最終更新日:2017/02/11
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 水1,木5
開講学部・学科等 政経
科目コード 632031200 科目ナンバー
授業名 国際マクロ経済学(応用)
英文授業名 International Macroeconomics (Applied Studies)
担当教員 野下 保利

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
国際マクロ経済学(基礎)
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 国際金融 外国為替 外国為替レート 国際通貨

授業の概要・ねらい 日本をはじめ各国経済に大きく影響を与えている外国為替レートの変動について、そもそも外国為替とは何かという問題の解説から初めて、外国為替の制度的な仕組み(外国為替制度論)と外国為替レートがどのように決まるかについての理論(外国為替相場理論)を統合した外国為替論を授業することが講義のテーマである。
到達目標 外国為替取引の仕組みと外国為替相場の決定要因について基本的な知識の習得
(1)異通貨・遠隔地決済の手段としての外国為替および国際通貨の仕組みの理解
(2)外国為替市場の仕組みと構造の理解
(3)外国為替相場理論の理解
教科書と準備するもの 授業開始時に教科書として利用する講義用資料をネットを通じて配布する。また、各回授業時に次回授業の講義内容を記したハンドアウトを配布する。
参考書 野下保利「貨幣的経済分析の現代的展開−非ケインズ型管理通貨制度を求めて』日本経済評論社、2001年、C.ロジャーズ(貨幣的経済理論研究会訳)『貨幣・利子および資本. 貨幣的経済理論入門』日本経済評論社、2004年。また、各回の講義テーマに関連した参考文献をハンドアウトに記載するとともに、必要に応じて講義時に指示する
評価の基準 外国為替や国際金融市場の基礎概念や外国為替相場理論の理解の度合いを中心に評価
具体的評価方法 授業態度(20点)、講義毎の小テスト(20点)及び定期試験結果(60点)
関連リンク 講義連絡用メール・アドレス,講義用フォーラム,講義資料ダウンロード・サイト
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケートを踏まえ、授業内容の理解を容易にするために、予習および復習に受講生が積極的に取り組みるように資料を提供するとともに、授業を改善する
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
講義の狙いと進め方、そして評価・単位取得について説明
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回講義用ハンドアウト配布および予習の指示
授業実施特記
第2回 内容
現代の国際経済と世界金融危機との関連について概説し、外国為替の役割について考える。
(授業開始時における前回小テストの復習および授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回講義ハンドアウト配布および予習の指示
授業実施特記
第3回 内容
外国為替と国際通貨(1)ー為替とは何か(内国為替と外国為替)ー

 両替取引から区別される為替取引の仕組みを説明する。

(授業開始時における前回小テストの復習および授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回講義用ハンドアウト配布および予習の指示
授業実施特記
第4回 内容
外国為替と国際通貨(2)ー外国為替の諸形態ー

 荷為替や送金為替など、外国為替取引の仕組みを説明する。

(授業開始時における前回小テストの復習および授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回講義用ハンドアウト配布および予習の指示
授業実施特記
第5回 内容
外国為替と国際通貨(3)ー外国為替と外国為替銀行ー

 外国為替取引を支える外国為替銀行の役割について説明する。

(授業開始時における前回小テストの復習および授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回講義用ハンドアウト配布および予習の指示
授業実施特記
第6回 内容
外国為替と国際通貨(4)ー外国為替銀行と国際通貨制度ー



(授業開始時における前回小テストの復習および授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回講義用ハンドアウト配布および予習の指示
授業実施特記
第7回 内容
外国為替理論(1)ー外国為替理論概観ー
 国際貸借説や購買力平価説からポートフォリア・アプローチにおける外国為替相場理論の展開を概観する。
(授業開始時における前回小テストの復習および授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回講義用ハンドアウト配布および予習の指示
授業実施特記
第8回 内容
外国為替理論(2)ー購買力平価説ー

(授業開始時における前回小テストの復習および授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回講義用ハンドアウト配布および予習の指示
授業実施特記
第9回 内容
外国為替理論(3)ー国際収支説あるいはフロー・アプローチー

(授業開始時における前回小テストの復習および授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回講義用ハンドアウト配布および予習の指示
授業実施特記
第10回 内容
外国為替理論(4)ー金利平価説ー

(授業開始時における前回小テストの復習および授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回講義用ハンドアウト配布および予習の指示
授業実施特記
第11回 内容
外国為替理論(5)ーマネタリー・アプローチとポートフォリオ・アプローチー
(授業開始時における前回小テストの復習および授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回講義用ハンドアウト配布および予習の指示
授業実施特記
第12回 内容
外国為替理論(6)ーその他理論と外国為替理論の整理ー

(授業開始時における前回小テストの復習および授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回講義用ハンドアウト配布および予習の指示
授業実施特記
第13回 内容
国際金融市場と資産選択行動(1)ー国際資産選択行動と外国為替ー
 現代の国際的な投資家による選択活動が、どのように外国為替相場を変動させているかについて説明する。
(授業開始時における前回小テストの復習および授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回講義用ハンドアウト配布および予習の指示
授業実施特記
第14回 内容
国際金融市場と資産選択行動(2)ー国際金融危機の諸理論ー
 外国為替との関連で、国際金融危機についての見解を概説する。

(授業開始時における前回小テストの復習および授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 秋期授業の未消化の点の確認と質問の準備
授業実施特記
第15回 内容
講義のまとめと質問、定期試験の実施要項の発表
授業時間外における学修(予習・復習等) 特になし
授業実施特記