第1回 |
内容
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ガイダンス授業 1.学問のすすめ 勉強から学問へ 2.公的存在としての人間 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
「公共性とはなにか」『ゼミナールで学ぶ政治行政学』(国士舘大学政経学部政治行政学科、2015年)を事前に読んできてほしい。 |
授業実施特記 |
特になし。 |
第2回 |
内容
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ギリシアと政治 1.広義の政治と狭義の政治 2.権力 3.権威 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
講義のレジュメを配布するので、レジュメをよく読んで講義内容を咀嚼してほしい。 |
授業実施特記 |
レジュメを配布 |
第3回 |
内容
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ギリシアポリスの形成 1.ポリスとは 2.武装自弁の市民戦士 3.法の支配と自由 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
配布したレジュメで必ず復習をしてほしい。 |
授業実施特記 |
レジュメを配布 |
第4回 |
内容
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軍制と民主化 1.重装歩兵の密集方陣 2.ソロンの改革 3.ガレー船 4.クレイステネスの改革
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授業時間外における学修(予習・復習等) |
配布したレジュメで、復習をしてください。 |
授業実施特記 |
レジュメ配布 |
第5回 |
内容
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空間の政治力学と政治体制 1.古代帝国と権威 2.ポリスと古代デモクラシー 3.ペルシア戦争 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
配布してレジュメで、空間的距離がもたらす心理的効果についてもう一度復習し、自分のモノにしてください。 |
授業実施特記 |
レジュメ配布 |
第6回 |
内容
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アテナイデモクラシーとソフィスト 1.自治 2.言論による政治 3.倫理共同体 4.ソクラテスの登場 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
デモクラシーというのが、人々が対等な関係のもとで成立するということ、そしてデモクラシーの要諦が、言葉による説得と納得であるということを理解するように、講義ノートとレジュメで復習してください。 |
授業実施特記 |
レジュメ配布 |
第7回 |
内容
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ソクラテスとプラトン 1.ソクラテスの殉教 2.プラトンの生涯 3.プラトンの哲学
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授業時間外における学修(予習・復習等) |
プラトンの哲学の意義について、レジュメで復習していてほしい。 |
授業実施特記 |
レジュメ配布 |
第8回 |
内容
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プラトンの国家論 1.プラトンの国家論 2.システムの構想 3.哲人王の政治 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
前回配布したレジュメで予習をしてきてください。 |
授業実施特記 |
レジュメ配布 |
第9回 |
内容
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プラトン哲学とアリストテレス哲学 1.生涯 2.哲学の違い―プラトンとの比較で― 3.学問の体系―実践学としての政治学― |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
レジュメを配布するので、復習と次回の予習にあててください。 |
授業実施特記 |
レジュメを配布 |
第10回 |
内容
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アリストテレスの政治学 1.政治学の方法 2.政治的動物 3.政治論 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
配布してあるレジュメでもう一度アリストテレスの政治学についてきちんと復習してください。 |
授業実施特記 |
特になし。 |
第11回 |
内容
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拡大する共和政ローマ 1.ローマの建国と市民団 2.身分闘争 3.諸国間戦争とローマの市民権 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
配布するレジュメで復習と次回の予習をしてください。 特に市民権に着目して、ギリシアの閉鎖的な市民権に対し、ローマが市民権を積極的に付与する開放的とも言える市民権政策をとることで、ローマの拡大の基礎を作っていった。都市国家ローマが、世界帝国としてのローマにまで拡大していく秘密が、この市民権政策にある。そのことを理解できるようにしてください。 |
授業実施特記 |
レジュメの配布 |
第12回 |
内容
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内乱の一世紀とキケロの政治思想 1.内乱の一世紀 2.カエサルとキケロ 3.自然法と正義 4.政体論と指導者の義務 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
政治家でもあったキケロが、カエサルとの闘争に敗れた後の数年で精力的に執筆した国家論、政治論を紹介する。ギリシアとは違う、ローマの政治思想の特徴を理解してください。 |
授業実施特記 |
レジュメの配布 |
第13回 |
内容
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ローマ帝国とキリスト教 1.ローマの平和 2.キリストの誕生とキリスト教 3.なぜキリスト教は世界宗教となったのか |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
「人はパンのみに生きるのあらず」ということを裏書するのが、内乱の一世紀を乗り越えローマの平和を達成したローマ帝国でのキリスト教の布教・拡大である。講義で新約聖書のマタイ伝を読むつもりですが、もしも興味があったら、手にとって読んでほしい。 |
授業実施特記 |
レジュメを配布 |
第14回 |
内容
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教父アウグスティヌスの政治思想 1.キリスト教の公認と国教化 2.アウグスティヌスの生涯 3.ローマの劫掠と『神の国』 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
古代世界から中世世界への、つまり、中世ヨーロッパがキリスト教共同体になる舞台回しをした重要な神学者にして政治思想家である。配布したレジュメをもとに、アウグスティヌスが、どういう時代背景から出てきたのかを理解して、次回の講義に臨んでほしい。 |
授業実施特記 |
レジュメを配布 |
第15回 |
内容
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アウグスティヌス2 1.キリスト教の世界解釈 2.自然秩序と人間の本性 3.「神の国」と「地の国」の闘争 4.キリスト教と政治 5.アウグスティヌスの現実主義 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
前期の最後の授業である。これまで学んできた思想家についてレジュメを参考に整理して試験に臨んでほしい。 |
授業実施特記 |
レジュメを配布 |