回学んだ内容を理解する。分からない点は次回の講義開始時に質問できるようにしておくこと。
授業実施特記
第12回 内容
身近なテーマをミクロ経済学理論を用いて応用する7
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書該当箇所を読み、疑問点を明確にして講義に臨むこと。
復習:教科書および講義ノートを見直し、今回学んだ内容を理解する。分からない点は次回の講義開始時に質問できるようにしておくこと。
授業実施特記
第13回 内容
身近なテーマをミクロ経済学理論を用いて応用する8
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書該当箇所を読み、疑問点を明確にして講義に臨むこと。
復習:教科書および講義ノートを見直し、今回学んだ内容を理解する。分からない点は次回の講義開始時に質問できるようにしておくこと。
授業実施特記
第14回 内容
定期試験に向けた総復習1
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書該当箇所を読み、疑問点を明確にして講義に臨むこと。
復習:教科書および講義ノートを見直し、今回学んだ内容を理解する。分からない点は次回の講義開始時に質問できるようにしておくこと。
授業実施特記
第15回 内容
定期試験に向けた総復習2
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書該当箇所を読み、疑問点を明確にして講義に臨むこと。
復習:教科書および講義ノートを見直し、今回学んだ内容を理解する。また、期末試験の準備の一貫として、これまでに習った内容を演習問題を中心に復習すること。分からない点は次回の講義開始時に質問できるようにしておくこと。
授業実施特記