最終更新日:2016/04/01
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期,(週1コマ)春期 開講時限 木1,木3
開講学部・学科等 体育
科目コード 622011100 科目ナンバー
授業名 体育方法学・実習(ソフトボール)
英文授業名 Method for Athletics (Softball)
担当教員 及川 研

授業形態 実験・実習・実技
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード ソフトボールの技術習得、ゲームの進め方理解、指導のために必要な知識習得

授業の概要・ねらい ベースボール型球技の典型としてソフトボールをとりあげ、投げる・捕る・打つ・走るの方法や技術を理解し、ルールやゲームのしかたを知る。また、児童・生徒への指導をすることを視野にいれ、技術のポイントや指導方法・練習方法、連係プレーの要点、ゲームの行わせ方、安全上の留意事項、なども学ぶ。
到達目標 スムーズにソフトボールのプレーができるようになること。指導に必要な知識・技術の概要が身につくこと。
教科書と準備するもの 教科書はなし。
ソフトボールを行える服装、シューズ、帽子(日差しが強いとき)。
グローブがあれば持参してもよい。
参考書 特になし。
授業時に記録用紙を配布する予定。
評価の基準 おおよそ、授業内容についてのノートテーク(40%)、授業内での技術・知識の向上への取り組み(40%)、期末での知識・技術の到達度(20%)で評価する。
具体的評価方法 ノート内容のチェック、授業途中の各段階における簡単な実技テストなどを予定。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ひねりや曲げ・回転を用いる、野球型スポーツに特徴的な動作について。
それを意識した準備運動と、ボールを投げる・バットを振る際の回転運動の意味について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)授業での説明内容をノートにまとめる
(予習)運動ができる状態に体調を整えておく
授業実施特記
第2回 内容
ボールを投げること。
ボールを投げるに際して、前提となる2~3の基礎動作があることを確認する。
たとえば「リリース時に指先からボールがどのように離れるのか」「腕振り前に肩関節・肩甲骨の十分な回旋がなされるか」「主に腕のムチ運動が利用できているか」などである。
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)授業での説明内容をノートにまとめる
(予習)野球型スポーツに必要な体の動きができるように馴らしを行っておく
授業実施特記
第3回 内容
送球と捕球。
投げる動作が「体重移動」「回転運動」「ムチ運動」の組み合わせで成り立つことを踏まえ、投げる練習を行う。また、投げられたボールの捕球方法の説明を聞き、練習する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)授業での説明内容をノートにまとめる
(予習)ボールリリースについて、習熟するまで必要に応じ、練習する
授業実施特記
第4回 内容
フライを捕る。遠くから飛んでくるボールの落下点を考えた捕球方法のコツをおさえて実地に練習する。
あわせて、簡易のゲームを並行して行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)授業での説明内容をノートにまとめる
(予習)スポーツ場面で見られる投動作を観察し前回説明内容を理解する
授業実施特記
第5回 内容
バウンドしてくるゴロの捕球。
グラブや体の使い方とともに、バウンドの見方やリズムの持ち方を知る。
守備を意識した、簡単なゲームを行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)授業での説明内容をノートにまとめる
(予習)ゲーム時の動きを想定・準備する
授業実施特記
第6回 内容
ボールを打つ。
バットを振る動作が主に「回転運動」「ハンドワーク」「ムチ運動」の組み合わせで成り立つことを踏まえ、スイング及び打球練習を行う。
「ティーボール」のゲームを紹介し実際に行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)授業での説明内容をノートにまとめる
(予習)ゲーム時の動きを想定・準備する
授業実施特記
第7回 内容
バッティングの段階を進め、投げられたボールを打つ。
ボールが飛んでくるタイミングをはかり、ボールとスイングのタイミングを合わせるための要点を知る。
進度に合わせたゲームを行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)授業での説明内容をノートにまとめる
(予習)バットを振る動作に習熟すること。必要に応じ指示するドリルを行ってくる。
授業実施特記
第8回 内容
守備における、ボールを持たない人の動きや守備連携とその狙いについて知る。
たとえば、打球予測、守備位置、打球へのスタート、カバーリング、ベースカバー、送球プレーなどについて扱う。
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)授業での説明内容をノートにまとめる
(予習)バットを振る動作に習熟すること。必要に応じ指示するドリルを行ってくる。
授業実施特記
第9回 内容
グラブの使い方。
手での捕球技術とグラブを使う技術の双方ができてはじめて、打球に対する守備が可能なることを確認する。
ソフトボールのゲームを行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)授業での説明内容をノートにまとめる
(予習)ゲームでの動きやポジション・作戦などに対するアイディアを各自用意する
授業実施特記
第10回 内容
投手の投球(主にスローピッチ)について。
投手・打者の勝負と、ルールやかけひきについて。
ゲームの中での攻防を考える。
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)授業での説明内容をノートにまとめる
(予習)ゲームでの動きやポジション・作戦などに対するアイディアを各自用意する
授業実施特記
第11回 内容
走塁とそのルールについて知る。これを踏まえて、守備側のフォースアウト・タッチアウトの取り方、ダブルプレーについても扱う。
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)授業での説明内容をノートにまとめる
(予習)説明されたケガ防止についての注意点を各自整理し実行できるように準備する
授業実施特記
第12回 内容
ゲーム。
ゲームの中での攻守の作戦を考えることに意識を置く。
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)授業での活動内容をノートにまとめる
(予習)前回配布した基本的ルールについて学習する
授業実施特記
第13回 内容
ゲーム。
ルールのアレンジによって、おもしろさを増すことができる点について実習する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)授業での活動内容をノートにまとめる
(予習)付加ルールのアイディアを用意してくる
授業実施特記
第14回 内容
ゲーム経験を踏まえて、課題や苦手点を克服する練習方法について考える。
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)授業での活動内容をノートにまとめる
(予習)ゲーム中に感じた課題や苦手点を整理しておく
授業実施特記
第15回 内容
ゲーム。
自在にゲームを展開できることの確認。
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)学習したことを振り返り、後に活かせるようにする
(予習)これまでの学習での理解不足・未習得がないか確認しておく
授業実施特記