最終更新日:2017/02/12
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 水1,木5
開講学部・学科等 政経
科目コード 632031100 科目ナンバー
授業名 国際マクロ経済学(基礎)
英文授業名 International Macroeconomics (Introductory Studies)
担当教員 野下 保利

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
マクロ経済学
後続関連授業 国際マクロ経済学(応用)
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード グローバリゼーション 国際収支 マンデル=フレミング・モデル

授業の概要・ねらい 閉鎖経済におけるマクロ経済学の消費、投資および貯蓄などの基本用語、そしてIS-LMモデルなどの基本マクロ・モデルを復習した後、マンデル=フレミング・モデルを中心に各種の開放経済モデルを学習する。そうした学習を通じて、国際経済の動向を理論的かつ批判的に捉えるために必要となる考え方や基本的知識を得ることが講義の目的である。
到達目標 現代の国際経済を捉えるために必要な基礎知識の習得
(1)グローバリゼーション進展下の現代経済の特徴の認識
(2)マンデル=フレミング・モデルの理解
(3)国際収支の仕組みの理解
教科書と準備するもの 授業開始時に教科書として利用する講義資料をネットを介して配布する。また、各回授業時に次回授業の講義内容を記したハンドアウトを配布する。
参考書 ハワード・J. シャーマン・ゲーリー・R. エバンズ (野下保利, 植村博恭, 原田善教訳) 『マクロ経済学―ケインジァン、マネタリスト、マルクス派の見解』新評論、1989年。野下保利「貨幣的経済分析の現代的展開−非ケインズ型管理通貨制度を求めて』日本経済評論社、2001年、C.ロジャーズ(貨幣的経済理論研究会訳)『貨幣・利子および資本. 貨幣的経済理論入門』日本経済評論社、2004年。また、各回の講義テーマに関連した参考文献を必要に応じて指摘する。
評価の基準 マクロ経済学および国際マクロ経済学の基礎となる用語や概念、そしてモデルについての理解の程度を中心に評価する。
具体的評価方法 授業で行う小テスト(20点)および定期試験の成績(80点)によって評価する。
関連リンク 講義連絡用メールアドレス,講義フォーラム,講義資料のダウンロード・サイト
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケートを踏まえ、授業内容の理解を容易にするために、予習および復習に受講生が積極的に取り組みるように資料を提供するとともに、授業を改善する。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
講義のテーマと講義の方法、そして学習の仕方について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回授業用ハンドアウトの配布および予習の指示
授業実施特記
第2回 内容
現代の国際経済の特徴(1)
 現代の国際経済におけるグローバリゼーションの意義について説明する。
(授業内容の理解のための小テストと次回のハンドアウトの配布および予習の指示)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回授業用ハンドアウトの配布および予習の指示
授業実施特記
第3回 内容
現代の国際経済の特徴(2)
 現代の国際経済の動向に重要な影響を与えている国際的な金融取引の実態や特徴について説明する。
(授業開始時における前回小テストの復習および授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回授業用ハンドアウトの配布および予習の指示
授業実施特記
第4回 内容
現代の国際経済の特徴(3)
 グローバリゼーション下において日本経済がおかれている状況について概説する。
(前回小テストの復習と授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回授業用ハンドアウトの配布および予習の指示
授業実施特記
第5回 内容
国際マクロ経済学の基礎(1)
 IS-LMモデルを中心にマクロ経済学を復讐する。
(前回小テストの復習と授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回授業用ハンドアウトの配布および予習の指示
授業実施特記
第6回 内容
国際マクロ経済学の基礎(2)
 IS・LMモデルとマンデル=フレミング・モデルの関係を説明する。
(前回小テストの復習と授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回授業用ハンドアウトの配布および予習の指示
授業実施特記
第7回 内容
国際マクロ経済学の基礎(3)
 マンデル=フレミング・モデルについて説明する。
(前回小テストの復習と授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回授業用ハンドアウトの配布および予習の指示
授業実施特記
第8回 内容
国際マクロ経済学の基礎(4)
 マンデル=フレミング・モデルの理解したうえで、マンデル=フレミング・モデルに様々な条件を導入してモデルを拡張する。
(前回小テストの復習と授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回授業用ハンドアウトの配布および予習の指示
授業実施特記
第9回 内容
国際収支と国民経済(1)
 国際収支統計について説明し、国際収支表の読み方を概説する。
(前回小テストの復習と授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回授業のハンドアウトの配布および予習の指示
授業実施特記
第10回 内容
国際収支と国民経済(2)
 国際収支表の主要項目について説明する。
(前回小テストの復習と授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回授業用ハンドアウトの配布および予習の指示
授業実施特記
第11回 内容
国際収支と国民経済(3)
 経常収支と、それを構成する各項目について説明する。
(前回小テストの復習と授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回授業用ハンドアウトの配布および予習の指示
授業実施特記
第12回 内容
国際収支と国民経済(4)
 資本収支と、それを構成する各項目について説明する。
(前回小テストの復習と授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回授業用ハンドアウトの配布および予習の指示
授業実施特記
第13回 内容
国際収支と国民経済(5)
 国際収支統計と国民経済計算の関連について説明する。
(前回小テストの復習と授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次回授業用ハンドアウトの配布および予習の指示
授業実施特記
第14回 内容
国際収支と国民経済(6)
 国際収支統計を国際経済の分析に用いる方法と注意点について説明する。
 
(前回小テストの復習と授業終了時における小テストの実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) 春季授業の未消化の点の確認及び質問の準備
授業実施特記
第15回 内容
講義のまとめ
 講義のまとめと質問、定期試験の実施要項発表
授業時間外における学修(予習・復習等) 特になし
授業実施特記